エンジニアじゃない私がITブログをかいている理由
※ 発言は個人の責任であり、所属する組織の見解を代表するものではありません
Name : Raika Tanaka
Title : UX Expert
お仕事の依頼 : hello@dxlabo.design
はじめまして、Google Workspaceをはじめとする様々なSaaSをエンンジニアやITが得意な人だけでなく、会社のみなさんに本質的に使いこなしてもらう為のITブログを公開しています。
私はUX Expertという「ユーザー体験」のエキスパートとして働いています。UXというとウェブサイトやアプリデザインを思い浮かべることが多いですが、顧客体験や従業員が会社で働く体験といったこともUXです。
30年前とあまり変わらないスタッフ業務
『紙や鉛筆を使っていた時代から、今パソコンやメールを使う時代になって、30年前の働き方と今とで働き方って本当の意味で進化したのか?
従来の作業が電子化されただけではないのか?』
これはGoogleの働き方改革に関するプレゼンテーションにて、自分自身ぐっときた言葉です。インターネット出現から25年以上、これによる時代の変化を日常でも感じる機会はかなり増えたかと思います。しかし、対カスタマー向けのサービスのUI / UXがぐんぐん向上していく中、会社で裏方を担当しているスタッフの日々の業務はどうでしょうか?
比較してみましょう
プライベートでNetflixにユーザー登録する時はこんなにシンプルなのに、会社では名刺一つ申請するのにExcelに記入してメール送付というのは、よく見る風景かと思います。Netfilxのユーザー登録申請がExcelだったら違和感がありますが、会社では普通といった不思議なことになっていませんか。
こういった格差はなぜ生まれるのか。
ITっぽいイケてることをするには、優秀なエンジニアのパワーが絶対的に必要。そしてそのエンジニアパワーは、短期的に見えるお金を生み出す顧客向け製品に使われているので、コーポレートの業務はそれとは対象的に進化せずに格差が目立つようになったと考えています。
コーポレート業務にSaaS?
例えば、Google WorkspaceはGoogleのオフィス系ツールを集めたオフィススイートです。アンケートのデータ集計するといったよくある定型業務から、機械学習(AI)をつかった高度なデータ分析まで、『エンジニア』ではないコーポレートのスタッフでも実現できるように、データやAI管理がGoogle Workspaceの一機能として組み込まれています。
このようにこれまで優秀なエンジニアの力なしに出来なかったことが、目的に沿ったSaaSを活用することで実現できます。ITの活用がこれまで取り残されてしまったコーポレート業務を進化させてくれると期待しているのです。
きっかけを増やしたい
働き方変革、DX、デジタル戦略、、といった言葉はもう聞き慣れてしまったかもしれませんが、ITを導入するだけなくちゃんと使いこなせば、会社で働くという体験を確実に向上させることができます。その為に、操作説明だけでなくツールのコンセプトや使いこなす為のナレッジの発信をしていきたい。私の活動で一つでも世の中がよりよくなるきっかけを一つでも増やせれば嬉しいです。
-Raika Tanaka