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『メリー・ポピンズ』

1964年公開ロバート・スティーヴンソン監督(実写)、ハミルトン・S・ラスク監督(アニメ)の『メリー・ポピンズ』。

制作をウォルト・ディズニーが務め、1964年の最高興行収入を記録した実写とアニメーションが融合したミュージカルファンタジー映画だ。アカデミー賞で13部門も受賞しているとのことが驚き。

実写とアニメの融合さが全く違和感がない。絵の中に入ったときのアニメの動物と触れ合うシーンが一番2つの世界の融合のすばらしさを感じた瞬間であった。どのように撮影しているのだろうというのがとても不思議だった。

ワンフレーズを聞いただけでメリーポピンズの曲であるというのが分かりやすい曲が多い。またそれらの曲は聞いただけでこちらも楽しくなり、自分も一緒に歌いたくなる。特に「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」(長い)は誰もが一度は聞いたことがあり、よくわからないがそれっぽい感じには歌える。こういった思わず口ずさんでしまうというのはミュージカル映画のいいところだと感じる。

よく聞いていたディズニーランドのワールドバザール周辺のBGMがメリーポピンズで流れていた曲であるというのを知った。今まで何気なしに聞いていたがこれからはこの曲を耳にするたびに楽しくなるだろう。

~あらすじ~
ロンドンの桜通りに住むバンクス一家。父のジョージはとても厳しく気難しい銀行家。母のウィニフレッドも女性の参政権運動に参加し、子育てを教育係に任せていた。2人の子供、姉のジェーンと弟のマイケルはいたずら好きで教育係をたびたび困らせていた。そのせいで教育係は次々と辞めていく始末。また新しい教育係を募集するために厳格な条件を色々つけ新聞の広告に載っけることに。ジェーンとマイケルは「親切で面白い教育係希望」という広告をジョージに見せるが意に介さずその広告を暖炉に放り込んでしまう。しかしその広告は唐突に吹いた風で煙突から高く飛び、雲の上にいたメリーポピンズのもとに。広告を見たメリーポピンズは傘を差して空から舞い降りバンクス家のもとに。メリーポピンズとの出会いがバンクス一家の人生を大きく変える。


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