両口蓋扁桃摘出術まとめ
見てくれてありがとうございます。
Amebaブログに書いた日記を改めてここにまとめてみようと思います…。
記事書くのは初めてできれいな文章とは口が裂けても言えませんが、
扁桃摘出手術に関心がある人に少しでもお役に立てたらと思います。
目次
~入院初日~
~手術日当日~
~術後3時間後~
~2、3日目~
~4、5日目~
~6日目~
~7日目~
~その後痛みが消えるまで~
まとめ
~入院初日~
この日は病棟の説明や翌日の手術の流れの確認が主なものです。
麻酔科医や看護師からは特にアレルギーの有無について5,6回確認されます。
(ちょっとしつこいんじゃないかと思うくらいでしたが、優しく答えていきました。笑
ちなみにこの時看護師さんから手術後はかなり痛いってことと尿道カテーテルを入れた場合、それを抜くときも結構痛いと聞いてビクビクしてました…。)
その後両扁桃を取るということで両手の甲にペンで丸を書かれます。
(このペンのマークは寝た後にほっぺたに写るなどとれやすいから注意。)
また21時以降は食事が禁止され、手術が終わるまで何も食べられないので夕飯+α食べておくと良いと思います!
(僕は20時くらいにそれを思い出し慌ててコンビニでパンとスイーツを買いました。笑)
~手術日当日~
いよいよ手術当日です。
朝10:00以降は飲み物も禁止なので朝しっかり飲んでおくと良いと思います。
(僕は眠さに負けて水飲むより寝てました…。)
手術前に点滴をさしたり手術着に着替えます。(この時はパンツでなくT字帯と呼ばれるふんどしのようなものを履きます。ちょっと違和感あります。笑)
いざ手術ということで手術室まで歩き、テレビなどでよく見る手術台に寝ます。
(オペ室が珍しくてずっとキョロキョロしてたら麻酔の先生に「そんな興味あるの」と冷静に言われて少し悲しかったです…。笑)
腕から点滴を入れるかのように麻酔を入れていきます。
目の前がだんだん揺れていったと思うと気づいたら術後でした。手術台の上でがらがら移動していました。(自分が目をつぶるという感覚のないままあっという間に終わっています。びっくり!)
一時間半のオペでした。
術後すぐ目は覚ましますが、まだ麻酔が残っているのか痛みなどはそんななく、あるのは違和感でした。ただしゃべることができなかったです。感覚が違いすぎて驚くと思います。
術後3時間は安静にしなければならないのでひたすら寝ました。
この時に尿意があるとカテーテルを入れる事態になります。(僕は事前にトイレを済ませていたこともありセーーフ!)
~術後3時間後~
麻酔が切れたので動けるようになりました。
がしかし、非常に強い痛みが襲ってきます、、、。
唾をのむ、しゃべる、などの行為をした瞬間、激痛が襲ってきます。
ただ痛みとしては扁桃炎になったときと同じくらいの痛みでした。(でもやっぱりめっちゃ痛い。)
18時になり食事が来ましたがなぜかおかゆではなく普通の白米でした…。
おなかがペコペコなのでなんとか食べようとしました。
しかし激痛です。
噛む間ももちろん、飲み込むときは地獄です。
舌はほとんど動かせない(扁桃部に当たるから)ので口の中のいたるところに食べかすがつき、かなり嫌な感じです…。
白米はあまり食べれませんでした。
ただし執念でおかずだけ何とか食べました。
歯磨きもすまして21:00に消灯し、就寝します。この時寝ながら鼻呼吸すると何かが詰まっている感じがしてうまく鼻呼吸できません。やや態勢を起こすと鼻が通るようになるので枕を高くして寝ました。
~2、3日目~
この時期は痛み止めを飲んでもまだまだ結構痛い。話をするのも最低限、舌を動かすのはほとんどできません。
ただしご飯は全粥なので何とか食べられるし、おかずも柔らかいものなので食べられます。しかし案の定口の中は食べかすが散らばっているので水でぐちゅぐちゅしながら飲み込みます。
話すのも唾をのむのも激痛なので気分は落ち込む一方です。
ただ何も口を動かさなければあまり痛くはありません。必然的に睡眠しまくる生活になっていきます。
~4、5日目~
痛み止めは相変わらず必要な日々。このあたりから喉を使わないようにすればそんなに痛みを感じず話をできるようになっていきます。友達を呼ぶならこのあたりでしょう。ただ話過ぎると喉が乾燥していきだんだんと痛くなっていくので注意。(僕の場合は4日目に友達が来てくれて気分がめちゃくちゃ上がりました!プリンやチーズケーキを美味しく食べられました!このあたりの時期はかなり気分が落ち込むので楽しく話すのがおすすめです。)
~6日目~
朝の寝起きは痛み止めが切れているためまあまあ痛いです。しかし痛み止めを飲むと痛みはほとんど我慢できる。この日診察した結果、出血なども特になくきれいに回復しているとのことだったので翌日の退院が決まりました。(うれしさMAX)
体も(喉以外は)元気なのですぐにでも退院できそうな心持ちでした。しかしこの日もしっかり入院していてよかったと感じるのは明日の話…。
(ちなみに退院がうれしすぎて前日の夜に身辺整理まですましちゃいました。)
~7日目~
起床するとのどの痛さがまだなかなかあります…。つばを飲み込んだり舌を動かすのはまだまだ痛いです。朝ごはんは軽くすまして、退院の準備に取り掛かります。気分はウキウキで退院のお会計も済ませられました。金額は手術代などすべて含めて13万円くらいでした。
退院したら早速ずっと食べたかったバーガーキングのハンバーガーやポテトを食べました。痛みはあるものの美味しく食べることができました。
しかし悪夢が襲ったのは夕飯の時のこと。美味しく家族ですき焼きを食べていたら喉に激痛が走るようになりました。痛み止めに関して、元々そんなに痛くないなら飲まなくてよいと言われていたのでお昼食べてからも飲んでいなかったのですが、とうとうその効果が切れてしまったのです。慌てて飲んだけどすぐには効果が出ず、気分も落ち込んだままでした…。結局すき焼きはほとんど残し、就寝です。しかし長かった入院生活もこれで終わり、自分のベッドがめちゃくちゃ心地よかったです。
~その後痛みが消えるまで~
退院したといっても喉の痛みはあるので、しばらくは激しい運動や固い食べ物、辛い食べ物は制限される生活でした。声も出しづらく、大きな声も出せないので必然的に言葉数は減ります。一週間くらいで収まると思っていたのですが、声が普通に出せるようになるまでは2週間ちょっとかかるので退院後も余裕のある予定を組んでおくのがいいと思います。
まとめ
結論として私は扁桃摘出は早めに行うのがいいと思います。なぜなら術後の痛みは扁桃炎になるときの痛みとほぼ変わらないか、少しマシだからです。激痛かついつ起こるかわからない扁桃炎になるよりは自分の都合の良い時期に合わせて一定期間痛みに耐えるほうが断然いいと思います。ただ前提として、2つの条件があります。1つ目は、約1週間は完全拘束されても問題なく、その後2,3週間は激しい運動やのどを酷使する予定がないことです。2つ目は約15万円のお金を用意できることです。もし現状扁桃炎を繰り返してしまっている方は早めに入院計画を病院で相談するのがいいと思います。入院日の日程調整や術前検査やらで結構時間かかるからです。私は入院の2か月前から予定は組んでいました。
もしこの記事の疑問点やご質問がある方はお気軽に連絡ください!皆様のサポートができたら嬉しく思います!!
以上です。読んでくれてありがとうございました。
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