山手線1周

2020/2/3(月)

僕は友達と歩いて山手線を歩いて1周した。
なんでこんなことをしようと思ったのか。
それは学生最後だからという若気の至りかもしれない。
馬鹿なことをしてみたくなったのだ。
もちろんそれだけじゃない、
誰もいない夜の都会を一目みたかったのだ。
誰もいない新宿、渋谷、池袋、東京
普段あんなに人で溢れている東京という街が静まり返る瞬間
それを見てみたかった。
だから僕たちがスタートしたのは、17時から新宿をスタートした。

方面は新宿→池袋→上野→東京→品川→渋谷→新宿というルート
ネット誰かやっていないか調べてみると
同じようなことをしている人がちらほら
調べてみると、
距離は30km弱、歩いて山手線1周するのに12時間ぐらいとの情報が
しかも銭湯に入ったり、ご飯を食べたりとのんびりしてと書いてある
これなら10時間ぐらいで終わる。
正直、余裕だろうと思っていた。

しかし、いざ歩いてみるとまったくそんなことはなかった。
最初は順調に線路沿いを淡々と進んでいく。
池袋についたのが、19時前ぐらいだったろうか。
そこで飯を食べて気合をチャージした。
東京駅までの間は、駅間の距離が短い駅が多いため、
駅につくたびにすこしモチベーションが復活する。
アルバイトや高校がそちらの方面だった関係もあって
馴染みのあった光景が変わっていく懐かしさを覚えながら歩く余裕があった。
しかし、ここからは本当の地獄の始まりだ。
まず、夜ということもあってとても寒いのだ
2月の気温はまだとても冷たく、想像以上に身体を痛めつけていた。
東京駅を出る頃には0時前になっていた。
辺りは暗くなり、気温はみるみる下がっていく。
また、半分歩いたところで足の感覚が麻痺してきた。
歩いているだけなのに、身体中の痛みをかんじ始めた。
フルマラソンを走る人はとんでもないと痛感した瞬間だ。
さらにここから駅間の感覚が遠くなる。
品川あたりに差し掛かった頃には、ひと駅の感覚が30分以上は必ずかかるような感覚だ。
休める場所も深夜ということもあってどこもやっていない。
唯一、2時まで営業していたサイゼリヤですこしだけ休息した。
辛味チキンがあんなにうまいとかんじるのはあの日が最後だろう。
この辺から記憶が曖昧だ。
酔ってるわけではないのに。
疲れて意識が朦朧としている。
こんな経験は正直したことない。
まさに限界突破だ。
ずっと、

疲れた
もう歩けない
あとどのくらい

これしか発していなかったと思う。
原宿のマックがようやく次の休める地点だったが
24時間のマックでも、深夜は持ち帰りしかやっていないらしい。
店内が使えるのは5時にならないと使えないのだ。
店員に頼み込んで、店内で座らせてもらうことを許可してもらい
すぐに気を失ったように寝てしまっていた。
最後は、気合いだけで新宿まで戻ってきた。

言い出したのは僕なわけで
こんなことに付き合わせているのに申し訳ない。
本当によく付き合ってくれたと思う。
感謝しかない。
もう二度とやりたくはない。
だけど新しい駅ができてしまった。

画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像18

画像18

なぜか浜松町の写真がありません。。。
多分この辺りから記憶が怪しいので取り忘れてしまったのかもしれないです。。

画像19

画像20

画像21

画像22

画像23

画像24

画像25

画像26

画像27

画像28


いいなと思ったら応援しよう!