【妊娠レポ5】寝たきり生活
はじめに
⚠️妊娠に関するお話です!
不快に感じる方は閲覧をお控えください。
寝たきり生活
緊急受診のときの血液検査の結果から
感染症の疑いがあるとのことで
翌日から3日間、抗生剤の点滴に通った。
基本的にはトイレとシャワー以外は起きないように
出来るならご飯もベッドの上で
というレベルの自宅安静生活になった。
外に出るのは産婦人科の検診のときだけ。
もともと出不精で最低限の外出しかしたくないタイプなので
動けないこと自体はそんなに苦痛ではなかった。
それでも一日中家にいるのに
ろくに家事もできないし自分の世話すらままならない。
ベッドで横になっていてもスマホや本を持つのも疲れるし
テレビの番人になるしかなかった。
長い長い一日
一日がとても長く感じて困った。
毎日同じような時間に食事して、あとは寝るだけ。
心を無にして生きていたこの頃の記憶はあまりない。
また出血していたらどうしようと思うと
トイレに行くのがすごく怖かった。
赤ちゃんが生きているか確かめたくて
心音を聴けるエコーをレンタルした。
毎日夕方にたぶん赤ちゃんの心臓の音だと思うものを聴いて
なんとか気を保っていた。
その後の経過
自宅安静を始めてからは大きな変化もなく
赤ちゃんは少しずつ成長していた。
初めての妊娠だったから気づかなかったが
私は常にお腹が張っている状態だったらしい。
一時的だったはずの張り止めが毎回処方されて
極力お腹が張らないように気をつけて、と言われた。
くしゃみや咳をしないように
やむなく起き上がるときもお腹に力を入れないように
もう怖くて何もできない。
そんな時、我が家にもあいつがやってきた。