約束
すれ違ったまま置いといた距離と時間
はっきりと好きと言えばよかった
あからさまな君の態度には
素っ気なく返してた
何の時間だった?
この一年 ほとんどの時間を君に
リボンをかけて 贈っていたんだ
手を繋ぐこともなく
抱きしめ合うこともなく
ゆっくりと 流れていった
愛し合える日々を 夢見てただ何度も
約束したんだ 会いたかったんだ
凍えそうな夜も 涙が枯れ切っても
また会いたくなった
もっと好きになった
総武線で立ちくらみ
体を支える吊り革
窓の外の桜
センチメンタルなR&B
感情を抑えてたいのに
どうして男ってやつは
こうも浸るんだろう
切なすぎて何度も 君を諦めたよ
だけどその先が 見えなかったんだ
触れそうな指から 感じ取れる熱が
心地よかった もっと好きになった
「またいつか」から「また明日ね」に
変わってくことが嬉しかった
他の何もかも おざなりにしても
君だけを見ていたかったんだ
愛し合える日々を 夢見てただ何度も
約束したんだ 会いたかったんだ
我慢できず僕ら 初めてキスをした
帰りたくなかった 時計を外した
細胞が書き換わっていくような刺激に
僕は少し 呼吸を整えて
求め合い溶け合っていくような温もりに
僕ら 心 委ねていた
愛し愛され ゼロ距離で見つ合って
手と手 繋いで 生きていこうね
どんな雨風にも どんな隔たりにも
負けないくらいの 2人でいようね
ずっと