来世もアイドル
2024年5月11日、12日
東京ドーム
山下美月ちゃんの卒業コンサートでした
とってもとっても楽しくて、
たくさんやましたを感じて
メンバーも全員が輝いて
本当に素敵なライブでした
この記憶を記録とともに残したい、
後悔のないようにしたいと思ったので
ネットの海へ大公開させちゃいます
…ばいばいっ!!!
いやまだばいばいじゃないよ
1日目
1日目は寂しさなんて感じさせない、ものすんごい楽しいライブでした
卒コンっぽくない、みんなでわちゃわちゃして、楽しめて、ファンを泣かせないライブにしたいと本人も言ってくれましたが、あんなに楽しいライブになるなんてまったく思っていませんでした
団長の離脱により残された者たちは、軍団を名乗ることはもうないかと思いましたが、さすが諸葛亮、こちらの予想を遥かに上回る
まさかの全軍団乗っ取り計画を実行し、更には新軍団も立ち上げました
卒業するやました、生ける軍団員を走らす
とはまさにこの事(どのこと)
新軍団員は8と眉毛とシュワシュワとチョモランマという一癖も二癖もあるメンバーでしたが、みんなの山ネームは寝ずに考えてたみたいですね
ファンの皆さん楽しんでくれるかな〜、とか不安に思いながら考えてたのかなって妄想してたら山下愛がK点超えですわ!!!!!え?!これが恋山病!!??
話は下山して、山下軍団で披露したのが
『遥かなるブータン』って良すぎません???
僕がこの曲を好きすぎるだけかもしれないけど、
山下軍団でやるならこの曲だ!って一瞬で納得しました。「山の向こうにある」といいますからね
山下軍団が登頂したと思ったら
今度はラブandベr…ゴホンゴホン
やまandバニーが始まって着せ替え遊びをした…
かと思いきや銭湯ラプソディーに衣装チェンジ
天才かと思いました
なんだその演出は、と
発注したやまも、受注したしゅーとさんも完璧
からのうさぎ
もう他に何も言いません。ただただうさぎ。
気になる人は円盤買ってください。
この一連の流れは今回のライブのハイライトです
うさぎ🐰
そしてライブが終盤に差し掛かって披露された
世界で一番孤独なLover
特効めっちゃびっくりしました
僕の中でやましたがセカラバを好きな印象がすごく大きくて、それだけ力を入れたのかなって思います
好きになったきっかけって言ってましたし、どこかのプレイリストでも選んでたような記憶があります。
そして何よりも嬉しかったのが『Sing Out!』です
やました推しとしてはこの曲は重要な位置にありまして、最後に披露するだろうとは思ってたものの、いざ来ると感慨深いものがありました
詳しくは2日目で書けたらなと思います(ここで読者に2日目まで読ませるよう仕向ける巧妙な手口)
2日目
2日目は徐々に最後を感じるライブでした
僕好きの衣装で登場して、もうそのカードを切るのか!と見せかけての三番目の風。
この日は東京ドームの周りは風が強かったので、来るんじゃないかと思ってたんですよね〜でもまさか1発目とは(真面目に観ろ!)
メインステージから登場したやましたが、センターステージにいる3期生の元に駆け出すスタートは痺れましたね。
これから送り出す子をみんなで呼ぶのエモい
そして月楽曲ゾーンにユニットゾーン、この辺りはアイドルファンなやましただからこそできたセトリだと思ってます。これほど観たかった大正解がたくさん出るライブはなかなかない気がします。
きっと自分をファンの目線で客観視した時に披露するべき曲と、自分がやりたいことが一致しているからこそ為せる技じゃないでしょうか。
もっと輝いてほしい子たちとしてはりるみなを選び、バスラでやれないなら卒コンしか披露する場所はない『初恋ドア』
すっかりおふざけで差をつける楽曲として定着したのに、もう1人になってノスタルジックな『ファンタスティック三色パン』
かたや東京、かたや沖縄と、乃木坂の人生を歩んでいなかったら出会えていなかったかもしれない、ポケモン好きな親友を隣に決めた『1・2・3』
いもうとだったのに全員大人になって、4人だったのが3人になり、これからは2人になるけどそれでもしつこいくらい披露してほしい言霊砲
自分を推しメンとずっと言ってくれる後輩に捧げるつもりが、泣かずに歌えた後輩を目の前に先に泣いてしまった無口なライオン
どれも心動かされる演出で、普段は泣かないような楽曲なのに全部泣きそうになって、会場ではもうコールを諦めて観ることに専念してました。
卒コンだからしんみりするんですけど、その中でも楽しさが随所に散りばめられていてすごく充実していました
