【リアルかばん持ち】空き家お掃除なのだ!
2023/05/14
@空き家から始まる商店街の賑わい創出プロジェクト-nanoda
信州大学2年の石井恵里です。私は現在、信州大学の特任教授、株式会社docomo gaccoの山田崇さんのオンラインインターン「オンラインかばん持ち」の6期生として活動しています。
今回は、長野県塩尻市でフィールドワークに参加させていただきました。山田さんが12年前から塩尻市大門町で取り組まれている「空き家から始まる商店街の賑わい創出プロジェクト-nanoda」のお片付けをしました。
山田崇さんProfile
面白い人に出会いたい@塩尻大門商店街
私は、信州大学で現在受講している信州大学・富山大学・金沢大学が連携して開講している授業、「地域のトップリーダーを繋ぐ」の課題『「身近にもある観光」を体験してみよう』に取り組むために塩尻市へ行きました。
授業の課題に対して、観光はホームページなどネットに載っている情報からだけではなく、実際に住んでいる人に聞くことで知られていない魅力や地域の人が考える課題が分かるかもしれないという仮説を立てました。
そこで、nanodaに訪れる方々に塩尻の観光についてヒアリングをするために、「空き家をお掃除なのだ!」に参加しました。
空き家をお掃除なのだ!
コロナ禍でnanodaを会場にしたオフラインのイベント開催が難しい状況も続いたこともあり、お掃除イベントが企画されました。
「空き家をお掃除なのだ!」は土曜日朝6:00スタート。休日早朝にも関わらず、入れ代わり立ち代わりながら7人で作業しました。
始める前には気持ちをほぐして目の前のことに集中しやすくするための「チェックイン」をしました。
軌跡を辿る
nanodaには、12年間の活動の中で開催してきたイベントの記録がたくさん残されています。
塩尻市内の方をはじめ、県外からも多くの方が来られていて、いくつかある写真でも皆さんが笑顔で写っていたのが印象的でした。
皆で創った空間
地域の皆さんから家で使わなくなって持ってきていただいたものがnanodaの家具として使われいました。お掃除しているとアンティークでかわいい品々にたくさん出会えました。
アンティーク品は塩尻市の「旅する古物商hito.to」さんに引き取っていただくことに。モノが人から人へ多くの方のもとを巡っています。
文字から伝わる温かさ
nanodaが新聞に掲載されたり、訪れた方が紹介して下さったイベントの情報も展示されて記録になっています。
nanodaが会場になっていた「しおじりふれあい食堂」の看板や、壁に飾られた色々な方の文字から、同じ空間の中に年齢問わず多様な方が集われていたことが分かります。
ワールドカフェの様子など、楽しさが文字からも伝わってくるような気がします。
チェックアウト
山田さん:
まだ8時って感じですね。2時間で大げさに言うと人生変わるなと。2人、3人でやるとやる気が変わる気がします。大家さん家族が来て下さったこともあり、nanodaの大家さん家族とのやり取りをこれからも続けていきたいなと思いました。
石井:
色んな方が集まって下さり、「空き家お掃除なのだ!」をやると告知するだけで、集って下さる関係性が素敵だと思いました。来てくださった方に塩尻の面白い場所をお聞きして、地域の方目線の観光を一緒に作業しながら聞けたことも貴重な機会になりました。
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