武侠TRPGへの道~てんぐ、ついにD&Dを買うの巻
生まれて初めて身銭を切りました
長らく「欲しい欲しい」と考えていたD&D5版の購入ですが、本日ついにPHB、ソード・コースト冒険者ガイド、ザナサーの百科全書を購入いたしました!(DMGはとりあえず後日に後回し、エベロン冒険者ガイドと一緒に買っても良いし)
実のところ、TRPG歴自体はそれなりにあるてんぐですが、D&Dを身銭を切って買って読み込むのはこれが初めての体験です。でも、畳の上の水練か、はたまた耳年増かと思いつつも、あらかじめ「自分がD&Dで何をやりたいか」を明確に定め、事前に色々記事を書くくらい調べていました。
そのおかげもあったか、懸念していたよりはすんなり読め込みました。
……D&Dでオリエンタルファンタジー、普通にやれるんじゃあねえか!!!
イメージイラストには普通にオリエンタル世界のキャラクターや建物が乗ってるし、キャラクターの姓名案には中国風のリストもある。
何よりPHBの31ページで言及されている、フォーゴトン・レルム世界の大陸フェイルーンの東方地域カラ・トゥアの支配するヒューマンの民族「ショウ人」、あれは完璧に漢人がモデルだよね。
こんだけ条件が揃えばD&Dでオリエンタルファンタジーは普通にできる、少なくともウォーターディープやバルダーズゲートといったソード・コーストの諸都市に現れた東方からの異邦人というキャラクターを登場させることはできるわけだ。
正直、勝手に力みかえったり、逆に諦めてた自分がバカみたいに見えてきたなと苦笑いしております。
まだざっと読み始めた範囲ですが、さしあたってはクラスはバード:剣の楽派(実は「剣客」はこっちだったのね)、ローグ:スワッシュバックラー、モンク:剣聖門、そして魔法のシステムについて理解していきたいと思います。
ルールブックも良いけどアメコミも良かった
PHBに先駆けて、アメコミ「バルダーズゲートの伝説」の既刊分も先日購入してみました。D&Dのアメコミは「ドラゴンランス戦記」や「ダークエルフ物語」も出ていますが、試し読みした範囲では都市を舞台にしたこの作品が相性良さそうに思えました。結果は予想通り。特に、「黄金の心とマヌケな頭を持った」とまで紹介文で書かれるレベルのドン・キホーテぶりを披露したレンジャーのミンスクと<二剣士>シリーズのグレイ・マウザーを彷彿とさせる長短二刀流の盗賊剣士クライドルが気に入りました。
このシリーズの続巻も、早く読みたいな。