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自分の価値と市場価値を区別する

こんにちは。ゆたです。

本日は
自分自身の価値と
市場における自分の価値

についてお話をさせていただきます。

先日、職場の後輩から
自分の価値についての相談を受けました。

自分の価値を他人にゆだねてしまう
自分の存在意義が分からない

自分の価値が分からず
他人の評価が気になってしまうので

失敗が怖くなり
新しいことにチャレンジが出来ないそうです。

後輩が言うには
他人に心配してもらうことや
他人に認めてもらうことで
自分に価値を見出していたそうです。

他人の目が気になるから
失敗はしたくない
失敗したくないから
新しいことにチャレンジできない。

でも
他人に心配して欲しい
他人に認めて欲しい

こんな状態です。

前の職場で
悲劇のヒロイン」は
どこにいっても上手くいかないよ。
そう言われたそうです。

自分でも分かっているけど
中々、直すことができない。
このままだといけないことは
分かっていると言っていました。

私はこの話を聞いて
こうアドバイスをしました。

「自分自身の価値」と
「自分の市場価値」を
区別して考えられるようにしよう。

自分の市場価値?
そう疑問が浮かんだかと思います。

本日のテーマは
自分の価値と市場価値を区別する

この2つの価値を知り
区別することで
後輩の悩みは解決します。

私も後輩と同じような悩みがありました。
この考え方を身につけたおかげで
悩みは全て解消しました。

もし
あなたも他人の目が気になってしまい
学校や仕事が上手くいっていないのなら

今回お伝えさせていただくことを
参考にしてみてください。


自分自身の価値と市場価値の違い

あなたの市場価値は社会が決める

自分の市場価値とは
自身の能力・経験・スキルに
どのくらいの需要があるか?

のことです。

例えば
私は理学療法士の資格を持っています。

その資格があるから
病院でリハビリをするお仕事ができます。

病院や患者様にとって
理学療法士は必要な存在。
価値がある / 需要のある
資格ということですね。

その経験があるので
今は整体師として働けていますし

学んだ知識や技術を
セミナー形式で
社員に伝達することもできます。

伝達することで
会社の教育や売り上げなどに
良い影響を与えて結果も出る。

このように
自分の能力・経験・スキルが
社会にとってどの程度
価値があるのか?需要があるのか?

これが自分の市場価値です。

社会に出ると
結果を出すために経験やスキルを
求められます。

学歴
資格
コミュニケーション能力
専門的な知識や技術

などなど…

他人や社会というのは
あなたの市場価値をみています。

市場価値であるスキルや能力は
実績や数値などで評価できるので
分かりやすいです。

偏差値
売り上げ
評判
人脈
資格保持数や種類

色々ありますよね。

こういったスキルや能力が高いほど
あなたの市場価値は高まります。

逆に
結果を出すことができない。
人間関係がうまくできない。
失敗やミスを繰り返してしまう。

自分の市場価値が低い
会社をクビになってしまうかも。
学校で仲間外れになってしまうかも。

これが社会というものです。
恐ろしいですよね。

ここまでが市場価値の話です。
次はあなた自身の価値の話。

自分の価値は自分で決める

他人や社会は
の能力 / スキル / 経験
市場価値を評価しています。

私自身ではなく
私が所有している資格や経験
施術ができる能力
コミュニケーション能力
セミナーができる知識など

私に付随しているもの
みているんです。

私自身の価値を評価している
訳ではないんですよね。

では
自分自身の価値ってなんでしょうか?
あなた自身の価値ってなんでしょうか?

能力や経験やスキルではないですよ。
よく考えてみてくださいね。

私はこう思います。
あなた自身の価値というのは
あなたという存在自体
あなたを形成しているもの

一人の人間として
この世にいる存在しているあなたです。

あなたという
キャラクター(個性)を形成する
価値観や信念、人格や個性
考え方 / 在り方など

数値化できないものになります。

覚えていただきたいことは
その価値を
他人が決めることはできない。

ということです。

他人にあなたの存在を否定する権利
なんてありませんよね。

他人にあなたの人格や個性を
否定する権利もありません。

あなたも他人に対しては同様です。

あなたが他人をコントロールできないように
他人もあなたをコントロールできないんです。

あなたの市場価値は他人が決めれますが
あなた自身の価値はあなたが決めれるんです。

他人が決める市場価値と
あなたが決める自分の価値

これが区別できていると
他人に自分の存在価値をゆだねたり
他人の評価で自分が傷ついてしまうことが
なくなってきます。

これが混ざってしまうと

他人はあなたの
市場価値がないと判断しているのに

あなたは
あなた自身の価値がない
と思ってしまうことになります。

後輩の場合
失敗 = 自分自身の価値がなくなる
と判断してしまっていました。

自分自身の価値と
自分の市場価値が
区別できておらず
ごちゃ混ぜになっている状態です。

失敗してしまうと
自分は社会や会社にとって需要がない。
需要がない = 自分に価値がない

存在意義がなくなる。
そう思ってしまっているのです。

自分に需要がないと
会社に自分の居場所がなくなる
自分自身の存在意義もなくなってしまう。

だから失敗ができない。
失敗できないから挑戦できない。
このループに陥ってしまっていました。

では
どうすれば後輩は
このループから抜け出すことが
出来るのでしょうか?

