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獣の数字 666

こんにちは、ターロウです。

今日は6月6日。

そうだ、666という数字にまつわるお話をしよう。

そう思いました。


【西洋で暗号的に数字を用いるのには深い意味が隠されているから】


いきなり本題に入りますが、666は聖書からの数字です。


新約聖書で書かれている有名な世界の終わりヨハネの黙示録に数字666は出てきます。

(ヨハネの黙示録は新約聖書の最後に収められており、聖書の中で唯一、「予言」の様相を呈しています)


《ここに、知恵が必要である。 思慮ある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間をさすものである。 そして、その数字は六百六十六である。》「ヨハネの黙示録 第13章18節」

ここだけ読んでも、何のこと??ですよね。


聖書によると、

「666は獣の数字であり、人間を指すもの」となっております。


ところで聖書ですが、

旧約聖書はヘブライ語(ユダヤ人の言葉)で書かれており、

新約聖書はギリシャ語で書かれています。


そしてさらに重要なことがあります。

ヘブライ語のアルファベットも、ギリシャ語のアルファベットも

どちらも数字にそれぞれ置き換えることが出来るのです。


日本語でいえば、50音のあいうえおを数字に置き換えるようなもの。


たとえば、

あ=1

い=2

う=3

え=4

お=5


もし文章中で、青いものを暗示したいときは、

数字で「15」と書いておけば、

解読する人は、何か青いものが暗示されていると気づくわけです。


例(そして朝が来た。本をめくる手が15ページで止まった。鍵はいずこかと尋ねた)

こう書いておけば、鍵は青の間(青の間と呼ばれる部屋があると仮定して)、その青の間に隠されているのではないかと解読する人も出てくるでしょう。


そういう風に書かれているのが「聖書」なのです。

ですから、ヘブライ語をそのまま日本語訳にした聖書を読んでもチンプンカンプンなのは仕方ないです。

聖書に書かれている文章を読むだけで数字が浮かぶ。

数字を浮かびあがらせるためにはヘブライ語でそのまま読まなければいけないのです。


【ヘブライ語で読むと、そこにはヘブライ語で書かれた文章と共に数字が浮かびあがる】

その数字を解いていくのが聖書に封じこめられた意味を解読することに繋がります。

ヘブライ語も、ギリシャ語も文字がそのまま数字を表すので、

聖書に書かれた文章を読むと同時にそこに数字を見ることが出来るのです。


文字と数字を読み解くときに使うのが、「ゲマトリア」。

古代ユダヤが聖書に封じこめた暗号はゲマトリアを使用しないとなかなか解くことは難しいと思います。


ヘブライ語のアルファベット表。数字をそれぞれ表す。



ハリウッド映画「ダヴィンチコード」

これも暗号を読み解く映画でしたが、ゲマトリアを知らないと映画を見てもよく意味が飲み込めなかったと思います。

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