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Xferrecords SerumでWaveTableを追加する

DTM関連のメモとして残しておきます。

SerumへのWaveTableの追加手順

1.任意の音声データを読み込ませる

音声ファイルをSerumの波形エディタでインポートするか、メイン画面のOSCの波形表示部分にD&Dする(オプションが表示されるのでどれか選ぶ)
一応どういう音声でもWaveTable化はできるけどWaveTable用途で作られた波形じゃないと使い道はあまりないかもしれない。
イメージとしては音声ファイルの頭から最後のとこまでを256分割して順番にパラパラ漫画のように音を出す感じ。
波形間のつながりはぶつ切りになるのでスムースな音にはならない。ただSerumのエディタ上でゼロクロスとかスムースをかけることができるので波形がきれいに繋がったように加工することはある程度可能。

2.WaveTableとして作成された波形データを読み込む

こちらも手順的にはデータフォーマットはWavとかなので1と同じ手順でいい。
こちらは最初からWaveTable用の波形データなのでちゃんと読み込めればOSCとしてそのまま使える。
注意点としてデータのサンプル数が違う場合がある。
Serumは2048Sample/256という仕様だけど、例えばAbletonLiveのWaveTableは1024Sampleらしい。
ここのサンプル数を合わせてインポートしないと波形の並びがおかしくなって正常な音にならない。
Serumの場合は、読み込ませる時にサンプル数の指定ができる。波形のサンプル数が分からない場合は何回か試せばたぶん分かる・・と思う。

大量のWaveTableを読み込ませたい時

プリセットフォルダの中にある”Tables”フォルダの中に置けば起動時に自動で読み込みされる。
(プリセットフォルダの場所はmenuの中の"Show Serum Presets Floder"から開ける)


注意点としてプリセット内の波形は自動で組み込まれてしまうので、サンプル数が合ってないままになる場合がある。
これを避けるには

  • 波形データのファイル名.txtを作り、中にサンプル数を書いておく。
    例:sound01.wavがあったとして、同じフォルダにsound01.txtを作成。
    テキストファイルに[2048]と記載して保存

  • 波形データの置いてあるフォルダ内全てのサンプル数を指定したい場合は、"FolderInfo.txt"というテキストファイル名にしてその中に[2048]とか書いておけばそのフォルダ内の全てのサンプル数が2048で読み込まれる

WaveTableの作成は難しそうだけど、色々奥が深そう。

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raikaw
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