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スポーツエンタメとオンガクと(2009鴎)

 みなさまこんばんわ。

 いよいよ平日に勤務している会社でもシフト制での勤務が始まり、シフト外になると休業、ただしゼロではなく六割の支給でという形である程度安心して家にいられるなぁと言う塩梅なので、とにかくおとなしくしていようと思っております。

 さて、先週の予告の通りと言いましょうか、プロ野球のスポーツエンターテインメント……試合開始前や後に行われているステージで使われていた曲の中から印象に残る曲などをピックアップして紹介していきたいと思います。昔から見ていた演じていた同志たちには懐かしさを、その頃はまだ沼にハマる前、演じる前だったみなさんには新鮮さを感じていただければ幸いです。

 とりあえず、手持ちのセットリストの古いものから色々と手を入れて行こうかなぁと思いつつ、時計の針を11年前に戻して、場所はネーミングライツのつかない千葉マリンスタジアムの色々を振り返っていきましょう。

■2009の頃。

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 この年の1月、千葉ロッテマリーンズは球団創立40周年を迎えていました。それにあわせて記念ロゴが制定されたり、場内演出も40周年的なモノが多くあった記憶がおぼろげに。2020年から見るともう11年も前ですから、スタメンデータベースさんのスタメン一覧とか見ていても、ちょっとしみじみしますね。

 球団マスコットたちの色々を気にして見始めたというのが2006年頃からで3年目のシーズン。行けるところは全部行くと気合を入れてシーズンを迎えたような記憶も。前後あたりからチアさんのステージも残したいよねって思い始めていた頃で、このあたりからステージで使われていた曲を収集して、放送で流していた頃だったと思います。

 試合開始前のステージはマーくん達のキャラクターステージとM☆Splash!! のみなさんのダンスステージの二本立て。中々試合開始前から行けなかったですけど、行ったときはどんなステージを見られるのか楽しみでした。

 キャラクターステージは40周年記念と銘打ち、「ズーちゃんのベースボール物語」というステージが。ズーちゃんが野球の歴史を追いかけてタイムトラベルをという流れではありましたけど、色々な意味で攻めたステージはこのあたりから始まったような印象があります。

 また、マー様のマー様によるマー様のためのアフターゲームショー「マー様ナイトシリーズ」が本格化したのもこの年。色々な意味でやりたい放題のステージは翌年、翌々年と進化を続けていくことになるのですが、当時はただただ爆笑していました。

 それでは2009年の千葉ロッテマリーンズ、スポーツエンターテインメント班の使用楽曲をピックアップしてみましょう。

■Welcome To The Black Parade/My Chemical Romance

 これは実際に使われたと言うよりも、現地でしか見られなかった版の「ズーちゃんのベースボール物語~告知~」のBGMに使われていた曲。

 一回二回は同じ班の洋学専門の別番組で聞いていたり、一般公募のパーソナリティが担当する番組で流したのを聞いていたんですけど、楽曲自体の疾走感がその映像にむちゃくちゃ合ってたんです。のちに映像自体はマリーンズTVで配信されたんですけども、著作権都合で当たり障りのないBGMになっていて、現地に行かないと見られない色々というのは多いなぁと思ったもんです。

 にしても、今回ミュージックビデオを初めて見たんですけど、なんかおどろおどろしいのにむちゃくちゃ格好いいんですね。

■I Was Born To Love You/QUEEN

 野球の歴史をズーちゃんとこなつおねーさんが旅をしていく「ズーちゃんのベースボール物語」でも色々とにやりとする楽曲が使われていまして。Youtubeで公式がない曲で言えば、「兄弟船/鳥羽一郎」とか「ボヨン科ボヨヨン歌 ~愉快な大人達~/GReeeeN」とか、マーくんとCOOLさんの対決シーンで印象に残ったり。今は侍ジャパンの監督でもあります稲葉篤紀さんの登場曲として記憶に残る「I Was Born To Love You/QUEEN」は珍しくCOOLさんが格好良く魅せるシーンで使われていたというのが印象に残っています。

