ラグマスターのロープ術➰外科結び👨⚕️編
皆さんこんにちは、ラグマスター(ラグハウスの親方)のPikaichiです。ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事です。常日頃より、古着のリサイクルや回収にご協力下さり有り難うございます!!
ラグハウスでは、荷物を紐で束ねて結んだり、圧縮した古着をPPロープで縛ったり、トラックに積んだ大きな荷物にロープを掛けて固定(ナンキン締め)するなど、数多くのロープワークが必要となります。
今回はその中から、本結びの上位版になる外科結びをご紹介いたします。
外科結びとは
外科結(英: surgeon's knot)とは、本結び(英: reef knot, square knot)の最初の絡みを2度にして強度をもたせたもの。手術の際の結紮に頻用される。結び目が解けてしまうと困る時には、外科結びを使用して下さい。
結び方の英語名称について
英語では、その用途によって呼び方が分かれています。
Knot(ノット)結びの総括的な呼び名
Bend(ベント)2本のロープをつなぐ事
Hitch(ヒッチ)ロープを他の物に結びつける事
Lashing(ラッシング)他の物を縛る事
ロープワーク上達のコツ!
ロープワーク上達のコツは、なんと言っても反復練習を繰り返す事です。最初は頭で考えながら結んでいきますが、反復練習を繰り返すことで勝手に手が動いて結んでくれるようになる筈です。
ロープワーク上達への近道は有りません、短めのパラコードなどを常に携帯して、時間のある時などに練習してみて下さい。
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▼本結び、縦結び、外科結びの動画をご覧ください!
ラグハウスとは
ラグハウスとは古着のリサイクル工場の事です。和名は襤褸屋(ぼろや)。様々な古着や古布をリサイクル&リユース向けに選別します。主に次の3種類の用途に生まれ変わります。①ウエスの原料(工業用の雑巾)②反毛の原料(フェルトの原料)③中古衣料(国内国外向け古着)
このブログをお読み頂く上での注意点
私のブログや記事の中では、古着や古布、古繊維の事を総称で古着と表記したり、またリサイクルやリユースの事を総称でリサイクルと表記している事が有りますのでご注意下さい。そして、その古着をリサイクルする業者の事を、ラグハウス(Rag House)あるいはボロ屋と表記しています。ラグハウスの業界用語で、選別前の古布の事を込ボロ(こみぼろ)と呼ぶので、こちらもそう表記する事が有ります。
また、古着のリサイクルについてのご意見や疑問、ご質問などが有りましたら、コメント欄より是非お寄せください。丁寧に分かりやすく返答させて頂きます。
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