草津町政は引き続き問題を抱えている
こんにちはなのだ。結構前に報道された草津町長へのセクハラ疑惑、進展があったのだ。内容はというとセクハラを訴えた元女性町議が名誉毀損と虚偽告訴で在宅起訴されたというものなのだ。
この報道に対し草津町長は声明を発表、それに伴い過去に草津町長や草津町議会を批判した者に意見を訂正するよう詰め寄るツイートが散見されたのだ。一部の人は意見を訂正したのだ。
フェミイさんはセクハラ疑惑については明言していない
いきなり自己弁護でかっこ悪く見えてしまうと思うのだが、フェミイさんは件のセクハラ疑惑については裁判ではっきりするまではわからないものとしたし、クロありきで草津町を批判してきた人には戒めてきたつもりなのだ。ただそれとは別に草津町議会や草津町の社会による非民主的な運営は批判してきたのだ。次の項目ではそれをおさらいするのだ。
リコールは本来住民の権利である
セクハラ疑惑を主張した新井元議員の自叙伝が出版された時、町議会は名誉毀損であり町民を侮辱するものと除名処分を下したのだ。これに対し群馬県は除名処分を不当とし取り消し処分を下したのだ。当然なのだ、議員の議席というのは民意の一つであり、これを取り上げる除名はよほど反社会的行為をしたりじゃない限りは厳に慎むべきなのだ。
これに対し草津町長と彼を支持する町議はリコール署名を募ったのだ。本来リコールというのは住民が地方政治を監視し、声を反映させるための権利なのだ。この時点ではまだ民事同士の争いだったわけで、町長派が都合の悪い議員を排除するために悪用したと思ってしまうのだ。
百条委員会を設置せず
さらに除名処分前百条委員会も設置してないのだ。本来町政の重大疑惑である町長によるセクハラ疑惑、これを議会として精査せず町長の言い分だけ呑んで新井元議員から議席を取り上げたのはもみ消し体質を強く感じるのだ。なお2021年、町長による公文書偽造がなかったかの百条委が設置されたのは評価してるのだ。でもこれはここまで騒動が大きくならなければ開かれなかったのではないのだ?
リコール投票では街ぐるみでの排斥運動
そして迎えたリコール投票。もちろん個々人はリコールに賛成、反対を表明する権利はあるのだ。でも各地の旅館組合やら駅やらにこんなものが貼られてるのは異常じゃないのだ?
街ぐるみで少数意見をパージしようと訴えてるようでとても気分が悪かったのだ。草津町はほとんどが観光産業に在住してる中業界団体を動員するのは街全体が政治的な集団に思えてしまったのだ。
町長が感情的に新井元議員を消そうとしている
黒岩町長は騒動から感情的な言動が目立つのだ。もちろん本人にしてみれば濡れ衣を着せられたのに、とは思うだろうけど首長として相応しいかは甚だ疑問なのだ。具体的には
セクハラ疑惑については推定無罪だと言うのに新井元議員の在宅起訴については99.9%有罪と非難する
新井元議員のシンパ議員の質問回答が目に見えて雑で怒りを持ったものになっている
批判的立場の人からの取材にヘラヘラ応じる
などのだ。我が党所属の有坂太宏議員はどちらかというと野党的立場なのだが、黒岩町長の答弁はかなり誠実で具体的な対案も提示されていたのだ。それに対し新井元議員シンパの中澤康治議員への回答は「あなた勉強しなさいよ」とか「大きなお世話です」とか。こんなものが平気で議事録に流れてるのだ。いくら係争中とはいえ町政運営に携われるほど中庸だとは到底評価できないのだ。
最後に セクハラ疑惑は裁判が確定するまでわからない
セクハラ疑惑について、新井元議員の在宅起訴を持って意見を取り消した人がいるのだがそれは黒岩町長と同じく「99.9%有罪だから」と思ってないのだ?彼女は確定するまで無罪なのだ。黒岩町長に対し犯人視する言動を訂正するのはいいのだが、彼女を信用したのは間違いだったと意見を曲げるのはどうかと思うのだ。
以上はぐれフェミのアライグマからなのだ
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