アベンジャーズ大激論 その7 【僕等はあのナッを忘れない】
むみょうの想い
ナターシャが死んだことについて誰も気にも留めてない感じが大好き侍です。
アベンジャーズがナターシャをなんて呼んでるのかが聞き取れないんだが。弓の人「ナ…」みたいな。もはやナしか聞こえねぇ。「ナラ…」みたいな。大仏見たいん?恐るべきほど早い発音なのか、愛称があるのか。キャプもバッキーのこと「バッ…」だからな、まぁckはほとんど聞こえないのはわかるが。誰が誰をなんて呼んでいるのかで親密度がわかればまた違った考察ができるかもね。教えて帰国子女の人。
帰国子女アーサーの解説
帰国子女や
一足先にこたえよう。
アベンジャーズがナターシャをなんて呼んでるのかが聞き取れないんだが。
⇒Natashaを縮めてNat(ナット)と呼んでます。確かに最後のTは聞き取りにくいですよね。実は字幕見ながらイラついているのですが、おっしゃる通り、Natashaと呼ぶのとNatと呼ぶのでは親密度がや意味が変わってくるので、なんでもかんでも「ナターシャ」と訳されているのは遺憾でした。(戸田奈津子の9000倍は良い仕事をしていたが。)
特に弓矢のおっさんはお互いを尊敬しながら殺しあった(もはや不倫)仲ですから終始Natですよね。あとは、ナターシャが死んだあと、ナターシャに家族はいるのかとみんなで話し合うシーンは、これまたみんなNatと呼んでいて、戦士(仕事仲間)のナターシャではなく、愛する親友のナットという感じで泣けますよほんと。字幕ではずっと「ナターシャに家族は?」という感じでそのニュアンスが消えており「そうじゃねぇだろう字幕さんよぉ…」と内心穏やかじゃありませんでした。
BuckyもまさにカップルのキャプからはBuckですよね。愛し合ってますから。(管理人:キャプバキSSを万が一読みたい方がいれry)
あと、初期の頃、社長だけはJarvisのことをJと呼んでましたね。
さて、ここでこんがらがる人がいるかもしれないので補足です。英語の名前には正式名称と通称とあだ名の3つの使い分けがあります。ここで、NatやBuckと言っているのはあだ名です。親密度で変わってきます。まぁ日本人でも同じですよね。
では正式名称とあだ名の間にある通称とはいったいなんなのか。これは英語独特のもので、例えばJonathan(ジョナサン)をJohn(ジョン)と呼んだり、Michael(マイケル)をMike(マイク)と呼んだりするあれです。ジャップはこれらを別々の名前と認識しているかもしれませんが、派生元と派生後という場合が結構ありますよ。この通称はいわゆる戸籍とかパスポートには載っていないものですが、日常生活では本名と同じく扱います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E4%BA%BA%E5%90%8D%E3%81%AE%E7%9F%AD%E7%B8%AE%E5%BD%A2
ここに詳しく載っていますが、学校のテストでも、公的に提出する書類にも通称は使えます。Wikiにも載っていますが、Bill Clinton氏(ヒラリーの旦那)のBillの正式名称はWilliamですが、大統領として公文書にサインする際もBillですので、もはやあだ名とは別次元に使える"本名"であるということが分かると思います。
なので、こちらは親密度は特に関係なく、JohnやMikeと呼んであげればいいのです。逆にいつもは普通にJohnと呼んでいる先生とかがJonathan!と言って怒り始めると、あ、こいつは正式名称でキレるほどマジなやつや…という感じで空気がピリつきます。Jonathanいい加減にしろまじで。
なお、そういう訳でMCUでもTonyは通称で99%の確率でパスポートにはAnthony Starkと書いてあるでしょう。同様にキャプのパスポートにもSteven Rogersと書いてあるはずです。丹下弾平もNicholas。ファルコンもSamuelでしょう。ざっと思いつく限りではこんな感じでしょうか。
GROOTはGROOT。
上述したWikiにめちゃめちゃ載ってるので、好きな有名人のほんとのほんとの名前が分かったりするかもしれませんね。
むみょうのコメント
アッ
むっ です。
割とバカでジャップな質問をしてしまいましたが、興味深いご回答ありがとうございました。
はえーすっごい。
>Natashaを縮めてNat(ナット)と呼んでます。
愛称で呼んでいることはなんとなくわかっていたが、これジャップが初見でわかるもん?字幕をナットにしてくれんとキツイわ。
>ナターシャが死んだあと、ナターシャに家族は
いるのかとみんなで話し合うシーンは、これまたみんなNatと呼んでいて、
ナ…の応酬でしたね。普段ツンのナがゴミみたいなサンドイッチ食いながら「アベンジャーズは家族」とデレていたシーンと掛け合っていたんですね。字幕働け。俺もこれからは彼女のことを哀悼の意を込めてナ(ナット)と呼ぼう。
トニーは死んだけど、ナも死んだんやで。世間よ、ナも死んだんやで?(2回目)
>あと、初期の頃、社長だけはJarvisのことをJと呼んでましたね。
はえー。
>逆にいつもは普通にJohnと呼んでいる先生とかが、Jonathan!と言って怒り始めると、あ、こいつは正式名称でキレるほどマジなやつや…という感じで空気がピリつきます。
中学時代サッカーでコーチに普段下の名前で呼ばれてたんですが、試合中下手こき過ぎて「苗字ァ!」とコーチに叱責され「あ、コレもう洒落にならんヤツ」ってなったのを不覚にも思い出してしまいました。
>なお、そういう訳でMCUでもTonyは通称で99%の確率でパスポートにはAnthony Starkと書いてあるでしょう。
はえーマジか。気にも留めてなかったわ。マーベルキャラの設定集見たくなってきた(あれば)。
ちらかわの主張
むっ…
ちなみにバッキ―はブキャナンだと思います。
ちっ…
あイカつおじさんのコメント
ナ問題については、僕はナターシャ表記でよかったと思います…。
小学生のころ某ポッター小説を読んだ時ダドリーだとかダッダーだとかペチュニアだとかペニーだとかロンだとかロナルドだとか訳わからなくてもう全員タヒねと思ってた典型的島国民族の僕からすると、いままでナターシャだったのに急にナットとか書かれようもんなら憤死してました。
わかる人が見ればわかるし、わからない人はわからないくらいの今のバランスでいいんじゃないですかね。というかわからない人が突然ナット呼びされてるのを見ても、「これは親愛の情をこめているんやな…!」とか気づくわけないし、むしろ混乱するだけかなと。私としても、理屈は知っててもどれだけの親しみ感なのかは結局よくわからねえしな…。
ローディとかバッキーとかは表記されてるのにナットは表記されなかったのは、やはりやや唐突感があって混乱を招くからでしょうね。
知らんけど。
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以上、アベンジャーズに限らず洋画を観る上では、登場人物同士の呼び方にも注意を払うとより深い考察が出来る可能性があるということでした。ナッは死んだ。もういない。
俺はいつか死んだら、ナッとゴミみたいなサンドイッチを一緒に食べるんだ。そして伝えるんだ。俺たちは勝ったんだと。世界は救われたんだと。
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