帰り道
生まれたての朝に 僕らが描く
24時間刻みの 小さなストーリー
笑っても 泣いていても 同じだけ過ぎる
明日は 今日よりも 良い日にしよう
空に届いてる 星の光は
曇っていたって 雨降りだって
目に見えないだけで
同じように ちゃんと在るから
約束した場所で僕はいつも
君の帰りを待つことにしたよ
時々でいい 毎日じゃなくていい
ここにある 温もりを そっと思い出して
2日 続きの雨 傘は乾かずに
また肩を震わせ 今日を凌ぐの
型崩れした鞄に詰め込んだ
君からの言葉で 孤独を払って
どうか明日だけは 晴れますようにと
願いを込めて 歌を唄ってる
目に見えない繋がりの糸を 信じながら
蝶結びじゃなく 固結びでいい
見てくれより 解けない方がいい
その心に この心の窓に
あの頃を閉じ込めた 一枚を飾ろう
虚ろな目をして 鳴いてる猫の声
帰り道を見失った仔犬の目
翼の広げ方を 忘れた鳥と
たまに笑い方を忘れる君
どこにいても その声は聞こえているよ
目を閉じても あの眼差し 感じてる
いつか流す涙は 僕が拭うよ
だから出来るだけ 笑っていてほしい
時々でいい 毎日じゃなくていい
ここにある温もりを そっと思い出して