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不定期開催 棲み家展について

久しぶりに休みなく働き続けることになってしまったことで、またしてもSNS離れに。。。
その中でもなんとか月1日開催目標を実行できている不定期開催 棲み家展。
やらざるを得ない状況をつくることがカギ。

たった1日、模型も図面も2月の模型展にために作ったものと同じなのだけれど忙しいとほんとに余裕がなく、8月は告知も忘れて当日に慌ててHPに載せることに;

けれど元々人が集まっているところで開催することにしたおかげで2月の悪夢?(笑)は避けることができ、モチベーションは失わずに済んでいます。
同じものを展示でも場所が違うこともあり展示方法も試行錯誤。毎回の反省も活かして続けています。

先日は予定外に近所のベルギービールバーで模型を展示させていただけることになり、実りのある楽しい時間となりました。ありがたいです。

そして、次回は9月22日(日)9:30〜16:30、
松本市立博物館の会議室
にて開催いたします。(交流スペースに向けてガラス張り!)

そしてその次、10月も同じ会場で開催予定なのですが、ミニワークショップをやろうと計画しています。

<棲み家について>

ミニワークショップについて書く前に、このタイミングで改めて棲み家展で展示している模型について。
棲み家展では、おひとりさま向けの小さなおうちのご提案として5つの模型を展示しています。
SOHO住宅、小さなお店付き住宅、賃貸付き住宅、小さな飲食店付きコーポラティブハウス、老後に向けた終の住処の5つです。
よくご質問をいただくのですが、どれも実際に建てられた住宅ではありません。

らふ提案室として、どのような提案ができるのかということを見ていただきたいということと、
住宅といってもいろいろな形があり、住まう人が違えば正解はそれぞれ、一般的にこうというイメージに捉われる必要はないのだということを感じていただければという思いで計画したプランを提案しています。

実際に建てられた住宅ではありませんが、敷地は実際に販売されていた土地(特徴的な土地は場所がわからないよう多少形状を変更しています)を利用し、その土地の法規や条例、ハザードマップ、周辺環境を考慮した計画としており、
構造的にも無茶なことはしていませんので、実施設計に至った場合は当然構造計算は必要で、壁や柱が必要であったり梁を大きくする必要などが出てくるかもしれませんが、
(そうなった場合の対応もあたりをつけつつ、企画提案という特性上見た目を優先している部分もあります)夢物語な計画ではなく実現可能なものという考えで計画、提案させていただいています。
気持ちとしては全てコンクリート造で提案したいところでしたが、一部を除いて木造が可能な計画です。

また、らふ提案室ではお客様からこういう要望があったらこういう思いでこういう計画を提案することができるということをリアルに感じてもらえるよう、お客様の個人情報からご希望まで、ペルソナの設定をしました。
ここも、架空ではありますが、実在する私の身近な人やその友人知人の話などを元にリアルに感じていただける人物像となっています。

価格についてもよく聞かれますが、展示しているうちの1棟は私が自分の家として計画したもので、当時概算は出してもらっていましたが、4年程前のことで、全ての物価が高騰した現在の価格はあまり考えたくないですね;

そもそも、よく聞かれる坪単価ですが、住宅で特にコストがかかってくるキッチンやお風呂などの水廻りは家自体の大小に関わらず外せません。
そうなると、コストがかかる部分を家全体の面積で割って分散させることになるので小さな家ほど坪単価は高くなるのです。
一般的なHMなどが提示している数LDK坪単価いくら!との比較はできません。

坪単価よりも、予算ありきで、自分に必要なものの取捨選択をと思ってますし、そのお手伝いができればなという思いです。

もう一つ、この部屋は何帖ですか?というのもよく聞かれます(笑)
これは、模型の横に展示している図面に部屋名や帖数をあえて入れていないせいだと思うのですが、模型にも図面にも家具が入っているので、帖数に捉われずその空間が自分にとってどう感じるのかをイメージしてもらいたいと思っています。

例えば同じ6帖でも天井の高さや窓の位置や形状、その他いろいろな条件によって実際の感覚は変わってくるのですが、その数字だけで思考が終わってしまうことが勿体無いなと思うことがこのようにした理由です。

同じく室名も小さな住宅なので使い方が自由な計画にしているため、自分ならどう使うかイメージして欲しいのです。
その上で別に用意して各所に置いてあるファイルの図面で一通りのストーリーを読んでいただければなと思っています。

模型は屋根や壁の一部が取れるようになっています。そうそう簡単に壊れないので、手に取って、目線の高さで内部を見ていただくと自分がその空間にいるイメージがしやすいと思います。
どこで開催しても椅子を置いているので、模型を持ち上げるのが怖い場合は座って屈んで目線にしてみてください!
本当は目線の高さで展示できるといいのですが。。。

<ミニワークショップについて>

自分の、自分たちのための住まいについて考えてみませんか?
いつか のためでも大丈夫。
自分の暮らし方を見つめてみることで本当に必要なものが見えてきます。
いつかがやってきた時に慌てることがないよう、よくわからないまま進めることがないよう、何より、家づくりを楽しむための準備体操ができる機会をと思い、ワークショップを企画してきました。

今回は模型展と合わせて行う形となるので、短時間(2時間くらい)でと考えています。
模型を使いながら、家づくりを始める前に必要だと思う住まいづくり・間取りの考え方をお話しさせていただきつつ、少し手を動かしていただこうと思っています。
正直まだちょっと模索中ですが;
ちょっと考えていることがあるので、今回はその前段階として無料開催しようと思っています。

下記の時間で予約制とさせていただきます。
10月18日(金)18時〜21時(の間で2時間程度)
10月19日(土)9時半〜16時半(の間で2時間程度)

ご夫婦、カップル、同居される親子(社会人)での参加も歓迎です。
今回開催スペースが狭いため、申し訳ございませんが中学生以下のお子様連れはご遠慮ください。

難しく考えず気軽に参加していただければと思っています。ご興味ありましたらnoteからでも下記メールででも問い合わせください。
info@rafu-design.com

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