帝王切開の立会出産って…どんな感じ?
こんにちは。3歳0歳育休中の父親でラーフルと申します。
先日無事に、予定帝王切開にて、娘が産まれました!母子ともに健康でほっとしています。ちなみに今日はへその緒が取れました!
第2子は予定帝王切開でした
第1子が逆子で帝王切開だった関係で、今回、第2子も予定帝王切開でした。38週で帝王切開手術を実施するため、早産などがなければ妊娠初期に出産日がが確定します(ちなみに今回お世話になった産院では、数日の幅であれば都合を聞いてもらえたので、第1子の誕生日からキリの良い日にしてもらいました)。
自然分娩のような不確定要素が少ないので、一定のソワソワ感はありつつも、淡々と出産予定日を迎えた感じでした。今回は第一子がいるので、保育園などの生活をつづけながらなので、尚更「気づいたら予定日」感がすごかったです。
初めての立会出産、でも帝王切開…どんな感じなの??
ちなみに第1子はコロナ真っ只中の出産だったため、立会等はかなわず。今回が初めての立会出産になりました。
自然分娩の立ち合いであれば、なんとなくイメージがつきます。陣痛に苦しむ妻を支え、手を握り、水を飲ませ、テニスボールで押し…(?)。でも帝王切開は、出産とはいえ、どう考えても手術です。オペ室に部外者がいて良いのか。写真撮れるシチュエーションがあるのか。病院の案内を読んでも「生まれる場面でご案内します」くらいのことしか書いておらず、謎は深まるばかり…。疑問しかない状態で当日を迎えました。
実際の「帝王切開×立会出産」はこんな感じでした!
無事に予定帝王切開の前夜を迎えた妻は、病院に前泊。絶飲食の夜を過ごしたそうです。
そして出産当日。私は手術の1時間ほど前に病院入り。服の上から病院指定のガウンを着用し、妻の病室で待機します。妻は手術に備え、栄養剤や抗生剤の点滴を受けつつの待機でした。
手術は、午前の外来診療が終わり次第実施とのことでしたが、当日は急な出産が相次ぎ、予定帝王切開の我々は少し待つことに。何回か「そろそろ」「やっぱりまだ」の空振りを繰り返したのち、ようやく妻が手術室に搬送されていきました。(ちなみに私は緊張のあまり、ここでトイレに…。恥ずかしい。)
妻が搬送されてしばらくのち、看護師さんから私も廊下で待機するように指示。そして、切開開始直前に、手術室に案内されました。
手術室に入ると、入り口側に頭を向ける形で妻があおむけになっていて、その先は垂れ幕のようなもので見えないようにされていました。妻の頭の脇に丸椅子が置かれていて、そこに座って妻の手を握るように指示されました。全身麻酔ではないので、妻は会話できる状態。執刀医さんの「それでは始めていきますね」の声に、お互いの握る手に力が入ります。
切開が始まると、(体感で)あっという間に子宮にメス。羊水の吸引が始まり、ほどなく赤子が取り出されます。へその緒を切断後、妻の目に入るように「生まれましたよ」と、赤子を掲げてくれました。赤子は少し血を帯びた状態ではありましたが、血がそこまで得意ではない私も、不思議と気になりませんでした。
赤子は、モニターのある台に載せられ、心拍やパルスオキシメーターなどを監視されつつ、酸素の補給や清拭を受けます。この段階で看護師さんから撮影が許可されました(そりゃ、術中は撮れないですし、あまり撮りたくもありません)。妻は、収縮剤や痛み止めなどを投与されつつ、引き続き羊水を吸引されながら胎盤を摘出、その後縫合。妻はこのあたり、かなり苦しそうな状況だったため、私は撮影どころではなく、でもやれることもなく、ただ妻の手を握って励ますことしかできませんでした…。その後ほどなくして立会者は退出を促され、終了でした。
まとめ
帝王切開ということで、能動的に「出産した」というよりは、外力により赤子が「取り出された」わけで、その場での達成感というか、「やったー!!」という感じはあまりなく、あっけない感じは否めませんでした(いずれにしても夫は傍観者でしかないのですが…)。ただ、子供がこの世に生を受ける瞬間を目撃できたこと、また10か月近くの妊娠生活がフィナーレを迎えたこと、そういう意味でジワジワと感動がわいてくるような、そんな心持ちでした。
立会を迷っているそこのあなた!! 血が苦手でも、切開しているところを直視するわけではないですし、おそらく大丈夫かと思います。苦手なものからはすべて目を背けたとしても、出てきたての赤子を見るだけでたいへんに感動的です。そしてなにより、奥さまは手を握られるだけでも、とっても心強いと思います。帝王切開でも、可能であればぜひ立会をおすすめします!
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