マシン系おもしろい
AbletonMoveはけっこう使い応えあるのかも
Digitaktと迷った中のひとつ。4TRというのと、演奏パフォーマンス重視なのかなと思ってスルーしたけど、少し突っ込んだレビューも出だしてそのへん見てると最初の印象とはまた少し違ってきました。
16:50~で説明してるドラムラックで音階をシーケンスする方法なんかへーって感じです。
どうやってるのかと思ったらなんとMPEでピッチをつけている笑
ラックにアサインされてるサンプルのMPEのピッチも記録させることで、モノラルだけど音階をシーケンスできますよってことらしい。
そしてそれをLiveに持っていくとちゃんとピッチのエンベロープがMPEでつけられているんですね。
後でそれを分解するのもなかなか面倒そうではあるけど、そういう手段が用意されてるのって好印象。
他にもけっこう細かいとこまで練られていて、シンプルに見えてけっこう工夫されてる部分も多そうだなって印象に変わりました。
結局これを使うならLiveとの連動ありきかなとは思っているんだけど、ハードとしてのパッドやキー類のバランスはいいなと思ってたので今後も情報は追っていきたいですね。Abletonがソフトのアップデートとかどれくらいしてくつもりなのかも気になる。
SEQTRAKは使ってみないと分からなさそう
こちらも気にはなっていたYAMAHAのSEQTRAK。
改めてどんな使い方なのかいくつか動画とか見て回ったんだけど、この機材に関してはちょっと触ってみないと判断つかないなあという印象。
特に本体のサイドについてる小さいボタン類。ここがけっこう押しにくいのでは?という懸念がけっこうあり。
これはそんな頻繁に押さないよね、という振り分けにはなってると思うんだけど、本体に厚みがないのもあってかやっぱりちょっと押しづらそうに感じてしまいます。
アップデートでパターンのコピペ機能が追加されたらしいんだけど、それに至ってはノブ押しながらサイドのキー押しながらステップキーを押す?らしく3つのボタン押しながらはなかなかしんどそうかな、、と。しかもコピペって使い出すとすごい使いたくなる機能だと思うんだけどどうなのかなあ。
という懸念はありつつですが、ポジティブなほうでいうと
音がけっこう良いらしい
見た目はガジェット系なんだけど、出音がけっこう良いという評判もちらほら見かけたりしてます。本体表のレイアウトはとてもスマートに感じる
ドラムキットもシンセも、それぞれのノブ回して3パターン切り替えられるようになっている。全体のパターンバリエーションとは別に、個々のパートを3個(他キー押しながらで6個だったかも)好きに切り替えて組み合わせを変えられるのって、展開をあれこれ試したりするときにすっごい便利そうに思います。
いわゆる抜き差し的にも使えるし、上モノだけ全然違ったシーケンスにパっと切り替えられるとか、キックだけフィルっぽく切り替えるとか色々な使い方が想像しやすい。
SEQTRAKは全体的にパフォーマンスに寄ってる作りだけど、DIgitaktのロジカルに組み立てる感じとは方向性が全然違ってて、これもまた面白いなと感じます。
懸念点は自分で確かめないとなんともってとこはあるんで、コスパも良いのでいつか買って触ってみたい機種のひとつ。
Polyendから新製品「Polyend Synth」が出た
3つのシンセを同時に使えるタイプの機材が出ました。
お値段499ドルで本来ならこなれた価格帯。ただし今の日本だと8万近くになります・・・
内蔵してるシンセエンジン部が8種類とかなり種類が多いですね。
バーチャルアナログ系、フィジカルモデリング系、グレイン、Wabetable系などけっこう網羅している。
面白いなと思ったのが5x12のパッドのレイアウトを自由度高くカスタムできるところ。3つのエンジンを同時に使えるので、それぞれどこのパッドを使うかとかレイアウトのカスタムができるみたいなんです。すばらしい。
シーケンスとしてはアルペジエイターがあるだけ?っぽくてそこは残念。なんだけど、動画を見ると分かるんだけど1シンセはラッチして他をアルペジエイターで演奏したり、ループ状態でドローンぽく鳴らしてたり、けっこう色んな応用ができそうにも見えますね。
ステップシーケンスこそないものの?アイデア次第ってとこでしょうか。自分だとリズム部分をDigitaktにまかせて上モノをこっちで鳴らすみたいな使い方をイメージしてもけっこう良さそうに感じます。シンセの音も好みっぽいんだよなあ。
まあ新製品もどんどん出てきたりこのへんのハード機材は盛り上がってるんですかね?
個人的にはDigitaktを買ったことでハード機材に熱が高まってますけど。
もはやなんでもありなソフトの世界と違って物理的な縛りがあるぶん、各メーカーの個性が出やすいんだなと改めて感じますし、そこが面白さなのかなとか思いつつ、おサイフ的には厳しいのでしばらくはDigitaktで頑張ろうかな。