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数年前の記事から

2016年のsports.ruのブログ。
ロシア男子の国際コンペのメダル数をポイント化して上位10名のタイトルを算出したものがありました。

プル、ヤグ、ウル…と続いてクーリック、ときます。
クーリックはとにかく現役が短かったので、単にメダルの数を基準にされると圧倒的不利。
まあでもみんな金メダリストでプルとヤグは世界選手権も取ってるから、順当かな。ウルさんはジュニアでもタイトルは無いので、その点はジュニアチャンピオンのクーリックが上にきてもいいと思うのだけれど、ほかの「数」でみるとね、…やっぱり順当なのかな。長いキャリアも評価されて当然ではあるでしょうし。

クーリックの紹介、というか評論も面白くて、一時期タラソワさんが彼を相当恨めしく批評していたので、ブログの書き手はそれに触れつつ、最後に「しかし、彼がその気になりさえすれば、この男はプルシェンコとヤグディンに勝てるような気がする」…と…。
反射的にAbsolutely!! と頷いた後で、ちょっと待てよ…、

いや、実際勝ってるから!!


あと、「その気になれば」って何よ!💢
完全同意だよ‼️

イリヤ クーリック、気分屋が有名すぎるよ!

クーリックはオリンピックで勝って、すぐにアメリカに行っちゃって、ロシアでの地位を享受しなかったのと、その時のタラソワさんとのいざこざであんまりロシアではイメージが良くないと聞いたことがあった。
でも結構↑こういう風に思っている人もいるらしくて、ちょっとホッとする。
プルシェンコやヤグディンは技術のみならず、表現力にも優れていてスターだったけど、芸術性はあまり感じられなかった。ちょっとわざとらしかった。(あー、何様だ。ごめんなさい)
芸術性はなかなか努力でどうこうできるものではない。
だからクーリックみたいな天然タイプは本当に希少だし、ショーではどうしても芸術性よりパフォーマンス重視になっちゃうから、現役が短かったのはとても残念だった。本人が望んだことだから仕方ないのですが…。
おそらく美しいとか、王子とか言われるのは嫌だったのかもね。ショーのスタイルを見ていると。。95-96のAlways系が好みだったのかもね。


あと、何よりインスタも、本当にクーリックですか?って一瞬思っちゃうサムネ…。
ほら、そこらへんのメダリストさんたちは何メダルを何回取ってますって紹介文書いて、キメキメ画像載せてくるじゃないですか、…まぁ、オフィシャルなアカウントだと余計にそうなっちゃうのかもだけど。。…あなたは一切触れません。清々しいくらいに。
もともとプライベートとか話すのを嫌うタチらしいので、インスタ始めたことはちょっと意外だったのですが、媚びずに巻かれずに、過去に触れない感じ、素敵ですね。
いや、ほんとは過去の(現役時代の)超絶美秘蔵写真とか提供してくれたらとっても嬉しいですけどね。本音を言えば。

これまでのロシア、今のロシア…、ロシアに限らずフィギュア界を見ていると、イリヤは意外にも俯瞰していて実は思慮深かったのではないかと思わずにはいられない。

結果論かもしれないけど。。結果論ならまだ結論出すには早すぎるのかもしれないけど。

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