妄執日記4 そら血
凄い一日です。
朝起きる。
AM6:00を確認。
朝食に簡単な和えパスタとトマト(デカいやつを櫛形に切った)を食べる。
その後に洗顔→化粧水→なんかローション→BBクリーム→フェイスパウダーのコンボをちゃんとやった。
前髪とボリューム感だけワックスで整えて職場に向かう。
メイクとか整髪して職場へ向かうのは初めてだ。
目の隈が目の周りをぐるりと取り囲んでいたから仕方ない。
この時点で躁状態にあったのは言うまでもない事です。
躁状態になった私は無敵で、
普段話しかけない、関わりのない方にも大声で朝の挨拶をする。
ズバズバと次の作業の確認と分担を提案し、テキパキ働き、普段の1.3倍くらいの速度で動きまくった。
そして最高の状態で迎えた昼下がり。
突如としてトイレの中で鼻血を垂れ流した。
原因は昨晩に鼻毛カッターで深追いしすぎたから。だと思います。
ありえないくらいに溢れ出した(コカコーラを美味しいと思うギリギリの量くらい)。
ウェットティッシュで必死に鼻を摘みながら30分ほど休みをもらった。
その時点で完全に気分のスイッチが切り替わった。
完全なる鬱になった。
体調不良を押して来月辞める職場で頑張ったらこうなります。
立っているだけで立ち眩みが起こり、思考の半分が自責の念に(もう半分は他人が死んだ話のリピート)
こうなるともう思考は止まらない。
あまりに思考が加速しすぎると恐ろしいくらいに人は揺れる。
実際に左右に揺れているわけではなく、耳の中にあるという三半規管がグラグラ揺れているようになる。
ディズニーランド(?)にある船が揺れるアトラクション。
アレを想像してもらいたい。
アレくらい揺れた。(外側から見れば震えているだけ)
38℃を記録した猛猛暑日、悪寒と震えと悪思考を連れて私にだけ冬将軍が訪れていた。
朝「世界で一番カッケェのは俺だ!」
昼「鼻血出しちゃった」
夕方「あぁ、死ぬんだ俺」
まとめるとこんな感じ。
鬱になった時って「死にたい」とかじゃなくて「死ぬんだなぁ」と思います。
退勤に使う駅のホームで足を踏み外して、
帰り際に信号を間違えて、
普通に脳の病気で、
「死ぬんだなぁ」って思います。
実際にはそんな事は一つも起こらず私は無事に帰ってきました。
嘘をつきました。
電柱に頭頂部をぶつけました。
首の方が心配。
帰ってきたら再び躁に入り、転職サイトやら雇用保険やら職業訓練等の情報を集めて悦に浸りました。
「何でもできるじゃん!」と思いました。
それは躁鬱と発達障害と適応障害を併発していても同じ事が言えるのでしょうか。
凄い一日だ。
躁→鬱→躁の波が激しい。
サーファーの皆様見てますか?
来てますよ。