ぼくとくまのはなし(2010年以降)
テキストを読み返していて、ホント、B・Bの色々と球場エンターテイメントを見て行き始めた頃がリンクしているというのもあり、あの熊にはホント足向けて寝られないなぁと。
改めて思いますけど、あの熊が駆け抜けていた道を、駆け抜けている道を見られているということは、ありがたいことなんだなぁって思う次第であります。
■レギュラーシーズンの札幌へ
2009年の夏前後からではありますが、東京ドームの北海道日本ハムファイターズ主催ゲームはなるたけ行くようにしていた私。後につながる色々が始まったのもこの前後だったと思います。
のちに来るのが遅いとかチコクだという動きに使われる、手首をトントンされる動きのはじまりがこの頃。グリーティングを最後まで見守った際に終電を逃したことがあり、翌日どこからかそれを知って会うなり「終電大丈夫???」的なポーズをしてきて苦笑いだったり。速攻で他の子達に伝播していき、ある時からチコクの意味で使われるようになり……。B・Bの影響力の強さに、業界の狭さに苦笑いが止まらなくなっていました。
影響力の強さを感じつつ、東京ドームなどでその活躍を見ながら遊んでいましたけど、「僕らの夏」の翌年は初めてレギュラーシーズンの札幌へ。SNSが流行り始めた頃だったのですが、初日は大々的に行きます宣言を。平日もあったんで読みにくい日程ということもあったんですけど、なるたけ素のB・Bの姿を見たくて、二日目は見つかるまではなるたけ隠れてその様子を。実際にお客さんと触れ合っている姿を見て、この熊は北のヒーローなんだなぁってのをひしひしと感じていました。
ちなみにギリギリまで見つからなかったんですけど、これはある秘策が。初日に見ていて北海道日本ハムファイターズのファンの皆さん、当時からB・Bのユニフォームを着ている人が多かったんで、急遽グッズショップでユニを仕込み、それを着ていたと。この擬態は相当有効だったようで、20分ぐらいは普通に見つからなかったんですよね。
バレた後はアテンドのお姉さん(当時大変にお世話になった、B様のアテンド、Kさんなんですけど……。Kさん、久々に「B B PhotoBook HOME 北海道212の記憶」のごとーくんとのアテンド対談でお姿を拝見して、しみじみしました(笑))に煽られ、なぜかレフトあたりからホームの控室まで小走りで引き上げるシーンに同行を。文化部全開の人なので、正直きつかったんですけど、それをホイホイっと、毎試合毎やっているとかアスリートだなぁと感じていました。
その後も日程次第ではありますけど、札幌にはホイホイと行くように。旅慣れたというのもあり、野球とともについに足を踏み入れてしまった水曜どうでしょうとOFFICE CUEの世界というがあり、2011年には野球1で他は森崎リーダーの舞台観劇やロケ地探訪ツアーと観光重視してあそんでいたり。
2009年以降、日程的にどうしても難しかった年を除いて札幌には年に一度程度おじゃまするように。予告するときもあれば言うの忘れて奇襲になったときも色々ですけど、記憶に残ることが本当に多くて……。
なかでもお客さんがまばらだった頃、ポッドキャストをグリーティングを行っている横でゲリラ的に収録してて、筆談で乱入してくるB・Bとかも一時期はお馴染みでした。もちろん公式ではありませんでしたが、知っている人は知っている、私が札幌に行ったときおなじみのネタだったんですけど、そのポッドキャスト乱入で知られることになったネタもいくつかありまして。
東京ドーム流しそうめんアゲイン(2008)で使った竹はマーくんちの裏山から切ってきたとか、2011年のポッドキャストで確認したB様ハイウエスト説は札幌の流行で、その後、キャラたちのなかで流行ってオールスターではひどいことになっていったとか、秘話的なお話も色々とあったんです。
2016年の優勝パレードの日に奇襲をかけたと思いきや、人を見つけてパレードカーの上からチコクってやられたり……はさておき、どんなときでも北に行けばモヒカンを生やした熊がいることが本当に当たり前だったんですよね。
■オールスターでの印象
2006年のフレッシュオールスター以降、2013年まではどこかしらのフレッシュオールスターかオールスターにお邪魔する形に。2009年の「僕らの夏」以降、2013年頃までは毎年、以降は2017年に名古屋と千葉でのオールスター戦を見に行っているんですけど、劇団パ・リーグをまとめているのはB・Bだった気がします。
まとめていると言うよりも、一緒に何かしらネタをやるときの軸にいるのがB・Bといいましょうか。盟友とも言うべきマーくんを軸にみんなでいじって行くときの先導を切っていたのは大抵B・B。マーくんがいじられて花が咲くというのを気づかせてくれたのもB・Bだったような気がします。
「僕らの夏」以来となった2013年の札幌ではさすがはB・Bのお膝元というキャラクターステージでしたし、「僕らの夏」の頃に感じたMCの必要性をしっかりと踏まえてこなつおねーさんを招聘。マスコットたちの色々を仕切っている姿は流石。そのステージではキャラたちが頑張るシーン、お客さんや各チームのアテンドさんたちも一緒に参加するイロモノネアのサイレントなど、色がしっかり出るようにしていたんですよね。
