見出し画像

【成功するためのマインドセット】生ぬるい環境より叩かれたほうが良い【特に若いうち】


最初に努めていた大手のアパレルは2000人規模、1000億以上の売上のある会社で、いわゆる大企業でした。
他の会社の方や業務委託でやっている方はみな口を揃えて

「御社は穏やかで、いい会社ですね」

と言っていたのを覚えている

今ではその意味がわかるようになったが、そのときは、それが普通だったのでわからなかった
その会社を離れて約10年、外資系、そして自身での会社を立ち上げを経験してきた私が振り返ってみると

本当にいい人ばかりの、良い会社だったな

といえます

しかし、それは100%褒め言葉とばかりは言えない、今の私からするとそれは60%褒め言葉で40%は皮肉だったと言うことができるとおもいます

社員の人がいい理由はなぜか、私が分析するにその理由は以下

1. 時代が良かった頃に会社の売上の核となる商売(コア)を見つけ出すことができた
2. そのコアを利用して、(当時の時代では)圧倒的な利益を生み出すと同時に、めちゃくちゃ苦労してマーケットで強力な位置を獲得した
3. 上記のビジネスを回すために、一部の優秀な人がわりとソリッドな社内システム(ガバナンスや社員の方針)を作成しそのシステムにのって会社を運営すれば売上=利益はある程度安泰の状態になった
4. その後入社した社員は、上記のストーリーを知らず、前提知識が無いので、システムによって決められた歯車の一部のような業務をこなすことで、評価され、事業の本質を知ることなく、日々働くようになった。
5. それでも売上が安定しているうちは”リストラナシ””売上悪くても罰則や上司に怒鳴られることあまりなし”といったような形で、社員にとってはすばらしい環境になった。

というような圧倒的典型日本企業を地で行くような企業だったわけです

そして、そこから出た私が味わったのは、地獄と言っても良い日々でした

コンサル出身のエリートたちに毎日差を見せつけられ
ボスからは人間のグズのような扱いを受ける
常にリストラの危機にさらされる
中国という全く新しい環境で、味方いない
毎日平気で10-11時までの残業

以上のような環境で、よく自分も病まなかったと思いますが、結果として、良かったのかなとおもいます。

私は、自分の最大の強みは、学習能力だと思っています。

私の思う学習は、変わろうとする力です。→ここについてはこれだけに絞って後ほど話したいですね。

そして、それは自分が驕り高ぶることなく、自分の不足部分を真摯に認められたときに発揮できるということがわかりました。そこに気づけたので、上記の地獄体験も無駄ではなかったと今では言えます

2011年から私が経験した環境は、私にギリギリのプレッシャーを与えつつも、常に向上するという機会をもたらしてくれました。


その御蔭で、当時勤めていたときから7-8倍の収入を得るようになりましたし、自分の価値がわかる仕事ができるようになりました

サラリーマンをしていて、すごくいい環境にあるが、何かが違うと思った方、それが長い間続いている方は、その心地よい環境を飛び出す必要があるときがくると思います。以下のスティーブ・ジョブズの名言がいつも私の原動力になってくれています。

「もし今日が人生最後の日だったら、僕は今からすることを“したい”と思うだろうか? その質問に対して、あまりにもノーが毎日続くようなら、それは何かを変えないといけない証拠だろう」


いいなと思ったら応援しよう!