見出し画像

UXデザイナー見習いのmanabie 4 ~エキスパートレビュー3~

みなさん、こんにちは。
MedibaのUXデザイナー見習いのラドクリフです。

さてさて、今回はエキスパートレビュー3回目の学びをシェアしたいと思います。今回は「タスク設定」という点に関して、大きな学びが有りました。

今回のブログの構成
①自身のアウトプット
②UX師匠からのフィードバック
③振り返り:自身のレビュープロセスの改善点
④振り返り:守破離の「守」に立ち戻って新たな学び
⑤NEXT ACTION

今回も、この5つのプロセスでいきたいと思います。

①アウトプット

今回の半構造化インタビューのアウトプットはこちらです!

②フィードバック

これについて、UX師匠・岡さんにもらったフィードバックがこちらです。

◯自身の評価
- 右上のバツを押すことで、現在地情報の利用ができなくなる(有効性)
- 「次へ」よりは許可する、とかのほうが良いのでは?
- 右上のバツはいらない
◯師匠フィードバック
 確かに「×」 いらないかも。次にダイアログで拒否できるし

◯師匠フィードバック
これ何順で何が並んでいるのか?スクショ上からはわからなかった
◯Answer
現在地情報の共有を許可すれば、近辺の約肉特集や都内に詳しいユーザーのbest16など、項目別に表示される。
現在地情報を許可しなければ、位置情報もバラバラのお店についての口コミが並ぶ。

行為目標)店の詳細を把握して欲しい
→把握だけかな?CVは何?

◯自身の評価
店の情報の方では「♡」が「行きたい」の表示だが、メニュー欄ではマイリストで、一貫性がない
◯師匠フィードバック
ごもっとも。ハートはお気に入りのモチーフなので私ならお気に入りで統一しちゃうかも(行きたいって行為と、お気に入り行為がリンクしないならお店詳細の効率問題)
◯その他フィードバック
- タスクが設定されてない。タスクが曖昧だから評価にゴールがないんだ。
- 荷物預けサービスの時は単機能だったのでそれに気がつかなった...
- Rettyで気がついた。(なぜなら何を目的にユーザーが操作しているかわからなかった)
◯これからのレビューへのアドバイス
- タスクを設定する
- 例えば「明日の午後 赤坂近辺で、3人で韓国料理を食べることになった。予算は大体5,000円くらいで個室があったら個室で予約したい」 など


③振り返り:自身のレビュープロセスの改善点

(1)今回、はじめて「そのとおり」という評価を2ついただきました!
いただいたのは

・「✕」マークによって有効性の問題があるという点
・「♡」マークの一貫性のなさからの効率問題がある

ということでした。今後もバンバン、出していきたいです。

(2)「行為目標)店の詳細を把握して欲しい」は本当か?

把握だけかな?CVは何?

確かに、把握するだけでなく、ユーザーにして欲しい行動があると思いました。

このページでしてほしいこと、つまり「CV」は、何らかのボタンを押すことじゃないかと思っています。何らかのボタンとは

・空席を見る
・電話をする
・行きたい
・送る(他者へ共有)

のどれかに対してアクションすることかと思いました。

(3)タスクを設定する
これが、今回一番大きなフィードバックからの学びだったのですが、私は今までエキスパートレビューをしてきた際、タスク設定ということをしてきませんでした。なので、なにか違和感というか「どうしたらエキスパートレビューをしっかり終わりにできるのか」わからず、すすんでいました。

今後は、タスクを設定するということを最初のページで実施し、開始したいと思います。

例えば「明日の午後 赤坂近辺で、3人で韓国料理を食べることになった。予算は大体5,000円くらいで個室があったら個室で予約したい」 など

(まだ、行為目標の設定も得意ではないので、もっともっと思考していきたいです)

④振り返り:守破離の「守」に立ち戻って新たな学び

あらためて、エキスパートレビューの手法に立ち返るため、ユーザービリティエンジニアリングの教科書を見返しました。するとそこには、

探査学習の4ステップの最初「目標設定」

と書かれているだけでなく、認知的ウォークスルーの実施手順の欄において

①「ユーザーの技能や経験の定義」
ユーザーの知識や習熟度によって結果が大きく異なるため、そこを定義する
②「タスクを定義」
アプリ自体を全て評価しようとするのではなく、重要度やプロジェクトの目的に応じて、ある程度タスクを絞り込む

上記をまず行わなければならないと書いていました。しかし、自分は、ペルソナ設定、はしていたものの、背景を書いているだけで、このアプリを使って何をしたいのか、というタスクを設定していませんでした。(だからずっと、ただなんとなく使って評価するのは難しいなあということだったのか)と感じました。

⑤Next Action

今後は

・ペルソナの技能定義を行う
・ペルソナの「タスク設定」を行う
・行為目標を考える際に「CV」を考える

上記3つを頑張っていこうと思いました!
今回はもやもやが解決された気がしており、次回、タスクを設定することで、ヒューリスティック評価がより自身で「何を評価できれば終わりか」を理解しながらできることを自分でも期待しています!

それでは、良い週末を!

ラド


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?