学校に居る時に家から電話がかかってきた話。

昼休みの出来事。そんなこと今まで無かったからビビった。今日は妹が午前中で学校から帰ってくることを知っていたし、母親は用事があって電話に出れない事も知ってた。

コソコソ電話に出てみると、妹の声。「今からご飯を食べたいけど、カレーを温めるのはどれぐらいしたらいい?」とのこと。昨日の残りのカレーを食べたいって。今朝の時点では自分で出来るって母親にも言ったけど急に火を使うことが不安になったらしい。現在小5。

僕「まず、冷蔵庫から鍋を出してコンロに置いてください。コップの半分ぐらいの水をカレーに入れてください。火をつけてください。火をつけたら鍋の前から離れないように。」

妹「おっけ~」

僕「火はとりあえず真ん中ぐらいの大きさ。混ぜて。」

妹「混ぜてます」

僕「ちょっとボコボコした?泡みたいなやつ。地獄みたいになってる?でも最初の方のボコボコはまだ熱くないから。うわべだけのボコボコやから。」

妹「ちょっとボコボコしてる」

僕「底から混ぜて。混ぜても混ぜてもボコボコしたらいい感じやと思う」

妹「わかった!ありがとう」

僕「できたらもう火切って」

妹「はいはーい。」

電話を切るころには妹の声は自信に満ち溢れてる感じでした。

家に帰ると「カレーちょっとだけぬるかった」って。次は大丈夫でしょう。よくできました。

やっぱりカレーはボコボコしててもそんな熱くなってない。難しい。そして僕は説明下手なので自分で説明しながら自分で笑ってました。声だけで説明って難しい。がんばりましょう。

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