やはり気になる、オールカマー出走予定のあの馬の近況は…？『競馬が好きだ！』9/20 OA
ラジオNIKKEIの競馬実況アナウンサーが日替わりで登場する『競馬が好きだ』、きょうの担当は藤原アナウンサーです。
そして、毎週水曜日はおなじみ美浦トレセンリポート。今週美浦に赴いたのは木和田アナウンサーでした。オープニングトークでは美浦の気候のお話に。
藤原：美浦は朝は基本的にはどうでしたか。
木和田：24度という表示でしたね。
藤原：あ、過ごしやすい。
木和田：今日は確かめてきましたけど。過ごしやすいというんですかね、さかのぼれば冬は確か、あれ0度っていう数字だったなと思いながら。
藤原：いやあ、冬の美浦寒いですからね。
木和田：それに比べるといいのかな、きっとね。
藤原：暑さは大丈夫でしたか。
木和田：やっぱね、日差しはそんなに強くないんですけど、今日はね、もう蒸し暑いですね。
藤原：あー、じわじわくるタイプの。
木和田：ここのところずっと、中山もそうでしたけど蒸しますよね。
藤原：蒸しますね。3日間開催とか、中山、かなり蒸しましたよね。
木和田：ね、なんかずっとサウナにいるような感じ。空気が多くてね。
藤原：日差しは秋っぽいかなという日もあったんですけど、湿度がとにかく高いですよね。
この後、木和田アナウンサーの「ただ、そういうのが大好きな人もいる」という一言から、サウナが大好きなあのアナウンサーの話に…さらには秋の味覚の話にも…なっていくのですが、そちらはぜひ、ラジコ タイムフリーでお楽しみください。
今週も中央競馬は中山と阪神の2場開催。ともに重賞は日曜日で、中山では産経賞オールカマー(GⅡ・芝2200m)、阪神では神戸新聞杯(GⅡ・芝2400m)が行われます。
番組では、オールカマーに出走するあの注目馬についてお送りしました。
木和田：
やはり気になるのはこの馬でしょうね、タイトルホルダー。春の天皇賞は残念ながら競走を中止。あ、え、どうしたの、って思いましたけども、馬の方はね無事、何とか大事に至らずにね、ここまで来てますんでね。
追い切りは明日、木曜日に追い切るそうです。横山和生騎手が騎乗して追い切るというふうに話してたんですが、私の取材は水曜日終了で水曜日にはもう帰ってきちゃいますんで、ただ、何も取材せずに帰ってくるわけにいかないですからね。追い切りの前ですけれども、栗田調教師にお願いしてね。ただ、インタビューはちょっと勘弁してくれということだったので、ペン取材という形でホームページにも載せてますけれども…
タイトルホルダーについて(栗田徹調教師)
Q. 前走の天皇賞を振り返って
（馬は）順調に来ていましたが、返し馬の時から少し硬い感じだったのと、競馬の展開もガチャガチャとして、馬にはしんどい流れになってしまいました。
途中で（横山和生騎手）騎手が馬の異変に気付いて、（レースを）止めたという事です。馬は幸い無事に上がってきましたが、その原因を掴むのに少し時間を要した感じです。エコー検査で腱や靱帯、骨の異常も見つかりませんでしたし、(レース中の）筋肉の大きな捻りが一番可能性としては高いのかなと思います。
Q. その後の調整は
検査して（馬体に）異常は無かったのですが、気持ちが昂ぶっている所があったので難しい面はありました。夏は北海道へ戻して、気持ちのケアに努めてきました。夜間放牧をしたりして、気持ちが穏やかになってきてから調教を再開しました。
8月の上旬には福島（天栄ノーザンファーム）に移動して、本格的な調教を行なってきました。美浦トレセンには1カ月程前に戻って来ています。最初は5ハロン70秒ぐらい(の調教)を数本重ねて、ベース作りと追い切り後の馬の様子を掴む事に数週間かけてきました。
Q. 明日の追い切りは、どんな内容に
基本、横山和生騎手に感触を掴んで貰う事、馬と人との確認という所です。あまりバリバリとやるつもりはありません。併せ馬でしっかりと、というより、コンタクトを取って貰って走りのバランスとか騎手の乗った感触を確かめて貰う感じです
Q. 横山和生騎手が騎乗するのは、久しぶりですか
天皇賞以来ですから久しぶりですね。（馬の）息遣いとか、というより、馬とのタッチを大事にして貰うつもりです。
木和田：秋、大きな目標もね、いろいろ新聞の報道でも目にする機会がありますが…
Q. まずは、目の前のレースに全力投球ですか
そうですね。現場サイドとしては、このオールカマーの一戦を見て、まず第一歩を踏み出せればと考えています。ファンの方にもご心配をかけてきましたが、何とか無事にここまで来ているので...
Q. 好走歴のある中山というのは心強いのでは
それも含めて始動戦をここ（中山2200メートル）にしました。
Q. 以前の勢力図と大きく変わってきましたが
力を付けてきた馬もいますし、ここをステップに秋へという馬も多くいるので、ただ、この馬に関しては、本当に持っている力を出せばアッサリという事もあると思いますが、春の事もあるので、まずは無事に。（馬の）ベース作りはしっかりとしてきましたし、力を出せる状態にしたいと思っています。
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