『アオラレ』
2021年公開デリック・ボルデ監督のスリラー映画
煽り運転ダメ絶対。1つのクラクションが起こした口論がとんでもない事態に発展してしまう。
ラッセル・クロウのイカれた演技が鳥肌が立つほど恐ろしい。
日本のタイトルは『アオラレ』と煽り運転という点に着目しているが、原題は『Unhinged』であり、意味は「狂気または精神異常により影響を受ける」だそうだ。男はすべてを失った上、麻薬性の薬を飲みイってしまっていて、狂気に憑りつかれたようだった。原題はより内容をうまく表していると感じる。
予告編たちが面白い↓
「イライラする暇があったら映画の世界に没頭しようぜ!」は草
コロナ禍でイライラが最近募り気味なそこのあなた『アオラレ』どうですか???
予告が面白いがためにコメディ的な要素も少しは含まれてるのかなと思っていたが甘くはなかった。。。ずっと人が死ぬ。。。軽率に人が死ぬ。。。
巻き込み事故で軽率に人が死ぬくせに、亡くなる直前のその人の様子を少し映すから余計に精神がやられる。大抵のカーアクションで巻き込まれる車に乗っている人たちは映されないからあまり気にならないのだな、、、
~あらすじ~
レイチェルは夫と離婚調停中、美容院の仕事もうまくいってない。レイチェルは15歳になる息子カイルと居候の弟のフレッド、その恋人メアリーで暮らしていた。ある日、寝坊してしまったレイチェルはいつものように息子を学校に送りに車に乗り込む。その日は道が渋滞しており、ただただ時間だけが過ぎていく。急いでいたレイチェルは混んでいたフリーウェイを降り、下道へ、、、降りた先の道では信号が青になっているのにも関わらず進もうとしない車が目の前に、、、急いでいるレイチェルはイライラしながらクラクションを鳴らす。結局発進しない車を追い抜かしたのだが、その車が後ろから追いかけてきて逆ギレ。それに対して冷たい対応をとってしまったレイチェル。この判断がとんでもない恐怖を呼び起こす。
【教訓】
・煽り運転ダメ絶対
・自分に非がなくても謝ってすますという術を持とう
・スマホにロックはかけよう
©KADOKAWA
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以下ネタバレ注意
「これがあなたへの『礼儀』よ」でぶっ刺すのは笑った。
車と人が多すぎるのよとかサノスみたいな発言をしてた
分かりやすい伏線だったがしっかりと合わせて回収していたのは高評価。