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後生だからここらで「suddenly 〜巡り合えて〜」の話をさせてほしい

こんにちは。かみなりひめです。

実はこれを執筆しているその日こそ、
久々に仕事のない日曜日でごさいます。

ライブの日すら仕事から会場へ直行して
参戦していたとんでもない日々をくぐり抜け、
やっと少しゆっくりできています。

喧騒に追いかけられているうちに、
もう1週間の月日が経ってしまいました。

NANA MIZUKI LIVE JUNGLE 2024
完走お疲れさまでした!

融合と共存」が意識されたセットリストで、
コール&レスポンスがあって初めて完成する楽曲が
目白押しで、「アフターコロナにあってのライブ」
ということを強く感じました。

特に千秋楽公演では、
「POWER GATE」や「New Sensation」、
さらには「SUPER GENERATION」などの
歴代屈指の応援歌たちが勢揃いし、オタク大歓喜。

前述した楽曲がいち公演のセトリに
揃うのはかなり久しぶりとのことですが、
そのなかにはこの曲も含まれていたのでした。

水樹奈々「suddenly 〜巡り合えて〜」

水樹奈々現場でのワタクシを知っている方は、
「ROMANCERS‘ NEO」や「Don't be long」が
ワタクシの好きな曲と認知しておるでしょう。

でも、この「suddenly 〜巡り合えて〜」も、
ワタクシにとってとても大切な曲であるのです。

今回は、そんな「suddenly ~巡り合えて~」との
想い出を綴っておきたいという記事でございます。


1. 実は最初に聞いたのは‥‥。

中学生の頃、リリカルなのはStSから
水樹奈々と田村ゆかりを知ったワタクシ。

はじめて行った水樹奈々のイベントは、
「Trickster」を1枚だけ買って応募して当てた
コマ劇場での座長公演でした。

まだ楽曲もほとんど知らない状態で参加して、
その中でもなんとなーく覚えていたのですが、
はじめてこの楽曲を聞くことができました。

水樹奈々「Brilliant Star」

この後にこの曲を聴くのに、まさかGRACE Ⅲを
待たないといけなかったのはなかなか面白い話。

ぼんやりと曲名が頭にとどまったのみで、
どんな曲だったかもそんなに覚えることもなく、
その日は会場を後にしました。

さて、少しずつではありますが着実に
水樹奈々にハマっていったワタクシは、
新曲だけでなく既存曲のCDを集めていきました。

そんななかで、
suddenly ~巡り合えて~ / Brilliant Star」を
やっと手にして聞いてみたわけです。

「あー!この曲か!」と膝を打ったのも束の間、
あることに気が付いてしまいました。

「このシングル、発売日がワイの誕生日では?」

そうです! (CV:伊波杏樹)

このシングルの発売日は2002年9月25日。
年は違うものの、同じ日にこの世に生まれており、
まだ聴けていない「suddenly ~巡り合えて~」に
とても興味を抱くことになったわけです。

