売れるきっぷをつくりたいなの！

「マスターマスターマスターマスター！　記念きっぷ、本当に発売してもらえることになったなの！」

マルロ、とっても嬉しいの！
マルロのヘッドマークを掲出する列車を走らせてもらえるうえに、走行記念のきっぷもつくってもらえるなんて！

いよかん鉄道から移籍するときは怖くていやでしょーがなかったけど、
こーんなに大事に扱ってもらえて、感謝感激雨あられなの！

だからマルロ、いつかなにか恩返し――！！！？

「待ってなの！　マスター」

きっぷが全然うれなかったら、恩返しどころか、マルロ、会社に損害……やっぱり出させちゃうなの！？

だったらだったら、きっぷ、絶対うらなくちゃなの！！