猫冲の事件簿Ⅱ 葱の貴公子篇📘 ②
野良猫、野良のナンパ師に出会う事
『亀裂ダンジョンの掃討』がなかった頃、ラグマスでは野良パーティに入って放置狩りをするというのが定石だった。
🐱(下水、とけちか、ハピ、ノーグ…色々あった)
いつもどおり野良の募集からハーピィ狩りに出かけたある日のこと。
パーティに飛び込んで、さて放置にしとこうとせきをたとうとしたとき「よろしくお願いします。」と、挨拶が飛んできた。
🐱「よろしくお願いしまーす。」
野良の挨拶は形式的なものだし、多くの人は放置してるから、わざわざ挨拶を返す必要もなかったんだけど…まぁ見てしまったし、反応しとこうと思ったのだった。
すると、パーティに入ってきたその人が「あ、返事してくれたw」と、嬉しそうに続けて話しかけてきた。
話しかけてきたのは『もじゃりん』さんという男性のハンターで、野良パーティで出会った人に片っ端から声をかけているらしい。
🐱(話が長い)
めっちゃ話しかけてくる…
ちょっと席をはずすタイミングを逸してしまった感…まぁ、面白いからちょっと話して行こうか…ついでに、ギルチャでマクちゃんに状況を報告しよう。
😺「まくちゃん、今野良パーティにきてるんだけど」
😺「なんか、めっちゃ話しかけてくるハンターがいるのw」
マク「野良で?」
😺「うん、野良でw」
マク「ヤバいねw」
野良で長話をしてくるヤバいもじゃりんさんと話をしていると「友達申請してもいいですか?」となぜか個チャでお伺いを受けた。
交友関係が広がるのは良いことだと思って、これは受けることにした。面白い人だったし、狩りの仲間ができるのは良いことだと思う。
転がり込んだ先
年末頃からズーカさんと衝突して、大喧嘩してしまった。いくら喧嘩をしたといっても、それで、無視されたり、週課から外されたりするのは納得がいかない!
キレた猫さんはサブ子(猫つー)を残して、桜花から飛び出すことにしたのだった。
今回は行き先を考えずに飛び出してしまったから、これからどうしようかな…と、トボトボ歩きながら身の振り方を考えた。。
『…』
😺(💡)
そういえば、以前野良パーティで話したもじゃりんさんは、ギルマスだった。彼のギルドに入れてもらおうかな。
さっそくもじゃりんさんに個チャを送った。
ギルドを飛び出したこと、行き先がないことを伝えると、彼は快くギルドへの加入を受け入れてくれたのだった。
もじゃりん氏のギルドは、『Navel』という名前の零細ギルドで、メンバーはミレーユさんと、彼のパートナーのAメロさんの3人だけ。
😺(おぉ…これは小規模ばい)
でも、気の合うメンバーだけで小さく運営しているというのも、少し楽しそうだった。そういうギルド運営の仕方もあるんだね。
Navelにきてしばらくして、割とここの環境が気に入ったわたしは、マクチャンを呼び寄せることにして、それから、酔宵ちゃんや黒ちゃんにも声をかけてみた。
🐱(みんなで移籍してやろう(#・∀・))
その頃、桜花ではちょっとした事件が起きた。急にズーカ氏が桜花を脱退したというのだ。
この連絡をしてきたのはろりあんぬちゃん。
「ズーカちゃんが勝手に出ていっちゃったのよ。猫ちゃん早く帰ってきて。夫婦でギルドをめちゃくちゃにするの?」
と、お叱りを受けて😿
「すぐ戻ります…」と返事をした。
同じ頃、もじゃりんのパートナー、Aメロさんが「もう飽きた!」といってラグマスにログインしなくなってしばらく経っていた…
もじゃりんに「桜花に戻らないといけなくなりました。しばらくおいてくれてありがとう」といったところ、もじゃりんは少し考えて「…そうだ、ミレ。私達も桜花に行こうか」といって、荷造りを始めた。
「一応Navelは残していくけど、ほぼ休止ギルドだし、メロちゃんも来なくなった。せっかくだからついていくよ。」と全員で桜花への移籍を決めてくれたのだった。
ネギま
🐱(吉田氏の再登場まで早送りします🍃)
ギルマスの失踪
ズーカ氏が突然居なくなって、呼び戻されたわたしは、アッカさんから「改めて、ギルマスよろしくね」といわれて、もう一度ネコマスの席に座ることになった。
復帰後しばらくは、平和な時間を過ごすことができたので、酔宵ちゃんの職位いじりに全力を注ぐ猫さんであった。
騎士団の応援…そのあと
言葉の行き違いか、騎士団さんとの吸収合併の話が持ち上がる。一応皆に確認するも全員が否定的。
先方に、事情を説明するも話が違うと責められた。
なるほど、合併を前提として協力していたら、それは違うと言われれば、腹を立てるのも無理はないか。
実社会で合意内容を文書の形に残すことの意義を改めて実感したのであった。
🐱(ピザさんごめんなさい。)
大手様の正体
黒ちゃんに取り憑いたギルドクラッシャー『九尾の静流』。その正体は、ラジオ配信を趣味で行うトランスジェンダーの男性(自称)だった。
彼は、自分は性的マイノリティだから、あくまで被害者は自分だと最後まで居直る姿勢を貫いていた。
正体を見抜けたのはまくちゃんのおかげ。
マク氏「ねこちゃん…あまーい!」
🐱「!」
協議離婚
ズーカさん失踪後も細細とデートしたりしていたが、猫さんが、ズーカさんのリアル婚活の足手まといになっているという話を聞いたわたしは、ラグマス婚を解消することにした。
ズ氏「婚活で出会った子とデートしても、まおちゃんと比べてしまって、気が乗らないんだよねー…」
🐱(婚活を頑張ってください)
猫冲の引退
まくちゃんに相談して、くわっちゃんにギルマスを引き継ぐことにした。
🐱(2021年5月頃引退⇨2022年12月頃復帰です🐾)
ようやく吉田さんの出番が出てくるにゃん…