Radio18sのシネマランキング2021
大変久しぶりにnoteを更新します。
Radio18sリニューアルの際に、毎回映画の感想をnoteに書き込むのは分担制にしても大変ということで、このサイトは半閉鎖状態であったのですが、今回はリスナーの方からリクエストを頂いたので数ヶ月ぶりに筆を執った次第です。
題して
Radio18sのシネマランキング2021 ! !
2021年に公開された映画の中から、Radio18sメンバーとゲストの橋本君、そしてリスナーの皆様のお便り(今回は沢山いただきました!!)から、Radio18sオリジナルのシネマランキング2021を叩き出しました。
ラジオ本編は、上のツイートのリンクからご視聴いただけます。それにしてもこのサムネイル(米山作)カッケーな。
Radio18sシネマランキング:メンバー・ゲスト編
まずは、メンバーとゲストのランキングをリストにしてみます。
橋本
12ヤクザと家族 the family
11街の上で
10最初にして最後の人類
9シン・エヴァンゲリオン 劇場版
8すばらしき世界
7偶然と想像
6逃げた女
5トムボーイ
4アメリカン・ユートピア
3Swallow /スワロウ
2あのこは貴族
1ドライブ・マイ・カー
角田
20 Suk Suk(東京レインボーリール映画祭)
19 二重のまち/交代地のうたを編む
18水を抱く女
17街の上で
16ザ・スーサイド・スクワッド 極悪党集結
15逃げた女
14ラストナイト・イン・ソーホー
13海辺の彼女たち
12シュシュシュの娘。
11 プロミシング・ヤング・ウーマン
10サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ
9オールド
8Swallow /スワロウ
7モンタナの目撃者
6私は決して泣かない(ポーランド映画祭)
517歳の瞳に映る世界
4ノマドランド
3システム・クラッシャー 家に帰りたい(ドイツ映画祭)
2あのこは貴族
1ドライブ・マイ・カー
福山
次点
・ヒッチャー ニュー・リマスター版
・ラブホテル(相米慎二)
・ソナチネ
10ラストナイト・イン・ソーホー
9ミッドナイト・ファミリー
8シュシュシュの娘。
7フリー・ガイ
6浅草キッド(Netflix)
5返校 言葉が消えた日
4街の上で
3シン・エヴァンゲリオン 劇場版
2ノマドランド
1あのこは貴族
山下
20. DUNE/デューン 砂の惑星
19. シャン・チー/テン・リングスの伝説
18.最後の決闘裁判
17.モキシー 私たちのムーブメント
16.花束みたいな恋をした
15. ラストナイト・イン・ソーホー
14. プロミシング・ヤング・ウーマン
13. Swallow /スワロウ
12. すばらしき世界
11. エターナルズ
10フリー・ガイ
9ディア・エヴァン・ハンセン
8ザ・スーサイド・スクワッド 極悪党集結
7シュシュシュの娘。
6あのこは貴族
5ノマドランド
4マルコム&マリー(Netflix)
3マリグナント 狂暴な悪夢
2クラッシュ 4K無修正版
1劇場版 呪術廻戦0
米山
20ラストナイト・イン・ソーホー
19プロミシング・ヤング・ウーマン
18最後の決闘裁判
17悪なき殺人
16マリグナント 狂暴な悪夢
15ジェントルメン
14ディア・エヴァン・ハンセン
13ライトハウス
12GUNDA
11アメリカン・ユートピア
10ミッドナイト・ファミリー
9ザ・スーサイド・スクワッド 極悪党集結
8ドライブ・マイ・カー
7オールド
6フリーガイ
5ドント・ルック・アップ
4街の上で
3ビーチ・バム まじめに不真面目
2すばらしき世界
1サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ
以上がR18sメンバーとゲストのシネマランキングでした。『ドライブ・マイ・カー』『あのこは貴族』『ノマドランド』あたりが強いなーという印象もありつつ、各人の個性が確実に出ていたランキングかなと思いました。クローネンバーグと呪術廻戦を並べるのはお前だけだぞ、山下。
Radio18s総合シネマランキング
上記のランキングに加えて、リスナーの皆様からのランキングも併せて、R18sの総合ランキングを作りました。採点方法は、1位10点、2位9点という感じです。この一本だけ!というお便りでは、どどんと10点いれました!
1.ドライブ・マイ・カー
濱口竜介×村上春樹×チェーホフの3時間にわたるドライブ映画が一位。その濃密な世界設計と一皮も二皮も剥けた俳優陣の演技に、世界が絶賛するのも納得。
2.あのこは貴族
同じ東京にいながらあらゆる壁と格差に囲まれている人々の生きづらさと連帯を描く。2021年に本作が公開されたことは、邦画界・日本社会において重要かも!
3.シン・エヴァンゲリオン劇場版
生きてるうちに見られないのではとファンが不安に思うほど待ち望まれていた完結編。リアルタイム世代はもちろん、直前予習してハマった人からの支持も厚い。
4.フリー・ガイ
ゲームのモブキャラが活躍する娯楽作として人気を博しながら、好事家が哲学的なテーマを読み取って絶賛するなど全方位的に隙のない作品。今年のダークホース!
5.ノマドランド
アメリカの原風景を放浪し続ける女性を描いた本作は、オスカーが勿体無いくらい静謐で物悲しい余韻を残します。監督のクロエ・ジャオは今年MCUにも進出。
6.街の上で
ユーモラスでリアルな人間ドラマを巧みに描く今泉力哉監督によるシモキタ群像劇。本作に漂う街の片隅への愛おしさはコロナ禍を経てより切実に感じられる。
7.Swallow /スワロウ
異物を飲み込む衝動を描くスリラー、ヴィヴィッドなアート精神、フェミニズム的テーマなど数多の要素を包む傑作。新年公開にも関わらず根強い人気を誇った!
8.アメリカン・ユートピア
自身が築き上げたライブ映画の極北を再び更新してみせたデヴィッド・バーンの凄さ。こればっかりは劇場で「体感」するしかありません!話はそれからだ!!
マリグナント 狂暴な悪夢(同点)
2010年代アメリカ製ホラーを牽引し続けたジェームズ・ワンの久々のオリジナルホラー映画。後半から突然跳ね上がるボルテージに大興奮した観客多数。
9.花束みたいな恋をした
明大前を舞台にした純愛映画かと思いきや見る人全てに人間関係、文化、人生について深く深く考えさせる映画でもある。去年一番、人と感想を共有した映画かも。
すばらしき世界(同点)
出所した元ヤクザの男がなんとか順応しようとするこの世界はすばらしいのか否か。ラストで突きつけられる問いの重さ。役所広司や仲野太賀の名演も忘れ難い。
10.偶然と想像
12月公開にも関わらずしれっとベスト10に滑り込んできたのは何と再び濱口竜介監督作品。さっぱりとしたオムニバスかと思いきや要所で猛毒をぶっ込んでくるぞ!
次点 ザ・スーサイド・スクワッド 極悪党集結
サマーフィルムにのって
以上がRadio18sのシネマランキング2021でした。改めてお便りを送ってきていただいたリスナーの皆様ありがとうございました。2022年の年末にはどんなランキングが出来上がるでしょうか。
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