オワリトハジマリ
さて、2020年2月1日、そして2日はシーズン後半戦真っ只中の籠球……ではなく、海浜幕張のスプリングスホールで行われた千葉ロッテマリーンズ「last revue 39!572!」と「キャラクター&М☆Splash!! 2019 last revue」を観覧してきました。
長く続けている、ラジオ的なといいましょうか、音声の方ではすでに感想を伝えていますが(「last revue 39!572!」編、「キャラクター&М☆Splash!! 2019 last revue」編)、ちょっと遅くなっちゃいましたけど今回はテキストで何かしら書いていこうかなぁと思います。
■last revue 39!572!
ある意味でNPB界で最強のイベントMC、こなつおねーさん。その卒業発表では激震走ると言いましょうか、あまりの衝撃でTwitterのトレンド入りはするわ、ヤフートピックスに取り上げられるわ大騒ぎ。さすがだわと思いながら、なんだかんだでその足跡を、豪腕っぷりを見てきた人からすると、当然の結果だろうなぁと思っていました。
そんな中で迎えた、ラストレビューの二日間公演。一日はこなつおねーさんメインでという話を見て、その圧倒的な存在感(笑)を考えると当然だろうなぁって思いつつ、どんな演目になるにせよ、こなつおねーさん全開でやっていくんだろうなぁと思っていましたけど、そのとおりでした。
ウェディングドレスでの入場と友人代表あいさつからスタートして、戦友たちとのトーク、マニア的に懐かしい「ズーちゃんこなつの言いたい放題'19」やら「帰ってきたこなつのMOE MOE NIGHT」ともうやりたい放題のあらし。本気で楽しみながら全力で駆け抜けていく姿はすごいなぁと思いながら見ていました。
こなつおねーさん全開でしたというよりも、文字通りこなつおねーさんのやりたい放題やって、最後にものすごい爪痕を残していった感が。ここ数年のファンの方は置いてけぼりだったような気もしますけど、ここ数年で一番、久々に腹抱えて笑った一日でした。
そんなやりたい放題の「last revue 39!572!」だったんですけど、マーくんリーンちゃん、スタッフのめときさんと同期の元MC、ミスターさんのトークセクションでは懐かしい写真を提供させていただいていまして。こなつおねーさんの残す爪痕の一助が出来た、写真協力できたのは本当に嬉しく思います。
※提供させていただいた写真(一部)
その昔、放送卒業第一期卒業の頃、スタッフさんや当時面が割れていた(笑)面々から色紙でメッセージを頂いた、その時の恩返しがここで出来たかなと、そんな事を思いながら懐かしい色々を見て笑っていました。
■キャラクター&М☆Splash!! 2019 last revue
昨年のラストレビューは放送で大雪で開催が飛んだ年以来の不参加。2018年後半から色々あって、マリンの色々から遠ざかっていた部分もあり、さらにこの頃から若干2019年で放送を卒業しようと心に決めていたこともあり、当日は代役をたてずに普通に放送をと言う流れがありました。
ただ、今年はそのへんの色々がクリアになったことに加え、2019年9月末で放送を卒業したということもあり、久々に千葉ロッテマリーンズのステージを見ていました。
2019シーズンは7月に一回と9月に一回という例年にない観戦の少なさだったというのもあり、本当にフラットな状態だった私。撮影可能な第一幕、撮影無しで記憶に残していく第二幕、退場待ちのMC陣とキャラたち、19シーズンのリーダーとサブリーダーの時間を過ごしていました。
一幕のある意味で「いつもどおりのステージ」を見ていて、千葉ロッテマリーンズのステージは一番多く見ていたというのもあって、自分の中の原点ですし、コアの部分なのかなと言う思いが。ダンスの流れ、キャラたちの持ち曲の雰囲気等々……。色々なところで色々なチームのスポーツ・エンターテインメントに触れていても、根っこの部分には千葉ロッテマリーンズのステージがあるよなぁとステージを見て感じていました。
ただまぁ、そんなコアな部分もこなつおねーさんの卒業に加え、リーンちゃんとズーちゃんの登場シーンの変化など、色々と変化のときが訪れようとしているのは昨今のお知らせで出ている状況。このスタイルというのは今回がオーラスになってしまうのかな、なんて事をちょっとだけ思ったんですけど、全体的にいつもどおり。むしろいつもどおり過ぎてて、何がどう変わるのかわからなかったんですよね。
