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【初】恋愛カウンセリング日記レポート


恋愛カウンセリング(対面)のお客さん第1号


ニャン、新しいことを始めてます。

家庭環境と男心を学ぶために
実際に人と会うことをやってみる。

これからは
夫婦やカップルのカウンセリングも
受け付けていきます。
(ニャン:カップル or 夫婦)
(女性だけじゃなくて男性も受け付けてるよ)


カウンセリングの内容は、
恋愛相談と
過去の人生振り返り作業を一緒にする。
(親、恋人、友人、黙っていた過去などなど)

一度全て振り返っておくことで
自分の考え方の癖を自覚できたり、
心がスッキリして整理がつくから

前に進みやすくなる。
前に進むための一歩目を手伝う感覚かな。


今回の記事も反応をくれると
凄く嬉しいのでいいね♡とフォロー
忘れずにやっておいてください。

感想があるともっと喜びます。



こんな様子で進んでいきました👇🏻👇🏻👇🏻

「私は思い遣りがない人間なんです…」


そう言って椅子に座ったのは、
とても礼儀正しい女性だった。

自分のことを説明する度に
「私は思い遣りがない人間で…」と
前置きをする。

話してると好印象で人当たりもいい。

思い遣りがない印象なんて
受けないけどなぁと思って

質問すると、いつも母親から
「あなたは思い遣りがないよね」と
言われて育ってきたと教えてもらった。

両親はいつも多忙で
母親に構ってもらうことは
ほとんどなかった。

その代わり欲しいものは
ほとんど買い与えてもらった。

だけど、

彼女の欲しいものは
ゲーム機でも友達に
自慢できる習い事でもなかった。

「母親に甘える時間」だった。

何を貰っても喜べない彼女の姿を見て

「あなたはもらったことを全然喜ばないよね。
思い遣りがないよね」と言われてきた。

母に甘えたい。

本当は学校で友達に
上履きを隠されたことを慰めて欲しい。

抱きしめて欲しい。

そう思っていたけど、
いつも多忙で物しか
与えてくれない母に対して

「どうせ何を言っても伝わらない」と諦めてきた。


人に頼らず生きる道を選んだ。
どうせ人は助けてくれないし、
私の期待に答えてくれないから。


恋人ができても、不満をいえなかった。

言おうとしても
言うべきタイミングが分からない。

何より心の中で
「どうせ伝わない」という声が
また聞こえてくる。

そして「どうせ伝わらないなら、
別れてしまった方が楽だ」なんて思ってしまう。

そんな自分を変えたくて今日は話にきてくれた。

彼女を見てると、
とても苦労してきたんだなと思う。

だって、仕事もしっかりとしていて
言語化能力が決して低い訳じゃないのに

自分が「何を嫌だったのか」だけは
中々言葉にできなかったから。

いつも「どうせ伝わらない」と
諦めてきて生きてきたから、
「気持ちを言葉にすること」に慣れてなさすぎだ。

今日は、

本当に母に伝えたかった気持ちを
涙と共に吐き出せた。

これから長い時間をかけて、
彼女は自分の気持ちを言葉にして
吐き出せるようになっていけると思う。

彼女が人に想いを伝える時に
「どうせ」と前置きをしなくてもいい人間に
これから変わってくれることを願う。

追記

親に甘えられなかった過去があると
「誰にも頼らず一人で生きる力」が着くけど

その力に頼りすぎると、大人になっても
誰にも頼れずキャパオーバーをして病んだり、

恋人に気持ちが言えないから
別れるかor大喧嘩の恋愛を繰り返すことになる

気持ちを伝えることは怖いけど、
やっぱり慣れていかなきゃいけない〜と思った。
そのまま放置する方が怖いことになるから。


やっぱり自分の過去を振り返ることは、
大人なら誰しも1回はしておいた方がいいな〜

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