モーニング娘。の卒業シングルって気が強い歌詞が多くないですか?
12月10日 モーニング娘。の加賀楓さんが卒業されました。卒業おめでとうございます。
じつは私、モーニング娘。の歴代卒業シングルが大好きです。歌詞の内容の気が強いからです。その気の強さから卒業メンバーのこれまでとこれからを感じ取れ、モーニング娘。として在籍していた証のようなものを感じます。
というわけで好きなモーニング娘。の歴代シングル曲とその歌詞についてまとめてみました。
『束縛はさせない 私は私よ いつまでもここにはいられない(自由な国だから/モーニング娘。'18)』
飯窪春菜さんラスト参加シングルです。
まるで飯窪春菜さんの当時の心境を忖度無しで全部書いたような歌詞ですね。
この投稿を見てしまったので、この歌詞から当時の飯窪春菜さんの心境を全て推し量るのはただの一オタクには困難と感じ、上記のような書き方になりました…
アイドルって偶像って意味でもあります。最近のアイドル像は『いつも応援してくれている「ファンの皆さま」と一緒にアイドルとしての夢を叶える』みたいなのが理想とされてるように見えます。「ファンの皆さま」第一にプライベートを犠牲にし品行方正に太らずいつも可愛くご機嫌でいる。でも『自由な国だから』の歌詞は「ファンの皆さま」に対する忖度がありません。アイドルの理想像とかけ離れてるかもしれませんがそれでも様になって共感できるのは飯窪春菜さんのセンスと活動での立ち振る舞いが影響しているのかもしれませんね。
『すべきことをすることが こんな気持ちいいなんて 今まで何やってたんだろう(邪魔しないでHere We Go!)』
工藤遥さんラスト参加シングルです。
新しい組織に所属したり新しいことを始めると最初は張り切るけど徐々にマンネリ化し新しいことにも挑戦しなくなったりしませんか。
でも何か挑戦したいことができると努力できるようになったりするなど。怖かったけど現実を知って努力ができるようになると努力してよかったなあと思ったりします。
この歌は何かを頑張りたい人の背中を押してくれると思います。
『抜け駆けしてでも 伸し上がる気がないなら 明日はない(恋愛ハンター/モーニング娘。)』
新垣里沙さんのラスト参加シングルです。この時期は全盛期の頃在籍していたメンバーが徐々に減っていったり新メンバーが入ってきたりと昔からモーニング娘。を追っている身としては目が離せない時期でした。新メンバーは各々でやるべきことが多かったと思うし、ベテランのメンバーも世代交代で大変な時期だっただろうし、この曲はそんな大変な時期を象徴した歌だと思います。
https://www.asahi.com/and/article/20180710/154261/
上記の記事を読むと黄金期に加入した新垣里沙さんがモーニング娘。時代に如何に苦労したかがわかります。加入当初ファンに受け入れられなかったり在籍しているうちにメディア出演の機会が減るなど数々の苦労がある中でモーニング娘。を引っ張っていただきました。だからこそ恋愛ハンターMVラストで新垣里沙さんが口パクで「モーニング娘。大好き」と言ってくださったシーンではその言葉の重みが伝わります。
上記の記事では在籍当時の苦労を語ってくれていますが、現役メンバー中新垣里沙さんの口からこのようなら苦労話を語ることは、あまりなかったように思います(私の記憶にないだけかもしれませんが)。当時は苦労している様子をファンの前では一切見せずいつも明るく振る舞い、レベルの高いパフォーマンスを披露してくださいました。本当に感謝しかないです。
長くなってしまいましたが『恋愛ハンター』は新垣里沙さんのモーニング娘。としての人生が詰まった歌だと思います。
さて、ここからは気ぃ強とはちょっと違いますが個人的に好きな卒業シングルの歌詞のフレーズを掲載していきたいと思います。
『損得なんかはきっと どうでもいいのが 人生(女と男のララバイゲーム/モーニング娘。)』
亀井絵里さんラスト参加シングルでもありプラチナ期のラストシングルでもあります。
プラチナ期は黄金期もブームが収束してきた時期をどちらも知っているメンバーで構成されています。
そんなプラチナ期のしめくくりでもあり、亀井絵里さんのモーニング娘。としての最後のソロパートが『損得なんかはきっとどうでもいいのが人生』なのは鳥肌モノです。
他にもモーニング娘。卒業シングルで好きな曲はたくさんあるのですが今回はこのへんにしておきます!
以上
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