籠・諸国漫遊記21-22(5)(2021/10/17)
10月も半ばを過ぎ、一気に冷え込みが厳しくなってきたような、そんな勢いの週頭でしたけども、みなさんいかがお過ごしでしたでしょうか。
ちょうど通院と観戦都合で月曜日は有給休暇だったんですけども、朝の冷え込みが睡眠をいい塩梅に誘導してくれて、たっぷりとお布団の中で。さらに通院の結果も数値的に問題ないような、経過観察程度でなんとかなったので、胸を撫で下ろしています。
とにかくまぁ、加齢とともに健康の話が多くなって来ますけども、日本全国色々と飛び回っていると、重要なのは兎にも角にも体力だなぁとしみじみしております。
■試合情報
第3節 GAME1
アースフレンズ東京Z 61- 84仙台89ERS
大田区総合体育館
※詳細スコア
■移動手段
この日は電車移動。
都内や神奈川県内のアリーナだと、駐車料金や渋滞の兼ね合いもあり、電車移動をチョイスすることが多いですね。
アリーナ到着前に1日の食事をしっかりと頂こうと思ったのですが、途中の海老名駅でカメラのバッテリーを忘れていたことに気づき、慌てて戻るという流れがあり、この辺りは定期券様々でした。
■man of the match(アースフレンズ東京Z)
アースフレンズ東京Zのmonは坂井レオ選手。
全体的に仙台さんにやりたい様にやられ、東京Zさんはやりたいようにできていなかったのかなぁという印象で、ざっくりと取り込んだ写真でも全体的に厳しい表情の写真が多かったんですけど、そんな中で坂井選手のこの表情はちょっと印象に残りました。
後半多めのプレイタイムでしたけども、もっともっと出てきて欲しいですし、闘志を絵に残したいなと感じながらシャッターを切っていたら、いい塩梅の色気が残ったかなぁと。
昨シーズンからの加入で、撮ってて華があるなぁと感じているんですけど、中々めぐり合わせでプレイを残せていなくて、今シーズンはもっともっと撮っていきたいなって思います。
■man of the match(仙台89ERS)
仙台89ERSのmonは神里和選手。
経歴を見ると、おさないがバスケ楽しいって思い始めた17−18シーズンの3月にアースフレンズ東京Zさんに特別指定選手として加入していた神里選手。まだウェイトがしっかりとNPBの方にあった時期なので、アスフレではそのプレーを見ることなくて。
練習生時代の琉球はもちろんですけど、その後、島根スサノオマジックにもアップに参加しているシーンは見られましたが、ちゃんとプレーを見て残すのは今回が初めてでした。
基本的に攻撃の起点となるポイントガードの選手を撮るのが好き、大柄な選手が多い中で小柄な選手(神里選手は171cm)を撮るのが好きというのもあるんですけど、この日の勢いはちょっと記憶に残りました。
■Cheer of the Match
アースフレンズ東京ZのチアチームはZgirls、Zgirls Nextの皆さんという編成。今シーズンからあっとびっくり衣装チェンジ。この辺りのお話はまとめで書いていきます。
21−22シーズン開幕節の開幕戦で印象に残ったCOMは昨シーズンNEXTだったMikikoちゃんでしょうか。
私がスポーツの現場で色々とグッとくるのは「連続性の物語」なんですけど、昨シーズンNextでルーキーイヤーを迎え、シーズン終盤のハーフタイム曲「負けない心/AAA」でセンターを務めたMikikoちゃんがどんな感じに写るのか楽しみだったんですよね。
深さ的にはどこのチームの色々にも浅い私ですけど、堂々とした姿を見てちょっとグッときておりました。
■フックに引っかかった演出曲
ひさびさに大田区総合体育館で聞いた「Heart Beat/加藤ミリヤ」や「Peace Sunshine/DANCE EARTH PARTY」なんかもグッと来たんですけど、やはり最初の節のハーフタイム使用曲はピックアップしていきたいです。
Aimerさんというと、個人的には機動戦士ガンダムUCの主題歌(「RE:I AM」)をという印象が強いんですけど、改めてZgirlsさん達のアクトと合わせて聞くというシチュエーションがなんかちょっと新鮮でした。
歌詞の中にあるフレーズとか、なんかこう併せた時の強さが際立つと言いましょうか。
ふりだしから踏み出す一歩は 前よりも ずっと強いから
この歌詞を見て、新しいシーズンの始まりにフィットした楽曲とアクトだなと。こういうところのセンスと言うか、使い方が好きなのでアースフレンズ東京Zの演出、Zgirlsさんたちのアクトを見るのは本当に楽しいんですよね。
■行き来の飲食
お昼に食べる予定が諸々都合で飛ばされ、お昼抜きで試合後にスケジュールを変えずにお邪魔したのは蒲田駅周辺にある二郎インスパイヤ系のお店の一つ、ラーメン鷹の目 蒲田店さんでした。
今回頂いたのは限定メニュー、二郎とトマトの出会い、ラ・トマティーナです。
世の中にはトマトラーメンというのがあるぐらいですから、合わないわけがないと思っていたんですけども、これが予想以上にいい塩梅。検索していくと、チーズを増すと中々にイタリアン感が増すというお話でしたので、その例に従ってみたんですけどもこれが大当たりでイタリア感。
