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「離婚さん💔いらっしゃい😻」Q&Aまとめ

2022年10月2日に行われた「離婚さん💔いらっしゃい😻」にraeruの境と白シャツの2名が参加しました!

「離婚さん💔いらっしゃい😻」は@moihikariさんが毎週日曜日の夜に、離婚でお悩みの方の相談会をするTwitterスペースです。(今回が32回目とのことで継続されていてすごいです!)

アプリに関する質問をたくさん頂いたのでnoteにまとめました!
気になる質問の箇所だけでもお読みください。

企画者(白シャツ)と開発者(境)はどういった知り合いなんですか?

白シャツ:私がもともと離婚と面会交流の経験があり、面会交流の日程調整ができるサービスを探したのですが、使いやすそうなものが見つからず、自分でつくろう!と企画しました。開発者をネット上で募集して境さんと知り合いました。
境:私はソフトウェアエンジニアとして、社会的に意義のあるサービスを作りたいという思いがありました。たまたま募集を見つけて、応募しました。白シャツさんと意気投合して開発を開始しました。

開発はどれぐらいかかったんですか?

境:スマホアプリの開発に決めてからリリースまでは3,4ヶ月ぐらいです。ただスマホアプリを開発する前に、仕様やデザインを決めたり、検証用のWeb版を作ったりしたのに半年かかっています。

リリースしてからTwitterでの評判を見たりしますか?

境:よく見ています。アプリをリリースしただけでは誰にも知ってもらえないので、アプリの紹介ツイートや、面会交流に興味がありそうな方をフォローすることで、raeruを認識してもらえるようにしています。少しずつですがリツイートされたりと知っていただけてるように感じます。

面会交流でアプリが必要だと思った経緯を教えて下さい。

白シャツ:離婚も面会交流もすごいエネルギーが必要でした。離婚して父子家庭で育てる中、離婚相手から何回も連絡があったり、長文のLINEが届いたり、夜遅くに子供が呼び出されるようなことがあり、面会交流調停に踏み切りました。弁護士とも相談して直接のやり取りはしたくなかったのですが、支援団体は料金が高く現実的ではありませんでした。他のサービスを探したのですが、自分が必要としている手軽なサービスが世の中にないことに気が付きました。無いなら自分でつくろう!と思ったのがきっかけです。同じ苦しみの人が一人でも助かったらいいなと思っています。

開発者に仕様を説明したり、面会交流とは何かを説明するのは大変だったのではないですか?

白シャツ:いえ、機能やコストの話だけでなく、アプリの社会的な意義を境さんは理解してくれていたので、スムーズに話が進みました。

白シャツさんはraeruで面会交流の調整ができていますか?

白シャツ:残念ながら私は調停に間に合わず使えていません。しかし、使ってくれている方がいるので作って良かったと思っています。

調停委員がITに詳しくなく、アプリの利用について理解が得られない場合がありそうです。

境:その心配はあります。口頭で調停委員に説明をするのは難しいようで、数名の方から調停で印刷して使うためパンフレットがほしいとご連絡をいただいたので作成しました(パンフレット)。結果は伺っていませんが、喜んでいただけました。

アプリの費用はかかるんですか?

境:アプリの費用はかかりません。

無料提供で会社としてやっていけるんですか?

境:今後、課金機能を追加するか、広告を掲載することは検討しています。どうしてもランニングコストはかかりますし、このアプリでいちばん大切なのは継続的に提供されることだと思っているので、何かしらの方法で売上を上げる必要はあります。ただ広告を掲載するにしても、利用者の増加が必要なので、現状は売上よりも利用者が増えることに注力しています。ちなみに現在提供している日程調整の機能を有料にすることは考えていません。

「有料にしたほうがいい」や「費用負担を同居親・別居親どちらが負担するのかでモメそう」などのコメントが来ています。

境:ありがとうございます。確かにそうですね。

行政に求めたいことってありますか。

境:大阪府が面会交流支援事業をはじめました(参考)。今後、有料機能が追加された際に、アプリの費用を同居親・別居親ではなく、行政が支援してくれるようになると良いのかなと思います。

面会交流支援団体の人はアプリを前向きに捉えていると思いますか。

境:支援団体さんは、raeruで支援できる範囲よりも高葛藤な方々を対象とされている場合が多いと思うので、アプリで解決できる範囲であればアプリでやれば良いと思っているのではないでしょうか。
面会交流には葛藤の高低によって必要なサービスが違うと思っていて、葛藤が低ければ直接LINEすれば良いし、葛藤が高ければ支援団体さんの見守り支援が必要です。raeruはその中間の方々を支援するサービスだと思っています。

なぜraeruという名前なんですか?

白シャツ:「これな"ら"あ"える"」からとりました。このアプリであれば面会交流できるという思いを込めました。

行政がインフラとしてアプリを提供したほうがいいという考え方もあります。例えば、民間の作ったアプリではなく政府認定のアプリを使うように決められたらどうしますか?

境:使いやすいアプリであれば良いことですし、我々もそこまで社会を動かせたと喜ぶと思います。ただ行政がこの問題についてスピード感を持って取り組むにはもう少し時間がかかりそうです。

「raeru内で使えるスタンプ」や「投げ銭」で課金するというコメントが来ています。

境:面白いですね。色々なアイディアをいただけて嬉しいです。

iPhoneとAndroidの両方で使えますか?

境:どちらも使えます。iPhone・Android間でも利用できます。

面会を確定しないと翌朝通知が来る機能がいいと思いました。

境:ありがとうございます。ユーザーさんからリクエストされた機能なんです。

仕様とかのリクエストがあるときはどうすればいいでしょうか?

境:TwitterのDMでも、アプリ内のお問い合わせからでも大丈夫です。

「別居親にとっても良いサービスだと思います」とリスナーさんからのコメントがあります。

境:ありがとうございます。まさに同居親にも別居親にも喜んでもらえるようなサービス作りを続けていきたいです。

一方で「同居親目線の仕様が多いので別居親にもヒアリングをしてほしい」とのコメントがあります。

境:課題と認識しています。同居親さんへのインタビュー(参考)だけでなく、別居親さんへもインタビュー、ヒアリングをして双方に喜ばれるようなサービスにしたいです。

乱暴なコメントが届いたりしますか?お二人のストレスにならなければいいなと思っています。

境:ありがとうございます。乱暴なコメントは特にないですが「こんなの使えない」とか「裏にどんな団体がいるかわからない」みたいなコメントはありました。今後も丁寧に説明していこうと思います。

ありがとうございました。今後も普及していくことを願っています。

境・白シャツ:こちらこそありがとうございました。

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