猫冲の事件簿Ⅱ 葱の貴公子篇📗 ④
ようこそ、魔境(2)
😺(炭水化物さんでの出来事をまとめます)
バブみ成人029
「ママぁ…」と言ってきたのは、『おにく』さんという人だった。赤毛でおしゃぶりを咥えて、頬紅をさしているお兄さん。見た目から受ける印象は、カワイイけど異様。
ラグマスはカワイイ衣装やアクセサリーが多いから、男キャラでも可愛く着飾る人は少なくないのだが…
お肉さんといえば、週課の引率を担当(通称おにく便)していて、圧倒的な火力でボスをなぎ倒していく爽快感を提供してくれる。
一方で、週課の合間で『手紙を送りつけたり』、『手つなぎ招待を投げたり』するという、謎のイタズラ(通称おにくギミック)を仕掛けてくるという一面も…
🐱(某もすこさんにも通じるものがあるね。)
魔境の奇妙な挨拶
ある範囲の社会だけで用いられるローカルな言葉、方言・スラング。炭水化物さんは、本当にスラングがきつい。独特な言い回しのため、話が見えない事も多々ある。
一番面食らったのは、やっぱり挨拶…挨拶が異常。
「おパンティございます!」
「「おパンティございます!!」」
😺(❗❓)
吉田さんに、これは何事かと個チャで聞いてみると、あれは、『りさたそ』さんが流行らせた挨拶で。いつでも使える万能な挨拶なんだとか。
おぱ…何が変化したらそうなるんだ…
お口の恋人、吉田
吉田さんの炭水化物さんでの立ち位置が謎すぎる。
よくわからないけど、何かと叫ばれがち。
「ヨシダァァ!」 ⇨ 吉田「はい!」
これがワンセットである。特に意味は無いらしい。
それにしても、この吉田さん。
ズーカさんのときも、黒ちゃんのときも、
桜花で真面目な顔をしながら、別垢で
『おパンティございます!』
って叫んでいたのか…
浦島式MS講座
炭水さんにいると、突如としてギルマスの浦島真昼さん(通称ドドリ)が現れて、ウンチクを語っていくことがしばしばある。
記憶に残っているのが、MS入門講座。
入会初日、浦島さんから「猫冲さんの、好きなMSは何かな?」と、さも当たり前のことを聞くような感じで、話を振られた。
😺「❓」
まさか、「Excelかな?」と答えるのもなんか違う気がして、MSってなんですか?と聞いてみると、浦島先生のMS講座が始まった。
「あー、MSというのは、モビールスーツのことで…見たことがなければ◯◯ガンダムから入るのがオススメだ。いや、若い人には…○○ガンダムからのほうがいいかな。」「ところで、…という…には…が搭載されていて…」
『…』
新鮮な感覚だった。流れてくる言葉は日本語のはずなのに、固有名詞部分?がわからないから、浦島さんが何を話してるのか全然頭に入ってこない🌀
魔境から桜花へ
1週間の体験を終えて、わたしは、桜花に帰ることになった。こんなに早く帰ることになったのは何でだっけ…忘れた。
戻ってくると、やっぱり住み慣れたギルドがいいなと思った。旅行もいいけど、やっぱり我が家が一番だ🐾
桜花に戻ってきて最初に出会したくわさんに、炭水化物さんで見聞きした話を話していると…
「なるほど、染まって帰ってきたね!」
と、くわさんにイジられた(#・∀・)
あ~、炭水さん面白かった!
ちょっとジワジワくるわ…ちんたむってどんなニックネームなん(笑)
再婚の決意
桜花に戻って来てから数日後、もじゃりんから個チャの着信があった。ん、何だろう?と思って見てみると、
「ねこちゃん、そういえばこないだ水族館に行きたいって言ってたじゃない?いまから行ってみる?」
と書いてあった。
🐱(あ、デートのお誘いだ。)
もじゃりんとは一時期お付き合いしていた期間があったので、デートのお誘いはちょっと嬉しかった。
🐱「行く!」
二つ返事でほいほいついて行った水族館。
もじゃりんに案内してもらって、
色々と見て回った。
館内を歩き回って、辺りの景色を楽しんだり、色々と写真を撮ったり、イルカ君にも乗ってみたり。
しばらく館内を散策した後、少し座って、もじゃりんと話をすることにした。
話題はなんと、もじゃりんの『恋愛事情』。
最近ちょっと、気になる子ができたらしく、結婚に向けてアプローチをかけていきたいと思っているらしい。
相手は…どうも猫さんではない様子で、このまま何となく結婚でもするかなーと何処かで思ってたわたしは、若干ダメージを受けたのだった。
🐱(もじゃもじゃ・アイジンスキーめ)
告白する前に振られるのは2回目だけど、今回はちょっとショックだった。
もじゃりんめ、そっちがそのつもりなら、わたしにも考えがあるぞ!わたしも結婚相手を見かけてやる!
謎の対抗意識に目覚め、(再)婚活を始める猫冲であった。
🐱(結婚相手かー…)
結婚相手、何処かに転がってないかな。