許されるならば、麺を食べた後のスープにライスを投入して、リゾットにして全部平らげていきたいような、そんな勢い。大満足なお夕飯でした。
■締めとして
例年通りで行けば、一番多くお邪魔させていただく大田区総合体育館、アースフレンズ東京Zさんのホームゲームですけど、開幕節にお邪魔するのは今シーズンが2度目ぐらい。過去に片柳アリーナでの開幕節にお邪魔した記憶がありますけど、大田区総合体育館での開幕節は初めてで。
プレシーズンマッチや横浜武道館、ウィングアリーナ刈谷に浜松アリーナとすでに4試合経過していますけど、やっぱりこう……よく行くチームのホーム開幕節ってのはちょっと特別な感じがあるなと。
オープニングセレモニーが始まる直前、ベンチに戻っていく選手やコートに登場していくZgirlsのみなさんを見ていて、いよいよ始まるなぁというワクワクに包まれていました。
こういうフワフワ感というか、高揚感はいい意味でも悪い意味でも開幕節の開幕戦、最初のゲームならではだと思うんですけど、お客さんだけではなく、運営側が全体的にフワッフワッしてたよなーと言う印象を受けていました。
ヒーロー投票がQRコードからLINEに飛んで、そこからというスタイルに変わったものの、売店近くに掲示されているQRではLINEのお友達申請しか出来ず、近くにいた皆さんもよくわからず……とか、なんかこう……あー、バッタバタしてるんですねって言うのが伝わってきていていました。
このあたり、有料その他ひっくるめてのお客さんがいつも以上に多くて、そこに対応するオペレーションが追いつかなかったのかなと想像しつつ、翌日はしっかりリカバリーしてくるだろうなぁと思いながら過ごしていました。
ZgirlsさんとZgirls Nextさんの大きなトピックスといえば、やっぱり新衣装が登場したということでしょうか。
オープニングセレモニーの整列シーンで新衣装を身に着けるた皆さんがババーンと登場(の前に移動導線的なトラブルが合ったのか、前半にビジター側に入る前のメンバーがススーッとお客さんの前を通っていった気がしますけども気のせいにしています)したシーンは、ちょっとこうグッと来たといいましょうか、新しいシーズンが始まるぞという気持ちになりました。
これまでの衣装は、私がバスケ楽しいねって気づいた17-18シーズンにはすでに存在していたもので、これまでアースフレンズ東京Zの試合、Zgirlsさんの衣装は(昨シーズンまでの)これだという刷り込みが多少あったので、そこが変わることのドキドキとワクワクってのが大きかったです。
Zgirlsさんの衣装はチームカラーの紺を濃くした色味に上にスカートスタイルの下。Zgirls NextさんはZgirlsさんたちと上が共通でパンツスタイルで、AタイプBタイプ的に使っていたチームは記憶にありますけど、同時に演者として登場してくるシーンは記憶になく。知らないだけでやってるところもあるのかもしれませんが、私的には初めてのシチュエーションに運用的にも見栄え的にもちょっと楽しみだなと。
襟付きで胸にチームロゴ、襟にキラキラのストーンとサテン生地(でいいのかしら、あの豪奢な感じの生地(語彙が足りていない))が印象的な衣装で、通常照明だと濃紺の濃い部分が黒く出て、暗転下でピンスポットが当たると紺が強く出るのかなと感じました。
とまぁ、ものすごく正直なところ、選手を撮るにしてもチアさんたちを撮るにしても、状況把握と流れの確認に終止してしまった開幕戦だったなと。
野球を撮る頭が残ると暗転下の対応とか流れの把握がかなり雑になってというか、把握が追いつかないために色々とピンを外したり、被写体ブレしたり、まー、ストレートに言えば自分自身で納得できる感覚がなかった、改めてシチュエーションの差は大きいなと言う感じでしたけど、そんな中でも糸口を掴むような絵もあったり……。
とにかく翌日も観戦するということで、初戦はあたりをつけるといいましょうか、まずは場馴れ出来たってことならそれでいいじゃないと割り切っていました。
試合の方は両チームともに昨シーズンからの比較でHCが交代していて、試合自体もなにかこう変わってくるかもなぁと戦前は思っていたんですけども、蓋を開けると昨シーズンの試合とあまり変わらない状況……。
序盤から硬いというか、仙台さんが生き生きする中、どうにも歯車がカチッと来ていないように見えた東京Zさん。
第1Qで19点差がついた、この日の勝敗はそこが全てだったとは思うんですけど、2Q以降の食らいつきには光があったと思うんですよね。
中々うまく行かない、歯車が噛み合わない、焦燥感……。
そんな空気を感じながら、開幕の大田区総合体育館での時間を過ごしていました。
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次回はこの日の翌日、開幕節のGAME2の様子を見ていきます。
第3節 GAME2
アースフレンズ東京Z - 仙台89ERS
大田区総合体育館