明確な変化があったとすれば、卒業生挨拶の進行がこなつおねーさんではなくまさなりおにいさんに変わっていたこと。こなつおねーさんの二日目の卒業生挨拶があったっというのもありますけど、これまで卒業生挨拶の進行がこなつおねーさんで、そこはやはり替えてくるよなぁと。
しみじみと卒業生挨拶を聞きながら、ルーキー組の卒業生で喋り方面行ったらいいのに、なんて感じるシーンがあったり、四年目三人の思い出を反芻したり、二日連続の一四年目のメンバーご挨拶にちょっと涙を誘われかけたり……。卒業メンバーのアクトも含め、独特の雰囲気あるよなぁって、二年ぶりのラストレビューの雰囲気を思い出していました。
あと……ちょっと2020年のメンバーで気になるルーキー(鴎的にはルーキーですもんね(笑))もいたので、新しく変わる鴎のステージは見ていきたいなぁと思いながら、海浜幕張からゆっくりと噛み締めながら、車を走らせていました。
■2020シーズンへの思い
千葉ロッテマリーンズの球場エンターテイメントは多分相当変わるんだろうなぁと思うわけで。こなつおねーさんの卒業、リーンちゃんとズーちゃんのスタンスの変化、お客さんの知らないスタッフ陣の異動なんかももちろんあると思うんです。
ただ、これまで魅せてきた演者、スタッフ陣、みんなの思いをこれからに繋げていくのが今のメンツ。その「これから」を見続けて行きたいよなってほんとに思ったんですよね。
こなつおねーさんの愛弟子のふたりに脇を固めるまさなりおにーさん。継続するM☆Splash!! のメンバー、特に最上級生(笑)と20シーズンに四年目のメンツは公開オーディションを見てたメンツなので、その駆け抜けていく姿を記録にも記憶にも残していきたいよねって思うわけで。
元々喋っていた人なので、みももちゃんとゆきちゃん、支えるまさなりさんってのは、どんな色が見えるのか、ほんとに楽しみに。ルーキー組ももえみちゃんは鴎でどう羽ばたくのか見たいなって言う純粋な思いもありますし、他のルーキーもどんな感じになるのかなって思う挨拶でしたし。
あとはリーンちゃんズーちゃんが地域振興に回り、準レギュラー的なスタンスに移行するということで……そのへんはホントよくわからないなぁってのが正直なところですけど、これまでと比べて相当増えそうなマーくんの身を案じたり、相変わらずっぽい魚ちゃんやら存在を引っ張っている、(新キャラクターと噂されている)よくわからないスタンスの方など、気になるシーンは自らの目で見て行きたいなって思ったんですよね。
■見続けること、伝えること
さて、二年ぶりのラストレビューを、こなつおねーさんの卒業公演も含めて見てきましたけど、その中で改めて感じた思いというのもありまして。
ちゃんとしたメディアの皆さんの注目ももだいぶ進むようになってきたのをひしひしと感じていた昨今。こなっちゃん卒業のトレンド入りとかヤフーのトップにとか、そのあたりを見ると隙間産業的に伝えてきたのももう役目を終えてるんじゃないかなぁと思ったんですよ。丁度、自分自身が担当していた放送の卒業もありましたし。
さらに言えば、SNSの広がりでいろいろな人がいろいろな方向から皆さんの活躍を伝え始めるようになって、最初の頃の「自分が伝えなければ誰がこの面白い時間を、楽しい時間を伝えるんだ」的な気持ちもだいぶ落ち着いてきた、そんな中でニ年ぶりのラストレビュー観覧。
たっぷりと二日間、締めくくりのステージを見ていたわけなのですが、そんな中で思ったのは、「やっぱりこの『楽しい』を、まだその『楽しい』を知らない誰かに伝えたい」ということを感じたんですよね。
ラストレビュー前後、たまたま長くうちの写真や色々を見てくださっていた方に初めてお会いできるシチュエーションがあって、おさないの発信したいろいろでキャラクターやチアに興味を持って、楽しく見ていますなんてことを直接お伺いするシーンがあったんです。
ラストレビューのアクトで揺り動かされた気持ち、そしてその見てくださっていた方の言葉で改めて誰かの言葉じゃなくて、自分自身の言葉と写真でこの楽しいをいつまでも伝えていきたいと。まだ「楽しい」を知らない人に「スポーツ・エンターテイメントってこんなに楽しいんだよ」ってのを伝えていきたいと強く思いました。
まぁ、今は表舞台で書いてるわけでも喋ってるわけでもないですけど、お客さんとして、お客さんの位置から伝える人がいても面白いですよねって、そんな感じてこれからも遊んていけたらいいな、なんて思う昨今であります。