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 「ズーちゃんのベースボール物語」の楽曲のなかで、ほんとはリーンちゃんが終盤にブチ切れたあとに当て振りする「三十路岬/小神あきら (今野宏美)」の話を書きたかったんですけどね。マーくん達の声が聞こえる(聞こえていた(笑))千葉ロッテマリーンズのキャラクターステージ的にキラーソングとしか言いようが無かった選曲といいましょうか……。今野さんの声を色々な作品で聞くと、どうしてもリーンちゃん思い出して背筋がぴんと伸びるようになったのは2009年の三十路岬からです(笑)。

■We're All in This Together/High School Musical Cast

 キャラクター関係だけじゃなく、チアステージも一緒にしっかりと見るようになったのが多分この2009年。それまではぼんやり見ているとか、そんな感じではあったんですけど、エンターテインメントとしてダンスを見るのが楽しいなーって感じたのが2009年頃で、もったいないことをしたなぁと後から思いました。

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 そんなチアステージでこの前後の年だとよく使われていたのが、ディズニーのミュージカルテレビ映画「ハイスクールミュージカル」の楽曲たち。この頃はもう放送に携わって5年ぐらい経ってる頃でしたけど、なかなかこの系統の楽曲に触れる機会が無くて、ダンスと併せて聞いてグッと。気がつけばサントラが劇場版も含めて揃ってた、なんて塩梅で。

 M☆Splash!! さんのステージでは「We're All in This Together」と締めに「High School Musical」が使われていました。ここ数年のスポーツエンターテインメント使用曲と比較すると、前者の「We're All in This Together」なんかは多少ゆったり目だなぁと思うんですけど、曲自体は古さは感じないですね。むしろ、曲自体のテーマ的には現状にしっくりきているような、そんな流れがあるようで、Google先生に色々聞いていたら、オリジナルキャストが集結して特番で「We're All in This Together」を披露した、なんてニュースもあったようです。

 オリジナルがないので動画的にはリンクがないんですけど、オリックスバファローズの球団歌「Sky」を歌ったMega Stopperの「Yes!!」をステージで使っていたのもこの年。楽曲検索アプリがない頃、インディーズ系とかオリジナル系を検索する難しさと引き当てたときの喜びを「Yes!!」で覚えていました。

■Starlight Destiny/SOUL'd OUT

 この前年あたりまではダンスステージの締めくくりに普通に使われる一曲だった「Starlight Destiny/SOUL'd OUT」ですけども、2009年の千葉ロッテマリーンズと中日ドラゴンズの交流戦、お互いがお互いのエンタメ班が本気でぶつかり合って高めていったいわゆる「負けられない闘い」のラストに使われ初め、お互いのチームのキャストやスタッフ、お客さんの中ではちょっと特別な曲になっていったよなぁって言う記憶があります。

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 ドラゴンズさんとの交流戦ステージやのちに始まるラストレビューの締めくくりの方には大抵この曲が使われ、歴代のM☆Splash!! のみなさんも最近のメンツもフリが共通化というか、しっかりと落とし込まれている数少ない楽曲なんですよね。

 今でもこの曲のイントロを現場で聴くと、オーラスだなぁってしみじみしてしまう私。あと、歴代の先輩方から受け継いでいる誰かしらのメンツが途中のコールを煽ってくるのもお馴染みになっているのは、長い歴史を生きていているんだなぁって実感させてくれる瞬間だったりします。

 なお、2009年頃だとキャラクター達も終盤に参加して総踊りの様相を呈してたんですけど、ここ数年はさっぱり。そこがちょっとだけ寂しかったりしますって書いておきます(笑)。

■さよならまたな/ET-KING

 この年は「負けられない闘い」のクロージング、こなつおねーさんのアナウンスの裏で「さよならまたな/ET-KING」が流れていました。今も昔も終了後はカメラ機材を片付けている時間帯に流れている楽曲ってなんだかんだで印象に残っていて、しかもこう言ういい選曲をしてくる千葉ロッテマリーンズの球場エンターテイメント班には本当ににやりとさせられますし、翌日、速攻でCD買いに行ったのを覚えています。