2. やっと訪れたその日

その後、LIVE GAMES 2010 -BLUE STAGE-にて
ライブデビューを果たすものの、その後は
大学受験のためにしばしおやすみしました。

その間にも、「suddenly ~巡り合えて~」は
様々な公演での披露を重ねていきました。

大学受験を経た後のLIVE UNIONでも、
そしてLIVE FLIGHTでも見事にかわし続け、
巡り合えないままに月日が流れました。

友人が参戦したFLIGHT大阪の映像を観て、
うらやましくもありつつ、いつか出会える
その日を待ち遠しくも思いつつ‥‥。

その日はちゃんとやってきました。

爆裂の「ETERNAL BLAZE」から開幕し、
「残光のガイア」を経た3曲目。

東京ドームという最高に申し分ない地にて、
やっと巡り合えたのでした。

矢吹俊郎さんの楽曲ということもあり、
バックバンド・チェリーボーイズの皆さんも
演奏中にコーラスを入れてくれる姿に感動。

またファンのコール&レスポンスをもって
曲が完成していくその様子にも胸を打たれ、
感動の1曲は瞬く間に聴き終えてしまいました。

そこからというもの、ワタクシにとって
特別感が増した「suddenly ~巡り合えて~」。

自分の誕生日にはあわせて
suddenly ~巡り合えて~」の誕生日を祝う
ようにもなりました。

3. 社会と自分の変化を経て

その後、2019年のLIVE EXPRESSでも聴けた
suddenly ~巡り合えて~」でごさいましたが、
これからやってくる社会の激動を、このときは
まだ予想だにしていませんでした。

新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、
2020年に開催予定だったLIVE RUNNERは中止。
しばらくはオンラインイベントが続きました。

少し制限も緩和されつつあった2022年に、
LIVE RUNNER 2020→2022としての実施が決まり、
久々の現場だと意気込んで参加してきました。

そこでも「suddenly ~巡り合えて~」は
しっかりセットリストに入っていたのですが、
こちらもいささか様相が異なっていました。

もちろん、コロナ禍真っただ中ですから、
コール&レスポンスはありません。
ペンライトの振り方で表現するほかなし。

ただ、それゆえに気づいたこともありました。

この時にはすでに、水樹奈々さんご本人以上に
バックバンド・チェリーボーイズの音を聴きに
行くことが増えていたワタクシ。

2番サビが終わってからの間奏を迎え、
渡辺格さん(Gt)と北島健二さん(Gt)のお二人が
ステージ中央にいるお奈々さんに近づきます。

そして始まるツインギターのユニゾン。
LIVE SENSATIONからお奈々さんを支え続けた
お二人の溶け合うようなギターサウンドに、
なぜかものすごく、無性に惹かれたのです。

そして、このとき既にワタクシには、
大切な人の存在がありました。

suddenly ~巡り合えて~」を聴くと、
本当に素敵な歌詞であると同時に、
その方のことが頭をよぎっていくわけです。

振り向けば君がいて 知らぬ間に守られて
素敵だね君といるから 笑顔でいられる

(水樹奈々「suddenly 〜巡り合えて〜」)

想い出を塗り変えて 歩き始めるんだね
疑いも寂しさもサヨナラして

(水樹奈々「suddenly 〜巡り合えて〜」)

まるで二人の出会いからゴールインまでもを
見据えるかのような歌詞に聞こえてしまいます。

そんなことを考えたワタクシのなかには
あるひとつの野望が芽生えます。

「suddenly 〜巡り合えて〜」を
彼女と聴きたい!

この野望は、案外すぐ叶えられました。
それこそ、先日のLIVE JUNGLE 2024の
横浜Kアリーナ公演でございました。

横浜両日にふたりで参戦すると決め、
仙台公演でセトリを知ったときはもう感動。

いよいよこの日が来るんだ‥‥、と
なぜかひとりでソワソワしていました。

そして迎えたJUNGLE横浜。
もう、泣くしかありません。私は無力。

自分の気持ちが乗りまくるその歌詞、
隣にはそのベクトルの向く先のお人。
どうしてまともな感情でいられるでしょう?

歌詞だけではありません。
先述した格さんと北島さんのギターさえも、
その感動を大きく増幅させてくれました。

後奏では設楽博臣さん(Gt)も加わって、さらに
豪華に溶けていくサウンドが私の涙腺を破壊。

そんな私の気持ちを、またも歌詞が
代弁してくれました。

いつまでもいつまででも 並んで行けるはずだよ
無邪気な子供の様だね suddenly ときめいてる

(水樹奈々「suddenly 〜巡り合えて〜」)

4. おわりに

実はその前の「時空サファイア」から
すでに感情が大爆発していたのは秘密です。
それは、また機会があればどこかでね。

また、「ROMANCERS' NEO」との思い出は
こちらからご覧くださいませ。

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