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「逆張りの世界観」から脱却しましょう

 今日の逢坂さんのnote記事を読んで、岸田総理はそもそも何故ここまで前のめりに改憲を言い出したのか、何をどういう理由で改憲すべきなのかと、反対という以上に疑問を感じました。
 はっきり言ってしまうと、「改憲に反対する野党側の泣きっ面が見たい」という程度の、いわば「逆張り政見」の発露であるようにしか見えません。

 この「逆張り政見」、自分が敵対してる側や嫌いな属性を持った側が不快になることなら、どんな筋が通らない、不合理なことになろうとも構わないという政見は、SNSの普及した地域では日本に限らず蔓延しているように思えます。
 この「逆張り政見」やそれを生み出す「逆張りの世界観」に囚われた人々の敵意と、それに怯えた常識あるより多くの人々の沈黙こそが、社会をズタズタに分断し、対話と譲歩、そして客観的な事実の認識による連帯という政治本来の姿を遠ざけてしまった、そんなことは言えないでしょうか。

 旧Twitterの有害性がようやく認識され、それから遠ざかろうという声も上がっています。
 そんな今こそ、SNS時代の悪しき産物である「逆張りの世界観」からの脱却と、政治家や商業メディアに限らず、国民自身が責任と道理のある社会観を持つ必要性を強く訴えます。

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