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伝統価値観の必要性

 逢坂さんの今朝のnote記事を読んでいて、儒教価値観を肯定的に評価してる点が印象に残りました。
 儒教価値観については、家父長制や男女差別などの根源として、Twitterではリベラル派や華流クラスタからも激烈な非難と共に否定されています。

 でも、儒教または儒学は、本当に全面的に拒絶して良いものなのでしょうか?

 儒学にせよ仏教にせよキリスト教にせよ、古代に生まれた価値観が現代まで存続してきた事には、相応の、そして普遍的な理と利があるはずです。
 確かに現代的な人権意識とは相反するところはありますし、それを理由に批判されるのは当然です。でも、その時代ごとに存在する価値観や社会常識と対立しつつすり合わせてきたのが、伝統価値観の歴史でもあります。

 歴史あるものを否定することは、思想を根なし草にすることに通じてしまう。
 伝統ある価値観に対しても、相応の敬意と素直さをもって、現代人は学ぶべきではないでしょうか。

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