自分自身の価値と市場価値を区別する

自分の価値を大切にする考え方

私も以前は後輩と同じ状態でしたが
今は抜け出すことができています。
価値をきちんと分けているので
精神的にかなり安定
しています。

今の私はこんな感じで考えています。

他人は他人。
自分は自分。

市場価値は他人が決めるもの。
自分の価値は自分で決めるもの。

市場価値が低いのなら上げれば良い。

自分の市場価値を上げるには
自分の課題を見つけて
知識を学び、実行し、フィードバックをして
次の課題を見つける

これを継続すると
結果が出ることは
自分で証明済みなので
こうやって市場価値を上げてます。

もしクビになったとしたら
今の会社にとって
自分の市場価値は需要がなかったんだな。
としか思わないと思います。

これは市場価値の話で
自分自身の価値が
なくなったわけではない。

他人や社会が評価をしているのは
市場価値
なんだから。
こんな感じです。

そして
自分の価値は自分で決めています。

自分の存在自体や
自分の個性は
他人が評価できるものではない。

自分の存在や個性
マインドの核となるもの
自分が努力していること
自分が継続していること
自分が大切にできていること

自分自身で価値を承認
自分の価値とする。

自分の価値は自分が知っている。
自分でコントロールしているもの。
他人に何を言われようが関係ない。
他人が評価をするものではない。

仕事の結果が出なくても
人間関係がうまくいかない時も
ミスをしてしまった時も
それは市場価値の話。

他人が評価するもの。
コントロールができないもの。

この区別ができるようになってから
自分の精神がかなり安定しました。

周りの評価も気にならないし
ミスをしても落ち込んだりしません。

なぜなら
自分なりの解決方法を知っている。
市場価値の上げ方も知っている。
自分自身の価値は自分が知っているし
これは他人が決めるものではないから。

自分の価値を知るためのワーク

最後に
自分自身の価値を知るための
ワークをご紹介します。

自分自身の価値を知っていれば
あとは市場価値と区別するだけですから

そのワークは【日記】になります。

自分の価値を知るためには
その日に起こった出来事と
自分の感情の動き

日記に書き出して
どうしてその感情になったのか
深掘りをすることです。

自分が大切にしているものに
影響があったから感情が動くのです。

あなたの感情が動くほどの
大切にしているものが
あなたを形成するマインドの軸
あなたの価値を教えてくれます。

例えば
こんな感じで私は書いています

日記の一例
①出来事
今日、自転車に乗っている人が
落とし物をした。
自分はすぐに気付いたので
落とし物を拾ってその人に渡すことができた。

その人は
「ありがとうございます!」と
感謝の言葉を言ってくれた。
安心した表情も見れたので
拾って良かったと思った。

②どんな感情になったか?
嬉しい」気持ちになった。

③共感・労い
【共感】
もし自分が落とし物をして
後で気づいたら焦る。
不安な気持ちになるし
落ち込むと思う。

過去にそういう経験をした。
その経験があったからこそ
すぐに渡してあげようと思えた。

気付いたのに知らんふりをしたら
後で後悔の気持ちになっていたと思う。

【労い】
よく咄嗟に判断して行動できたね。
今日、自分がした行動は
素晴らしいことだ。

④なぜその感情になったのか?

自分は相手を尊重することを
大切にしているから。

その人が
後で不安な気持ち
焦りや後悔の気持ちに
ならないようにしてあげたい

相手の気持ちを尊重しているから
今回のような行動ができた。

その結果
相手が笑顔で安心して
しかも感謝の言葉までいただけたので
嬉しい気持ちになった。

⑤自分の大切にしているモノは何か

今回の出来事で
自分の大切にしているモノの一つに
「尊重」があることに気付いた

相手を「尊重」すると嬉しい感情になれる。

自分の価値の一つとして
相手を尊重できることが見つかった。

以上が日記のワークです。

①起こった出来事を書く
②自分はどんな感情になったか?
③感情に対して労いと共感をする
④なぜその感情になったか深掘りする
⑤自分の価値を見つける

まとめると①〜⑤になります。

日記を続けていくと
自分の大切にしているモノ(核といいます)
となるものがどんどん見つかります。

ヒントは
その核に近い出来事は
ポジティブな感情
になるし
核から離れる出来事は
ネガティブな感情
になります。

自分にはこの核があるから
〇〇の感情になったんだな。
と気付くことができます。

これが
市場価値とは全く違う
あなただけの
あなた自身の価値になります。

この日記ワークは
自分を変えるためにとてもおすすめです。

人間性が変わる大事なワークだと
私は思っています。

ぜひ、やってみてください。

まとめ

まずは
自分の市場価値と
自分自身の価値が
違うものだと知ることから。

次に
自分の市場価値を上げること
自分自身の価値を知ること

自分自身の価値を見つけるために
「日記」ワークをする。

これを繰り返していくうちに
区別ができるようになります。

ごちゃ混ぜになったものを
いきなり区別するのは難しいです。

自分と向き合うことを続ければ
必ず区別できるようになります。

精神的にかなり安定するので
おすすめですよ。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。






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