新観光列車計画の進捗報告です
みなさんこんばんわ。レヱル・ロマネスクシリーズの原案、シリーズ構成を勤めます、進行豹です。
以前に初報お出しいたしました「新観光列車計画」(仮称)
できれば先月中に形になったものをお出ししたかったのですが、
なれない――というかめちゃくちゃ長いブランクがあるたぐいの作業にとりかかっており。
かつ、ツール類を一新する必要があり。
さらには、分業の1工程を担当するので、あとの方にわかりやすいような作業をできれば行いたい――
などなどの諸事情あり。
結果、組んではバラし組んではバラシ――を繰り返し、試行錯誤するようなターンを続けてしまっておりました。
のですがしかし、本日
「このやり方なら、多分上記を満たしつつ、かつ今後やっていきやすい形になってるのでは?」
とわたくしとしては思えるところにひとまずある程度を落ち着けることができましたので、そのチェックバックを待っております。
チェックバックの結果しだいでまたあれこれ変わってくるかとも存じますが、
なるたけ早く、なるたけしっかりとした形の、そして「面白い!」とお感じいただける、
わたくしの担当物をこちらでお見せできればと強く思っておりますので――
どうぞいましばらく、そちらの方、ご期待の上お待ちいただけますと、とても嬉しく存じます。
それはそれとし、先日リリース予告がございました
「ゆめぐりASMR はるりんどう」
あなたとともに癒やしの時間を過ごす はるりんどうの車輌である、
「箱猫登山鉄道チキ2形電車」とも関わりがあるようなないようなな、
面白いニュースをわたくし、ネットで発見いたしました。
スイスのレーティッシュ鉄道が、100両編成の列車を走らせた……
というニュースです。
このニュースがなぜ、はるりんどうとの関連を持つのか。
お詳しい方にはすでにおわかりかとも存じますが、そうでない方もいらっしゃるかと想像いたしますので、そのへんを短いお話に書いていければと存じます。
あらすじは下記となりますので、
よろしければどうぞご笑覧のほどいただけますと幸いです。
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『ダブルのダブルな はるりんどう』
<あらすじ>
マスターくんの用事の間、ぼんやり眺めていた新聞に
はるりんどうは、興味深い記事を発見します。
はるりんどうの半出身地――スイッツアに関する、鉄道ニュースを。
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(登場レイルロオド紹介)
「はるりんどう」(箱猫登山鉄道チキ2形110号機専用レイルロオド)
<出身> 日ノ本 帝急車輌製造
<所属路線> 箱猫登山鉄道 (小田藁駅~強裏駅)
<能力・性格> はるりんどう(春竜胆)は、箱寝の山地で見られる薄青色の小さな花をつける植物の名前。
チキ2形110号は、水色+クリームの塗装でロールアウトされたため、専用レイルロオドは色にちなんで『はるりんどう』の名を与えられた。
名前が長いので「おはるさん」などとも呼ばれる。
ゆるふわ系に見られがちだが、その実、登山大好きな健脚レイルロオド。
乗務サポート等のレイルロオドに必須の能力はまぁ平均なみか、平均にやや劣るくらいだが、自身の体験も混ぜ込んだ登山情報を提供できるので、登山客からの人気は高い。
インドア派で運動不足気味のマスターをしばしば山歩きに誘い、10%くらいの確率で勧誘成功している。
そのときにはマスターの体力にあわせ、ハイキング、ないしピクニックと呼ばれるレベルの軽山行を堪能している。
マスターは何代か代替わりしていて、今のマスターは去年運転士資格を取得し、運転士になったばかりの新人。
「新人はベテランと組ませて業務を覚えさせよう」はるりんどうと組み始めて、まだ9ヶ月しか経っていない。
大した能力は無いけれど、特殊な装備や工夫がたくさんの登山電車レイルロオドとしては経験ゆたかで明るいはるりんどうと、
将来性豊かで素質に満ちるが繊細な面があるマスターとは相性がよく、
事務作業等の緻密さを求められる面ではマスターがはるりんどうを支え、経験がものを言う局面や精神面では、はるりんどうがマスターを良くサポートしている。
マスターは少年期からはるりんどうに憧れて運転士になったので、実は近くにいられるだけでドキドキで、それが緊張しやすさをいっそう強めてしまっているのだが、
はるりんどうはさっぱりその事実に気づいていない。