【ゆるゆる検証】ボイロ劇場におけるいいね!率と稼ぎ方考察【自己流】
こんにちは、ラインカーネーションと申します。
今回はタイトルの通り、いわゆるニコニコ動画の一ジャンルである、「VOICEROID劇場」におけるいいね!率の考察です。
かなり自己流の記事となっていますので、ご注意ください。
いいね!率とは
当記事内で扱ういいね!率とは、
(いいね!数/再生数)×100[%]で導き出される数値のことを指します。(小数点第二位以下切り捨て)
例示すると1000再生に対して70いいね!だった場合、
(70/1000)×100で7[%]となります。
さて、昨今のニコニコ動画のランキングにおいて、このいいね!という数字は非常に重要なファクターを担っています。
その為、この「いいね!率」は動画の伸びに直結しうる重大な指標と言えます。
今回の記事ではその「いいね!率」の比較検証と個人的主観における稼ぎ方を考察していきます。
自作動画同士での比較検証
これらは同時期に上げた二つの自作動画です。
今回の比較検証ではこの二つを使用していきます。
サンプルとしての母数が少ないのですが、ほぼ同時期に同じようなジャンルかつフォロワー数も似通っている動画でないと比較が難しいと思ったので。
(あと人様の動画は出来れば比較したくないです)
それではいいね!率の計算をしていきます。
上→10.9%
下→13.6%
と両者間で2.7%の差異が発生しています。
これは1000再生辺り27いいね!の差異です。
結構大きいですね。
ランキング順位に影響しそうです。
さて、これらの動画の相違点を探り、いいね!率の差異の理由について考察していきます。
①作品としてのクォリティ
正直に言って、これが最も重要な部分であると認識はしているのですが、自身の動画について「アレよりコレが良い」みたいな事は言えません。
というか差が作者である私にもわかりません。
再生数に関してはかなり近いため、それほどクォリティの差は無いと判断します。
よって今回はクォリティによる影響は考慮しないものとします。物理の教科書?
②動画時間
基本的にいいね!とは良かった作品に対して評価をするために押すものです。
そしておおよその場合、作品を最後まで見てから押されるものです。最後まで見ずに評価は下しにくいですからね。
さて、2分の動画と5分の動画。
どちらが最後まで見られやすいでしょうか。
当然前者です。 人間の集中力って案外すぐに途切れますし、「なんかもういいなあ」と感じたらすぐにブラウザバックするのが視聴者というものです。
いいね!という評価が作品全体を通して行われる都合上、やはり短い方が押されやすいと考えて良さそうです。
そういう意味で、下の動画(ゆかり(雫))の方がいいね率が高いことには納得が行きます。
③いいね!催促
実は、案外なことなのですが、視聴者の多くは動画を見ているときに「いいね!」の事など忘れています。
動画に集中していたり、単純に横で流していて画面をあんまり見ていなかったりするわけてすね。
その為、多くの動画投稿者は動画末尾や説明欄等に「いいね!」を催促するメッセージ等を書いています。
これらは「いいね!乞食」としてむしろ押す事を取り止める方もいますが、全体を通して見ると高い効果が得られています。
案外視聴者は優しいものです。お願いしたら押してくれます。
さて、上記2つの動画内でのその催促を比べてみましょう。
このように上記2つの動画それぞれでいいね!催促を行っているのですが、ここで一つの差異が生じています。
下動画-③動画末尾でのいいねコメ誘導です。
これが非常に効果的だと感じています。
実は動画説明欄というものを見る程の熱心な視聴者というものは少なく、誘導をしても効果が薄いです。
それに比べて動画末尾でのいいねコメ誘導は、動画を最後まで見てくださる視聴者の方々には必ず目に止まります。
その為、下動画に多くのいいね!が集まり、上述したいいね!率の差異が生まれたと考えられます。
いいね!稼ぎ方考察
それでは差異についての比較検証を半端に終えて、いいね!の具体的な稼ぎ方について考察していきます。
①作品としてのクォリティ
これはもう小手先じゃどうにもできないので諦めます。
②動画時間
上述の差異から見て取れるように、動画時間は短い方がやはり「いいね!」数に好影響だと考えられます。
しかし、そうは言っても急に短い動画をポンと出すというのは見た目以上に難しいものです。
その為、細かな技法をいくつか組み合わせて動画時間を短くしていこうと思います。
一 話速を早める&台詞間の隙間を詰める
最も手っ取り早く短く出来ます。
ただ聞き取りづらくなる恐れもあるので、字幕等を入れたり、台詞音量を上げてケアしましょう。
二 細かなシーンを削る
例えばコメディ作品などでは小さなボケを一つ削ってみたり、
ラブな作品では出会いを削ってみたり、
そういった小さな節約を重ねると時短に加えて、テンポ感の向上も狙えると思います。
(極論、エンディングクレジット等も削って投稿者コメントに書いておく、という対策もあります)
三 台詞から感嘆詞を抜く
いわゆる「ああ」や「うん」、「はい」等の感嘆詞を徹底的に削る手法です。
何の情報にもならず、積み重なって無為な時間ともなっているこれらの言葉を減らすことで、積もり積もって全体的な動画時間削減効果が狙えます。
これらの手法を組み合わせてより短く、テンポ感に溢れた動画を目指すのが、「いいね!」を稼ぐのに効果がありそうです。
③いいね催促
前述しました通り、視聴者は案外「いいね!」のことなんて忘れています。
その為、押し忘れ防止及び催促を行う事は非常に効果的です。
編集のコストに関しても、「いいねお願いします!」といった台詞や、「いいねボタン」等の素材を用意すれば簡単に催促が行なえます。
コストパフォーマンスに優れ、特別なセンスも必要ないこの手法が手っ取り早いですね。
そして非常に効果的です。
毎回動画内容に合わせた催促小芝居等を挟むと更に効果的らしいです。
④いいねコメントを書く
ニコニコ動画ではいいね!を押すと「お礼メッセージ」と呼ばれる40文字程度の投稿者コメントが見られます。
視聴者目線での話になるのですが、いいね!を押してこのいいねコメントが空っぽだった時、けっこうガッカリします。
人は見返りを求める生き物なので、同じいいね!ボタンを押して、
「ありがとうございます!」と書く投稿者と「……」と、完全に空っぽな投稿者。
どちらに対して今後もいいね!を押したいかと言われれば、圧倒的に前者です。
人によっては空っぽのコメントを見て身勝手にもいいね!を取り消すかもしれません。
つまりいいね!コメントをしっかりと設定することで今後の「いいね!」を獲得するという考え方ができるわけですね。
また、動画内容に沿ったいいね!コメントを設定すると更に効果的だと考えています。
まとめ
いいね率を高めるための稼ぎ方をまとめると、
①動画時間を程よく削る
②いいね催促を【動画内で】行う
③いいねコメントをしっかりと書く
この3つが大切になってきそうですね。
私の今後の活動の参考とさせていただきます。
終わりに
これは完全に精神論なのですが、投稿者になってから他の方の動画に積極的にいいね!を押すことが増えてきました。
その理由はもちろん面白い動画を見させていただいたから、というのもあるのですが、「人に与えない者が与えられるわけがない」といった考え方を得たからでもあります。
等価交換ですね。
さて、つまり何が言いたいかというと、
いいねください!!!!!!!!
最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは私はボタンを連打してきます。
皆様、さようなら。