『ヴェノム レッド・ゼア・ビー・カーネイジ』
前作『ヴェノム』の続編となるマーベルのスーパーヒーロー(?)映画、2021年公開アンディ・サーキス監督『ヴェノム レッド・ゼア・ビー・カーネイジ』。
アンディ・サーキス監督は同じくマーベルのシリーズMCU『ブラックパンサー』にユリシーズ・クロウ役を演じている。モーションキャプチャーをやっていることは知っていたが、監督もしているということは初めて知った。
とても面白かった、、、シリアスとアクションとコメディすべてが混ざり合っていい配分だった。シリアスになりすぎないため楽しく見れる作品だ。エディとヴェノムという宿主と寄生者という関係ならではのコメディ要素、まさに夫婦のような掛け合いが話を重くしすぎ無くしている。
上映時間が97分と比較的短く、1つのアクションシーン自体が体感短いため話がダレずに進んだ良い点なのだと思う。最近は100分越えの作品が多く楽しいけど見てて疲れる。その点この作品は難しすぎず楽しめる。
俳句とか和尚とか日本要素が登場してなんだかうれしくなった。
ヴェノムが和尚の言葉として「愛するということは受け入れるということ。欠点さえも」といった内容をエディに話していた。本当にその通りだと思う。ただ同時に、私はこう思う。「ヴェノムくん、本当に人を愛しているときってその欠点さえも魅力的で好きなところになっているんだよ」と。
しかし寄生体のヴェノムから愛することの大切さを学ぶとは思わなんだ。その点でも良い作品だったと思う。
あとすごい話したいたいことが一つあるけど観たら分かるからみんな観て。私は劇場でびっくりしすぎて飛び跳ねそうになりました。
この作品の予告に流れているハリー・ニルソン「One」という曲が印象に残っている、「エディとヴェノムという2つで1つの存在」と「今作について」をうまく表していて、鑑賞後はこの曲をさらに奥深く楽しめる。選曲◎
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