しんみりした方がいいのか、楽しい方がいいのか、これはコンセプトの戦いなのでどちらがいいとかはないはずなのですが、僕個人としては今回のライブみたいな卒コンが好きです。
ちなみに新内さんのセレモニーも同じ感じでとても好きです。
そして、1日目も2日目も、本編最後のMC、曲の前のブロックで披露されたのが『Sing Out!』でした。
Sing Out!のリリース期間は美月ちゃんは休業していました。お仕事してる方がいいと言う子なので、頑張りすぎてしまったのだと思います。後に「休むくらいなら引退する」と考えていたと明かしてくれました。
それでも残ってくれて今があるわけですが、
『Sing Out!』の歌詞には
「ここにいない誰かのために今何ができるのだろう」
「ここにいない誰かもいつか大声で歌う日が来る」
というフレーズがあります
美月ちゃんに向けられたメッセージと解釈しています。
作詞家の方は人によって、時期によって解釈が様々になるような歌詞を書く方なので、百人百様の解釈が生まれていいと思うのですが、僕はこう解釈してます。
美月ちゃんはきっと戻ってくる、という想いを届けるための歌です。
その言葉の通り、美月ちゃんは帰ってきてくれて、そして最後にセンターの場所で歌い踊ってくれました。1年前に、同じ場所で舞っていた先輩のように。
こんなに素敵な答えが未来にあるなんて思っていなかったです。いや、思ってはいたのですが、実現して、さらに理想的な形の未来になるとは思っていなかったのです。
また歌い継がれますように。
くぼした
Sing Out!といえば
「ここにいない誰かのために今何ができるのだろう」と歌う姿がよくフォーカスされるのは久保史緒里さんですね。
久保さんから美月ちゃんへのメッセージ。
いわゆる「くぼした」ですね。
(なんか久保さんだけ敬称なの距離を感じる)
くぼしたは器用に見えて実は不器用な2人だと思います。特にお互いのことになると。
頑張り過ぎてしまうところや、大変な時にあまりほかの人に頼らないところ、でも人が大変そうな時はすぐに気づけちゃうところ、実に人間らしいですね。
一緒にいることが多すぎて、言葉で伝えることをやめてしまったり、いざ一緒になると「第一印象楽屋に雪積もってると思った」とか「前髪ちぎった?」とか「オーディションの時、目が光ってた」とか変なことを口走ってしまうところも好きです。
そんな2人はやはり楽曲でもシンメになることが多く、「未来の答え」「不眠症」「泥だらけ」「人は夢を二度見る」はセンターに立っています。
僕はここで思うのですが、「くぼした」は乃木坂の中にいるからこそ「くぼした」なのでは、と。
2人でユニットももちろんいいんです。
いいのは間違いないんですけど、僕は乃木坂の中で2人が対になっている姿が美しいと感じます。
なかなかいい例えが見つからないのですが、
太陽と月という正反対のものより、
寺社の入口の阿吽像、狛犬のような、
その場にセットでいて意味を成す対のイメージです。
風水は詳しくないですが、きっとあの2人は邪気を祓い、乃木坂を守る存在に違いありません。
だから、2人だけがその世界から出てくるより、
乃木坂という空間にいる方が観ていて安心感、納得感があります。
ペアと言えばかきやまもたくさん2人でいれたみたいでよかったですよね。遥香ちゃんの力強い返事、頼もしいです。
大親友のりりあちゃんのメッセージは涙なしには見れませんでした。
映像には残ってるとは思いますが、それを言葉で切り取るのは野暮な気がするので多くは語らないことにします。
好きになっていた
いつの間にか好きになっていた美月ちゃん、
面白いキャラクターに整ったお顔、
こぼれてしまいそうなほどつぶらな瞳、
急に放たれるダジャレ、ファン想いなところ、
たくさん好きです。
11thバスラだったと思うのですが、
3期生ライブをした時にアンコール最後の曲が終わってサプライズでファンからのメッセージがモニターに映されました。そのメッセージを見て美月ちゃんを始め、3期生全員号泣するシーンがありました。美月ちゃんは心配になりそうなくらい泣いていた記憶があります。
そこで火がついたのか、美月ちゃんがキャプテンのうめに耳打ちをして、スタッフから了承をもらい、1曲急遽サプライズWアンコールを披露してくれました。あの美月ちゃんは僕の中で大事にしたい思い出として残っています。
こんなに素敵なアイドル、また出逢えるでしょうか。
いや、山下美月は唯一無二です。
現れるなら来世の美月ちゃんでしょう。
来世もアイドルでいてほしいので
僕も前を向いて、来世に向けて長生きします。
長寿が
超重要?
ばいばいっ
今までありがとう。
自分を大切にしてください。