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「民間学童」って知ってますか?

皆さん初めまして。記事に興味を持ってくださりありがとうございます。
私は、群馬県高崎市で民間学童を経営しています。
今回は学童とは、どのような所なのかについて書いていきます。

「学童」とは、小学生が放課後に宿題をしたり、遊んだりして保護者が仕事から帰ってくるのを待つ場所です。
具体的に何をして過ごすかは人それぞれで、宿題、読書、スポーツ、音楽など
出来るもの全ての中から選び、1日1日を過ごして行く場所です。
すなわち、「置かれた環境」、「与えられる設備」によって、時間の使い方が大きく変わってしまいます。

公営? 民間?この違いってなに?

学童には運営形態がいくつかあります。
1. 公設公営
2.公設民営
3.民設民営

一般的に学校の敷地内にあるものは、公営にあたる1か2です。
役所が建てた建物で、地域の運営委員会が運営を行う形態。
民間というのは、3.民設民営です。
単純に言えば、民間の企業が運営しているか、地域の人が代表となって
運営しているかの差です。
*現在、公設の学童が問題となっています。

なぜこのような実態が解消されない?


私がいる高崎市では「4年生の壁」などと言われています。
数年前に保育園の待機児童は問題化されましたが、
学童の場合は、学年が上がればお留守番ができますよね?って
弾き出すので、「待機児童」として扱われないのです。

各市町村で対応は異なりますが、
高崎市には「地域で子どもを育てる」という考えがあるからみたいです。
例え地域で抱えきれなくて、待機児童を出したとしても、助けは求めない。
そういった精神があるようです。
「これって矛盾ですよね?」
困っているのは、小学生の保護者で、犠牲になるのは子どもたちです。

民間学童に通う子供たち

「radical放課後児童クラブ」で預かっている子供たちは、
ほぼ全員が、1度は公設の学童に入所、または申し込みしています。
現在1〜5年生がいますが、大きい学年の子は学年で追い出された、
小さい学年の子は審査に落ちて入れなかったという理由です。
学年が大きくなって留守番ができるようになったとしても、
家で1人でゲームして保護者の帰りを待つ生活が良いとは思えません。

みんなで過ごす中で、「自主・自立・協調」が学べると思います。
radical放課後児童クラブは、何でもできる環境作りを目指し、
日々楽しく過ごしています。

https://www.instagram.com/godo_radical
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  放課後児童クラブの様子


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