 実際、そんなにこの曲がクロージングで使われた記憶って言うのは無いんですけど、本当に特別だった「負けられない闘い」の激闘が終わって、楽しいが終わる寂しさとまた来年の期待感でむちゃくちゃ残る曲になったなぁと言う思いが。実際、第一期の放送を終えるときにこの曲をBGMに使っていたのも、別番組は残るし「さよならまたな」でとか、そんな気持ちがあったのでチョイスしたような記憶があります。

 ちなみに、この年の交流戦はマーくん、リーンちゃん、ズーちゃん、COOLさんとキャラクター別にステージを担当するセクションなんかもあったんですけど、どれもこれも時代的にYoutubeに公式曲がなくて紹介できず。

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 マーさんの「Step and Go/嵐」「うらみ・ます/中島みゆき」とかリーンちゃんの「気まぐれロマンティック/いきものがかり」、ズーちゃんの「ロックンロール県庁所在地~おぼえちゃいなシリーズ~/ミニモニ。」とか、ネタは山のようにあるんですけど、ホント残念です(笑)。

■マー様ナイト 新激情版 (後略)

 放送があったため、基本は祝日、土日もままならない、なんてのが2009年ですけども、平日もホイホイとマリンに行くようになったのはマー様のマー様によるマー様のためのアフターゲームショー「マー様ナイト」のため。

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 これはもうマー様が数少ない時間を腹心達と共に自由に作り上げていくダンスステージで、ある意味でやりたいことをやりたいようにやって貰うというコンセプトでやっていたと聞きますけども、あらためてセットリストを見ると、初期は多少おとなしい気がします。せっかくなのでこの年見た、マー様ナイトのみのセットリストを以下にpdfでおいておきます。

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 この中だとアル中(THE ALFEEのファン)としても知られるマー様がやりたかった楽曲のひとつして「星空のディスタンス/THE ALFEE」を紹介したかったんですが、公式Youtubeなし……。

■チョコレイト・ディスコ/Perfume

 と、公式がある曲を探していくと、「チョコレイト・ディスコ/Perfume」があることに気づき。これはマー様ナイト参加メンバーのみでのアクトでしたけども、男性ボーカルが多かったこの年のマー様ナイトの楽曲の中で印象に残る曲。マー様ナイト以降も比較的色々なシーンで使われていたり、ある意味で使い勝手がとてもいい楽曲だったのかなぁと。

 以降のマー様ナイトシリーズではマー様のJ-POP方向に向けた造詣の深さとアイドル大好きな側面が見えてくるんですけど、その最初の矢がこの曲だったのかな、なんて後から思いました。

■Baby You Belong/Faith Hill

 スペシャルなステージの時は違うパターンもあった記憶がぼんやりありますが、アフターゲームショーのステージクロージングなんかは「Baby You Belong/Faith Hill」が使われていました。その日の終わりにこの曲を聴くと、次はいつマリンにくるんだっけかなぁ……とか、今日も色々とあったねぇとしみじみしていたような気がします。

 放送の中の人をやっていたので、同世代の平均よりは様々な楽曲に触れる機会がありましたけども、自分の選曲の幅だとなかなか聞かない曲というのもやっぱり多くて。手持ちの素材はある程度持っていたので、こういうシーンで聴いた曲を家のライブラリーで捜したら普通に持ってたとか、結構多かったんですよね。

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 というわけで、こんな感じでお仕事が休業で空いた時間を利用して、振り返っていきたいと。とりあえずは鴎を優先してって感じですけども、資料のある球団の色々とかも残せて行けたら楽しいかな、なんて感じで。

 あからさまな記憶違いなテキスト、向こう側という名の提供側(笑)からの指摘や資料提供などありましたらお気軽にコメントとかTwitterでリプライトか飛ばしていただければと思います。

サポートをご検討いただければ幸いです。いただいたサポートはカメラのメンテナンス代などに充てさせていただきますとか書いてますが、実際には設定しよう的に書いてありましたの設定しました程度です。