プロパガンダの歴史に対する感想

プロパガンダの歴史を書きたい。

ただこれは歴史的に、軍事と政治の話になり、頭が痛い事に大抵の人間がそのジャンルに関する素養を持っていないのが難点。要するに議論をそもそもかわせない。それも策略かと思う程に。

ただでさえ世界の流れを欧米が握っていて、向こうの主流に合わせる事になっている。

欧米ではこうですよーとか何らかの拍子に言うくせにそれが元々なんでそうなったかは考えていないし調べていないというお笑い種。いや笑えないわ。本気で。


はい、前置きはこれぐらいにしてようやく本題に入れます。

自分が言いたいのは、①悪はどのくらいプロパガンダを悪用してきたかという事と、②自由な時間を持つ富裕層は本当にいて、いたとしたらどのような悪を実際に働いてきたのか、という事である。

第一に
そもそもプロパガンダは【そう聞こえたらそうである】という認識で成り立っている。つまり捉え方次第。人は怪しい物があったらそれを特定しないといけないし、技術についても学ばないといけない。
指向性エネルギー兵器についても根本の問題は一般庶民に説明がされていない事なので、そういう物があるんだと知り学ぶんだかそうじゃないんだか好きにしてほしい物である。

素養
そして素養。いや、色々言っているけどマジでこの素養の部分が大きい。何を見た時にすぐに調べるのかそうじゃないのか、好奇心が旺盛なのかそうじゃないのか、自分が思った事をまとめるのかそうじゃないのか……。自分が今言った、じゃない方に全て当てはまるのなら、すぐに調べ好奇心旺盛なうえにレポートを書く事も出来るという事になるので、人によっては実績物の膨大な情報量に対して大いに感謝する事だろう。


【気を付けないといけない事】
気を付けないといけない事が多々ある。

現地が跡形が無い状態になってしまって、それ以上調査が出来ないという事は歴史的に結果的に多々あって、後世では資料に書いてある事でしか判断できない。そういう事は多くあった。
1:しかし資料を読んでもそもそも人物像がうまく思い浮かばない事も多く、マイナーな民族の語り部による考古学的知見まで含めるのなら、果たして何をどこまで広げればいいのかという話にもなる(どこまで手を付けるべきか&情報はどこまで繋がってしまうのか。拡大性と着手性)。

2:昔の人間が実はよその大陸に渡って、その情報の信憑性が高いとなったらそれを受け止めなければいけないが、学術的には受け止められていない時。人は自分独自で進み続けるか他人に合わせるかを決めなくてはならない。調査は進んだり止まったりしているという事をきちんとにんしきする必要がある(歩調性)。

3:3つ目は秘密性である。よく言われる、貴族みたいに一部の人しか知りようが無いのになぜ一般まで広まったのか?なぜ一部の人間が集まって会議をしていたのか?という疑問は、うまく処理が出来ないだろう。現代人は多くのフィクションに触れているとはいえ、それ自体が刷り込みであるという主張は厄介極まりない。肝心のハリウッドはCIA(OSS)による宣伝目的で作られた、という情報はアメリカの機密文書に書かれており、その機密自体が人がアクセスできるかどうか見ないとわからない物なので、封じられていたらそれ以降突破できないのだ。情報の隠し方がデジタルではなくアナログの場合、地球上のどこかにあるか大まかな地域をまず特定する必要があり、それ自体が途方もない事である事は理解できるだろう。つまり、知らないといけない事はあるが生活次第ではそもそも真実を知るための前提条件をクリアできない状況にそもそも陥っていると理解する必要がある。

【何か有用な情報を知ったとして】
4:4つ目は拡散性である。上記の3を読めばわかるだろうが、権力者が悪で、もしくは悪の人間がいたとして、【何かをする為の資金の差】があるから一般人はどうにもならないという事を書いた。それの典型的な成功例が陰謀論がどうたらこうたら、という話である。部分的は間違いなく成功し、馬鹿な人間はとことん馬鹿であるという事を知っているエリートが馬鹿な人間を賢くする事を選択せず環境に閉じ込める事を支援してしまった。ただ同情できるのは悪い事を考えている奴はそれをいちいち説明したりしない所で、だからこそ秘密が出来るのは少し考えればわかるだろう。要するにエリートでさえ自分の友人知人が悪の計画を考えているなんて知らないし知りたくもないのだ。たとえ知っていたとしても、どう人に協力してもらうか悩むだろうし殺される事も理解できると思うので、停滞の時間がある程度あったのかもしれない。

そして厄介なのはエリートがそういう地域や社会に関する繋がりを理解しているのかは人によるという所で、大抵の人間は金をどのくらい持っているかに関わらず外部の状況や人を知らないし興味もない。それがどういう事か、どういう事に結び付くかを知っているエリートは知らないなら知らないでそれを悪用できる事を思いつく。単純に今のこの世界が、知らなくてはいけない事を部分的に放置、無視した結果、成り立っているのである。わかりやすく言うと、食糧難や貧富の差を解消するのにLGBTの話はいらない、という部分である。リベラルの元の意味は自由主義という意味だし、今のリベラル質がその自由さを発揮できていないのは明白で、きちんと革新派と言わないと厄介な論理に誘導されてしまう。

目の前に映っている庶民の話なのかどうかは分からないが、馬鹿馬鹿しい事、うんざりする事、騙していた事に怒る事は多くあり、それに対処した方がいいのか、思わず語りたくなる世間話なのかはその人による。




色々書いたが、手っ取り早く言ってしまうと、【悪を理解する為に悪をやってみる】という事をした方がいいという事だ。人は頭の中でいくらでもシミュレーションできるし、自分が悩んでいる事を他人は悩まないのはある程度人生経験を積めば知る事が出来る。

誰だってとんでもない陰謀があるとは知りたくないだろう。でもその情報を目にしてしまうのなら、それが実際に起きている事なのかフィクションの大罪なのかは特定する必要がある。じゃないと生きづらくなるのだから。


色々あれこれ騒いで、誰も何がどうしてそうなっているかに目を向けていないので苛々してこういう事を書きました。以上です。


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