フィールドで行われた札幌恒例の100m走はB・Bももちろん出場したんですが、ハンデが甘かった分、誰もが優勝はないと思っていたマーくんに優勝をかっさらわれたのは4年前のクラッチーナさん優勝と同じ教訓が生かされていないと思いながら笑っていました。マーくんはマーくんでぽよんぽよんですけど、本気出すと結構足速いんだというのが知られたんじゃないでしょうか。
2013年の「帰ってきた僕らの夏」は本当に楽しかったですけど、B・Bの初期構想を想像すると「僕らの夏」超えを狙って、各チームのメインだけじゃなく、女子球団マスコットの招聘も狙ったのかなと。残念ながらこの年の実現はできませんでしたけど、いつかとんでもないオールスターを見てみたいなと書いておきたいです。
■変化するB・Bの印象
さて、2009年の「僕らの夏」以降のオールスターでのB・Bの思い出といえば、その後の色々な変化にもリンクしていくんですけど、マスコットはマスコット、チアはチアで動いていた2012年頃までとそれ以降の変化に伴って、チームで登場し始めた頃という変化を見届けてきたというものがあります。
「僕らの夏」の成功を見た中日ドラゴンズと千葉ロッテマリーンズのエンタメ担当の方々が、過去にやったことのないオールスターをやろうとして色々な障害を乗り越え、各チームのチアパフォーマーを集結させようと動き、実現したことがありました。
現在もチアがいない広島東洋カープはホームランガールさんを、当時チアチーム発足前の阪神タイガースはラッキーさんが参戦していたんですけども、このあたりのチア大集合は集合できなかった年もありましたが、今も続くオールスターの華かなと思います。
2011年、2012年などのステージでは各チームの持ち時間があり、キャラとともにチアの皆さんがと言うシーンがあるチームが多かったんですけども、B・Bが当時のファイターズガールさんと登場するシーンは当時なかったんです。
もちろん、ダンスだけで時間を使い切る気でいるチーム(千葉ロッテマリーンズや中日ドラゴンズ)とかだとわかるのですけど、そんなに多いメンバーで来ているわけではない中で頑なにチアさんとともにと言うのがなかったB・B。この辺は、自分の本分、彼女たちの本分を考えて、ここは彼女たちのと言う形を採ってたのかなぁと勝手に想像していました。
あと、少しよく見ている人だと知っていましたが、そんなにダンスが得意な方ではなかったので……なんて推測もありました。あくまでも推測ですけども。
そんなオールスターでのB・Bが変わったと感じたのは現状の所、B・Bが最後に参加した2017年のオールスター。奇しくもチア大集合が初めて行われた2011年以来、6年ぶりとなったナゴヤドームとZOZOマリンスタジアムでのオールスター戦。時間割や流れなどはステージ時代の基本フォーマットはほぼ2011年に完成している感があったんですけども、ファイターズガールのお二人(谷口詩織さんと畠山茉央さん)とともにB・Bがダンスで登場してきたんです。
ポリー・ポラリスと言う相棒、フレップ・ザ・フォックスという見習いが揃った年のゴールデンウィークからキャラクターバラエティステージの開始があり、そこにMCを担当するファイターズガールが二人入るという体制が完成された頃から……厳密に言うとポリーポラリス登場の頃からダンスを相当本気で取り組んでいて、やればできると言うか、さすがはと言うキレを見せていました。
私は年に一度二度ですけども実際にキャラクターバラエティステージを見て、むしろ初演のシーンに立ち会うことができたので、B・Bの変化はわかっていましたけども、2011年以来、久々にオールスターの場で見た名古屋のファンの皆さんとかは相当衝撃だったと。この辺、熊も変わっていくんだなぁと、その話を聞いて笑いながら名古屋から千葉に移動していました。
■2011年の伏線を2017年に回収
そんな2017年のオールスターでは、借り人競争でお題はお題としてB・Bに拉致されるという思い出が。チェキや写ルンですなどのインスタントカメラを持っている人と言うお題で連れて行かれ、こなつおねーさんに「本格的すぎる」と斬られ、「これはもう拉致だよ」と、分かる人にはわかる返しを。
一部の事情を知る人は私がB・Bに連れて行かれる時点で相当楽しかったそうですけども、個人的には6年前にはられた伏線をここで回収してきたのかと言う思いが。2011年のオールスター第二戦、2017年と同じく千葉で同じようなお題があったんですけど、そのときは壇上に行かなかったんです。たしか100万円を超えるカメラ機材とか、そんな話だったんですけども、その時はB・Bがこっちの方に来るも絶対に違うからと固辞したんですよ。実際に100万は越えませんでしたし。
ただ、その時に果たせなかった借り人で、しかもカメラに関するお題で壇上に連れて行かれたのはなんか楽しかったですし、今にして思うと、もしかしたらしばらく参加することのないオールスターでの思い出をB・Bがくれたのかなぁと。
ただただ楽しそうだったから連れて行ったってだけかもしれませんけど、せっかくなので物語っぽくしておいたほうが、自分自身が楽しい方にとっといたほうがいいかなと思います。
次回は新しい仲間が札幌ドームに次々と登場し、なにかしらの変化を感じていく中、新たな道に進むその背中を見ることになる、そんなお話を書いていけたらと思います。
サポートをご検討いただければ幸いです。いただいたサポートはカメラのメンテナンス代などに充てさせていただきますとか書いてますが、実際には設定しよう的に書いてありましたの設定しました程度です。