館山若潮マラソンの結果分析

先日初サブスリーを達成した館山若潮マラソンですが、実際自分の走りがどうだったのか、そして後半では館山のコースでのサブスリー達成のコツを、上位100名のデータと比較し、分析を行いました。

通過順位

half 1:28:02 71位タイ
30km 2:05:18 84位
40km 2:50:35 81位
finish 2:58:51 71位

30km〜40kmでペースダウンしたように感じましたが、順位は落ちてません。全体的にペースダウンしていて、それ以上のペースダウンはしていなかったということになります。ラスト2.195kmの10人抜きが会心の出来です。

ラップタイム

後半ハーフ 1:30:49 60位
30〜40kmラップ 45:17 79位
ラスト2.195km 8:16 9位

ラストの追い込みの影響か、後半ハーフは意外とそんなに悪くないですね。後半が難しいコースなので、速めに入って後半失速しているランナーもそこそこいました。30〜40kmも実力なりの走りに見えます。ラスト2.195km、かなりいい走りが出来たとは思いますが実際に調べるとなんと全体9位。ラスト2.195kmのパフォーマンスだけ見れば2時間3〜40分台でゴールしたランナーと遜色ない素晴らしい走りでした。かなり自信になりますね。

興味深い点

このコースに限って言えば、ネガティブスピリットでのサブスリー狙いが成功しない点が興味深いです。さらに、ハーフでサブスリー集団の少し前を走っていたランナーが後半ペースダウンしている点も気になります。

ハーフ通過とサブスリー達成有無を通過タイム毎に分けると以下になりました。
ハーフ通過
1時間26分台 8/10人 80%
1時間27分台 1/5人 20%
1時間28分台 22/29人 75%
1時間29分台 0/4人 0%
1時間30分台 0/3人 0%

今回サブスリーペーサーは1時間28分丁度でハーフを通過しています。サブスリーペーサーを見ながらレースを進めたランナーがサブスリーに成功しているように見えます。一方、サブスリー集団より少し前で単独走していた1時間27分台のランナーは多くが後半で失速しています。また、ネガティブスピリットはおろか1時間29分台で通過したランナーも誰一人サブスリー出来ていません。
このコースでの単独走の難しさとネガティブスピリットの難しさが感じられる結果になりました。
まず、単独走についていえば、このコースは後半のアップダウン以外にも細かいアップダウンが絶えずやってくるので、ペースを乱されてしまい、単独でイーブンペースを刻むのが難しいのではないかと考えられます。
ネガティブスピリットについては、サブスリー狙いに限らなくても、上位100名で、ネガティブスピリットで完走したランナーは5名のみでした。後半にアップダウンがあるので、データ的にもかなりネガティブスピリットが難しいコースと言えるでしょう。サブスリーを狙うならネガティブスピリット戦略は避けた方が良いでしょう。

館山でサブスリー達成するには?

上記の結果から、館山では、実力によっぽど自信があるわけでなければ、サブスリーペーサーに付く、あるいは見える位置で意識して走るのが、一番確実なのではないかと思います。ハーフを1時間26分台で余裕を残して通過できるランナーはそれなりの実力があるランナーだと思うので、それほど自信がないのであれば集団走で力を蓄えるのがやはり確実に思えます。
もし館山でサブスリー目指すランナーがいて見てくれるとしたら、少しでも参考になれば幸いです。


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