てんぐの五輪観戦記:TRPGユーザーがフェンシング快進撃に思うこと
いやあ、やってくれましたね。今大会のフェンシング勢。
全員カッコ良かったですよ。
この快進撃を見てると、いだてんロス五輪編でのまーちゃん軍団こと水泳勢の大活躍を思い出します。
朝起きていきなりネタバレ踏んじゃったなと苦笑もしましたが、ともあれ後で録画視聴します。楽しみだなあ。
さて。
ファンタジー世界を舞台にしたTRPGでは、レイピア剣術の使い手という剣士または軽戦士は定番のひとつです。
レイピアが様になるキャラというとD&D5eならローグ:スワッシュバックラーとバード:剣の楽派(確かBG3でも剣の楽派は選択可能でしたよね)が双璧ですが、レイピア使いのパラディンなんてのも騎士っぽい上にセクシーで絵になるかなって気もしてきました。
旧SWだと、小説<ナイトブレイカーズ>シリーズではリュクティというレイピア使いがいましたね。
リュクティはD&D5eを先取りしたようなバード兼業のファイターでしたが、旧SWルールでレイピアを使うなら、クリティカル狙いでシーフ技能で使う方が相性良いんですよね。実際そうしてるユーザーも多かったようですし、SW2.0の軽戦士フェンサーはそういうユーザーの動向から生まれたクラスと思われます。
またロードス島戦記でも、シーリスやレオナー帰還王が用いたカノン王国流の剣術の描写はレイピア剣術を意識してる節がありましたし、「キャラクターコレクション」でも「剣士」という項目を立てられていました。
でも、てんぐがファンタジーTRPGのレイピアまたはサーベル剣術の使い手として一番最初に頭に浮かぶのは、ルナルサーガのシャストア信徒です。
ルナル世界では<フェンシング>技能はシャストア神殿の御家芸でしたし、この技能目当てに信仰の対象をシャストア神にするキャラクター(およびプレイヤー)も結構いたんじゃないかな。てんぐも何回か、そんなPCを組んだ覚えがあります。
今大会のフェンシング勢快進撃の影響で、てんぐは最近スカラムーシュや剣の輪舞を読み返してました。
でも、ルナル・サーガ本編の主人公アンディとエフェメラの弟にしてシャストア剣士のラズリィが主人公パーティの一員となってるリプレイ<月に至る子>を読み返すのも一興かもしれません。
このリプレイはオチがまた痛快でした。てんぐがこれまで読んできたTRPGリプレイの中で五指に入るくらい気に入ってますしね。
また、朝日カルチャーセンター立川教室では、8月31日に西洋殺陣師の新美智士先生による「はじめての西洋剣術」講座が開講されます。
オリンピックのフェンシング勢快進撃で西洋剣術の技術と歴史と文化に触れたい方は、この講座に参加してみましょう。
追記:フェンシングのルール
他の方のフェンシングのnote記事を読んでたら、ルールをわかりやすく解説してくれている方がいました。いや、大変ありがたいです。
動画配信か録画視聴か、どちらにせよ、フェンシングの試合を改めて見るときに大変重宝しそうなのでシェアいたします。