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Vitalシンセサイザー入門 - 基本的な波形の使い方(frameがメイン)



[frameの解説]
フレームの高さによって、波形の周波数スペクトルが変化します。低いフレームは、波形の低周波数成分を増強し、高いフレームは波形の高周波数成分を増強します。フレームの周波数スペクトルを変化させることで、非常に複雑な波形を作成することができます。フレームを組み合わせることで、より複雑な波形を作成することもできます。

フレームの高さを変更することで、オシレータの音色を変化させることができます。低いフレームは、より暖かく、豊かな音色を作り出し、高いフレームはより明るく、鋭い音色を作り出します。これらの特性を活用することで、あなたの音楽制作において独自のサウンドを作り出すことができます。
また、フレームはリアルタイムで変化させることもできます。これにより、オシレータの音色を滑らかに変化させることができます。このように、Vitalのフレームは非常に強力であり、豊富な音響特性を作り出すことができます。

  1. サイン波

  • 非常に滑らかな曲線で、振幅が上昇・下降しています。

  • 平滑でプレーンな音が特徴です。

  1. トライアングル波(三角波)

  • サイン波に似ていますが、丸みが少ないです。

  • サイン波よりもやや荒い音が特徴です。

  1. ソウトゥース波(ノコギリ波)

  • サイン波やトライアングル波よりもさらに荒い音が特徴です。

  • リードサウンドに適しています。

  1. スクエア波(矩形波)

  • トライアングル波よりは荒くないものの、ソウトゥース波よりは滑らかです。

  • シャープでアグレッシブな音が特徴です。


これらの基本的な波形は、シンセサイザーで音を作成する際の出発点となります。音色を決定する最初の判断基準として、目指す音に最も近い波形を選択しましょう。例えば、滑らかな音を目指す場合は、サイン波やトライアングル波を選択し、リードサウンドやギターサウンドなど、やや荒い音を目指す場合は、スクエア波やソウトゥース波を選択することができます。
Vitalのオシレータにあるフレームは、波形をカスタマイズするために使用されます。フレームを変更することで、オシレータの波形を変化させることができます。

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