
Photo by
ia19200102
【家計節約】医療費控除について解説
こんにちは。
病院に行くと治療費がかかりますよね。医療費控除の制度を利用すれば治療費の一部が返ってきますよ。
今回は医療費控除について解説します。
医療費控除とは?
本人や生計を一にする家族のために支払った医療費が一定額を超えた場合に、所得税の負担を軽減する制度です。
1. 対象となる医療費
医師や歯科医師による治療、診察、投薬、入院、検査、処置などにかかった費用が対象です。薬局で購入した医薬品(処方箋が必要なもの)や、通院のための交通費も一定条件の下で含まれます。ただし、美容整形、健康診断、予防接種など、医療目的ではなく美容や予防を目的とした費用は対象外となります。
2. 支払いの時期
医療費控除の対象となるのは、原則としてその年の1月1日から12月31日までに実際に支払った医療費です。支払いの時期によっては、控除対象となる年度が変わる場合があるため、注意が必要です。
3. 補填金等の調整
医療費として支払った金額から、保険金や給付金などで補填された金額を差し引いた額が控除対象となります。つまり、実際に自己負担した医療費が計算の基準となります。
4. 控除額の計算方法
医療費控除の金額は、「(実際に支払った医療費の総額 - 補填金等で補填された金額)- 10万円」または「(実際に支払った医療費の総額 - 補填金等で補填された金額)- 総所得金額の5%」のうち、少ない方の金額が対象となります。
5. 必要な証明書類の保存
医療費控除を受ける際には、病院や薬局で発行された領収書、明細書などの証拠書類を確定申告の際に提出できるよう、一定期間保存しておく必要があります。
まとめ
会社員の方は、健康保険組合から医療費のお知らせが届くので医療費控除の証明書として利用することができます。無くさないよう大切に保管してください。
医療費がかかった年は、医療費控除の制度を利用して負担を軽減しましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました😊