自分の好きなこと、満たされること、やりたいこと
※今回のnoteには、マタニティフォトの写真がたくさん出てきます。苦手な方はお控えください※
今日は、妊娠36w最終日。
明日からいよいよ臨月…というところまできて、やっと、念願のマタニティフォトを撮りに出かけた。
本当は今月初旬に撮るはずが、先方のお子さまが熱を出してしまったらしく、リスケになり、臨月の前日で、しかも1時間の長距離移動……ということで躊躇する気持ちもあったけど、
ギリギリまで粘って、考えて、
「一生に一度だし、やっぱり撮りたい!」と
決行することにした。
(※もちろん何があっても自己責任で。私は主治医の先生にこれでもか、というくらい相談した)
結果、それがとてもよかった。
とんでもなく、可愛いが詰め込まれた空間。
綺麗にお化粧とヘアセットまでしてもらって、「かわいいー!」と終始誉められながら写真を撮ってもらえる。
「いつ産まれるんですか?」「名前は決めたんですか?」と、キャッキャしながら、女性だけの空間で思いっきり撮影を楽しんだ。
………はぁ。幸福感。なんて楽しいんだろう。
思い返せば、私は妊娠する前、友達とお話をしたり、可愛いものを見たり、写真を撮ってもらったりするのが堪らなく好きだった。
ひとりでどこまでもお出かけできたし、車の運転も苦ではなかった。とにかく美味しいスイーツが100km先にあるから行こう!と言われても、「いいよ!行く行く!!」と駆け出せる人間だったのだ。
ところがどうだろう。
妊娠してからというもの、家から出れない、ひとりで出かけられない、歩くのも苦しくてウィンドウショッピングもできず、毎日家で仕事か、Netflixを見て過ごす毎日。
顔を合わせるのは旦那だけで、たまに友達とお話ししたり、ご飯を一緒に食べたりするのが唯一の楽しみだ。
けれどそれも、綺麗な服を着て、お出かけをして、素敵なものたちを見て……というのとは程遠い。
……あーーーー。私は、こんなにもオシャレが好きで、楽しくて、ワイワイ過ごすことや、写真を撮ってもらえることや、誰かから「可愛い!」って誉めてもらえることや、女の子だけのふわふわした空間や、そういうものを、心から愛してたんだなぁ、と、今日の撮影で思った。
そして、もうそれは自分の中で確立された幸せとしてはあるけれど。
これからの私はきっと、そういう幸せとは違う幸せを手にして歩いていくのだなぁということも、なんとなく感じている自分がいた。
……前回のノートを書いてから、これまで、十月十日、本当に頑張ったなぁと思う。(精神的な部分でも身体的な部分でも)
〝自分で自分を満たす〟という、当たり前なことができる状況ではなかったし、ほんと、生きてるだけで妊婦さんはえらい。笑
でも、今日の体験で、私は私を満たすことをやめてはいけないのだと思ったし、それは、これからも自分の課題になるんだろうな、と思った。
子供ができてからの自分は、当然だけど、今までの生活と全く同じ通りには生きれないと思う。もちろん、可愛いものに触れたり、カフェでおしゃべりしたりもできるだろうけど、気になるのはきっと、可愛いものでも美味しいコーヒーでもなく、自分の子供がそれを食べないか、ひっくり返さないか、こぼさないか、ということになるだろう。
またそれも、きっと幸せと微笑むことができる日もあれば、〝あぁ、あの頃の幸福さが懐かしい〟と、今ここに書き留めたものたちを宝物のように思う日もあるかもしれない。
これからも、私は私を満たしていこう。
何にも代えられない我が子の愛おしさが、きっと私を満たすものになったとしても。
それでも、我が子以外に、私を満たしてくれるものも、ちゃんと握りしめて持っていたい、と。
そんなことを思った1日でした。
p.s
妊婦の皆様、マタニティフォトはとびきり可愛く残すべき!自分へのご褒美!と今日撮影していて思いました。一生の思い出に、ぜひ☺️❤️
あなたがくれたこのサポートで、今日もわたしはこのなんの意味もないかもしれないような文章を、のんびり、きままに書けるのだと思います。ありがとう。